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広告主としてのアフィリエイト体験#1 広告主体験談を捜す
  • (2009-11-09 15:25:10)
広告主によるアフィリエイトの記事やレビューや評価を捜すものの・・・

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インターネット・アフィリエイト・プログラの起源は詳しい経緯は不明だが、いくつかのサイトに記載されているエピソードによると、概ねこのような感じ。Amazonのアソシエイト・プログラムは1996年、Amazonの創業者ジェフ・ペゾス氏が、パーティ会場で離知り合った女性との会話から思いついた。

離婚に関する情報サイトを運営していたその女性は集客力があり、またそのWEBサイトで紹介する離婚に関する書籍が売れていく事実からAmazonでの本の販売協力を申し出たことがきっかけとされる。

Amazonのアフィリエイト・プログラム(Amazonでは「アソシエイト・プログラム」と呼ぶ)のこの有名なエピソードを読んで以来、アフィリエイトの有効性についてなんとなく気になっていた。

販売協力を行うことで報酬(コミッション)を得る考え方それ自体は素朴で自然発生的なアイデア。アメリカはマーケティング文化と技術が進んでいるためアイデアはすぐに大規模システムとして生まれ変わる。行きすぎるとマルチ商法的な派生バージョンも散見される。

日本でも、たとえば大手化粧品会社さんも昔は全国津々浦々、系列代理店網を構築し一般個人に近い人々による一般個人宅による店舗販売や訪問販売で販売協力に組み込むという体制を築いた時代もあった(現在でも残っているが下火か)。これも一般個人によるアフィリエイトではなかろうか。

アフィリエイトはどんな国の人々にとっても自然で成立可能なビジネススキームでビジネスアライアンスと思う。

現在のインターネット・アフィリエイト・プログラムを考案した人が特定されているのかどうか知らないが(ジェフ・ペゾス氏だろうか?)、その人が存在しなかったとしても、早かれ遅かれ、誰かが思いつき、システム化され、そしてコンピュータプログラムに落とされた事だろう。

そんな気になっていたアフィリエイトに対して、実際のところどんなもんなのか調べてみた。

「アフィリエイト 実際」「アフィリエイト ホント」「アフィリエイト 体験」・・・

と検索してみると出るわ出るわ、山のように出てくる。しかし、多くはアフィリエイターサイドの記事で、アフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP、アフィリエイトサービス会社)やアフィリエイター向けの広告や比較サイト・ノウハウ集・情報商材。

検索の仕方が悪かったのか、私の検索では広告主側の広告主視点による記事や体験談はほぼ捜せなかった。

考えてみれば、広告主はだいたい企業で、企業サイドの人間が「当社が実施したアフィリエイト・プログラムはこんな感じでだった」と内情を暴露するには倫理規定や会社の許可がいるだろうし、そもそも企業にとってメリットのない無意味なことだから少ないのは当然か。

この記事は自社のアフィリエイト失敗とその分析を記録するために書いている。そして、広告主としてアフィリエイト・プログラムを検討中の中小企業や個人事業・個人商店、個人の方の参考になればという思いで書いている。

参考にしてもらえる人がいれば自社だけのレポートで終わるより励みになる。

(続く・・・)

この記事は#1

広告主としてのアフィリエイト体験レポート#14 オプションサービス

広告主としてのアフィリエイト体験レポート#13 技術的な仕組み

広告主としてのアフィリエイト体験レポート#12 厳しい現実

広告主としてのアフィリエイト体験レポート#11 集客力と販売力の現実

広告主としてのアフィリエイト体験レポート#10 非オーガニックリンク

広告主としてのアフィリエイト体験レポート#9 リスティング広告

広告主としてのアフィリエイト体験レポート#8 広告バナーだけで

広告主としてのアフィリエイト体験レポート#7 Google Analytics

広告主としてのアフィリエイト体験レポート#6 順調でない売上

広告主としてのアフィリエイト体験レポート#5 順調な提携

広告主としてのアフィリエイト体験レポート#4 選ばれる立場

広告主としてのアフィリエイト体験レポート#3 直リンクじゃない?

広告主としてのアフィリエイト体験レポート#2 ASPに資料請求

広告主としてのアフィリエイト体験レポート#1 広告主体験談を捜す






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ACCESSのテーブル名とクエリー名、ネーミングの法則
  • (2009-11-04 05:49:32)
私のAccessは現在、変なテーブル名とクエリー名であふれています

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データベースのテーブル名について、思いつくままに付けていく。

次第に複雑なテーブル構成になっていくと一貫性のないネーミングに混乱する。関連性のないテーブル名が散在している。グルーピング化もされていない。

同様にクエリー名もどろどろ。

ネーミングは後から変更しにくい典型的な決定事項。

日常生活でも「氏名」や「土地名」はいんたん決めたら、すべての情報の基礎となる。

仮に「東京」という地名をいまから変えるとしたら、国民生活に影響を与え日本国の経済に変動をもたらすほどのインパクトがある。インパクトの大きさは[そのネーミングを使用している人の人数] x [そのネーミングを含む情報]

私のAccessは現在、変なテーブル名とクエリー名であふれており、どのテーブル名やクエリー名が、どのVBAの中で使用されているかさえよく把握できない。一度すべてリセット・整理したいと思いつつ数年。

こんな失敗を繰り返す内にネーミングには慎重になりはじめている。

私が好きな規則の一つがこれ。

「固有名詞+数字」

ネーミングの性質と連続性・一貫性・経時変化が端的に表現できる。よくある「新+名詞」は「ニューヨーク」は例外的な成功例としても、多くの場合、「ニュー」の時代はそのうち終わるから後で苦しくなるし、「ニュー」では次がでない。

なお「固有名詞」はインターネット時代の検索を意識した対策。状況に応じて「普通名詞」がよい。

あと、これはデジタル表現の世界でしか通用しないが「エイリアス方式」は優れている。エイリアス(別名)で参照元やリダイレクト先を変更することでネーミングに柔軟性を与える。

リアルな世界では「東京」は長い歳月「東京」でないと人々の生活に混乱を来すが、コンピュータのプログラムやハイパーテキストなどでは変数名やエイリアスが一定であれば、ネーミングは後日変更可能。

ACCESSではテーブル名にエイリアスが設定可能らしい。

クエリでテーブルの別名を作成

今さら目先、こんな技で自分のACCESSに手を入れても意味がないだろう。

【反省:】

・最初の設計:ネーミングは最初の計画性と設計が重要(それがすべて)

・エイリアス:エイリアスが使用可能なら採用

・名詞+数字:「名詞+数字」で同じ種類のテーブルの連続性を維持

・グルーピング:テーブル名でソートした際、似た内容のテーブルがグループ化する

・リセット:それでも全部やり直すときが来る






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順々に壊れていく設備と機材
  • (2009-11-03 11:08:47)
時間的・金銭的コストが「安定して」発生するビジネスオペレーション

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ここ数日、プリンタの調子が悪い。昨日も1時間、プリンタをバラしてドラムやトナー周りを眺め掃除して再テストして・・・と繰り返した。ドラムの感光部を指先で触れたのが印字面の汚れの原因なのか?

昔から「忙しいときに限ってプリンタは調子が悪くなる」。たとえば外出直前、顧客提出用の資料を一枚打ち出すだけなのに、そんな時に限ってジャムる。

伝票打ち出し用に数台のプリンタを使用している。場所をとるので本当は1台で済めばよいが、サイズが違う用紙の出し入れが大変だったり、バックアップの意味で同じメーカーの同じ機種を並べ、さらにコンビニ用紙と郵便振替用紙用のプリンタはコンビニ各社と日本郵便のスキャナー(バーコードリーダ)に合う機種が要求されており、こらも別途。

それぞれのプリンターはトナーがなくなるごとに交換。ドラムが寿命になったり、故障したりと複数台あると、消耗品の交換頻度こそ低いがが、けっきょく順々にどれかが調子が悪くなったり壊れたりと案外、時間的・金銭的コストが「安定して」発生していることに気づかされる。

プリンターだけの話ではなく、オフィス全体、システム全体、ファシリティ全体における設備や機材のメンテナンスを考えると、常に「安定して」時間的・金銭的コストが発生している。

仮に費用のことは「必要な固定費としてあきらめる」として(実際はそうはいかない)、すべて機材や設備に関して各ベンダーとメンテナンス契約を締結して、不具合にはすべてその分野のプロである業者に面倒を見てもらうとしたら?

・・・それでもメンテナンス契約のための折衝や管理業務はそれなりに煩わしいし、また故障時メンテナンスを依頼する手間もそれなりに発生する。立ち会いや故障状況の説明や復旧後のテストも発生する。

(それに、あまりにも営業熱心なベンダーといったん関係ができると激しい営業攻勢を受け、ビジネスの影響は案外大きい。矢継ぎ早にかけてくる電話対応だけでも負担だが、無意味に訪問したがる彼らのスタイルにはほとほと呆れる)

これはどこにでもある小さな事務所の話だが、特殊な設備を要する工場に至っては建物全体が設備の塊であり、多種多様なメーカーの機材と製品で埋め尽くされている。そして、「常にどれかが・何かが不具合を起こしている」もの。昨日はベルトコンベアが、きょうはボイラーが、明日は空調設備が、次は冷蔵庫が、次は・・・

提携工場の工場長は製品製造という本来の仕事よりも設備の維持により時間と体力を消耗しているのではないかと心配になる。

大手の企業さんが生産現場の設備維持・環境維持のためにどのようなノウハウでコスト配分やリソース配分を采配されているのか知りたい。アメリカの大企業さんならおそらく得意の理論化で、ROIやROAのような会計上の指標を設定しているかもしれない。

現状はシステムの単純化と部品数(設備や機材数と種類)を極力少なくすることしか思いつかない。






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受注ソフトの自動起動と自動操作
  • (2009-10-27 05:27:10)
毎日一定の時刻に受注ソフトを立ち上げる。これは定型化された業務なので飽きもせず、担当者か私が毎日繰り返している。

それが仕事といえば仕事。

自動化できるものは一つでも二つでも自動化したいと考えが強くなるこの頃、受注ソフトの自動起動と自動操作をさせるようになった。

Windowsにはスケジューラーがあるので起動自体は問題ない。

オートパイロットソフト(自動化ソフト)

操作させるためのソフトはオートパイロットソフトを探す。

MS系列のソフトウェアだと、各アプリケーションソフト間をつなぐOLEという基盤技術があって、各アプリケーションソフトウエアはそのベース上に設計されているのでVBやVBScriptなどで、さまざまな自動化を実現するプログラムが書けるようだ。

私は少しか使えなし経験もほとんどないので実際のところは理解不足だが、Excel上でVBAのプログラムを書いているとMSの各アプリケーションソフトが「地下茎でつながっている」ことを実感し、マイクロソフト社のソフトウェア開発に対する構想の大きさや深さに痛く感動する。

しかし、MS社製以外のソフトウェアは必ずしもそうではないのでキーボード操作やマウス操作をエミュレートするソフトで自動化することになる。

UWSC

ネットで探すといろいろでてくる。その中で、UWSCは完成度の高さに感動した。

レコーダー機能があるので、実際のキーボード操作やマウス操作を覚えてくれて操作内容をテキスト文に落としてくれる。それらはあとで編集することができる。マウスの位置やクリックする時間などもテキストで変更することができる。

UWSCの完成度の高さは準備されたいる関数やコマンドの多さが第一点目。シンプルなスクリプト言語が二点目。

それとたんなるキーボード・マウスの操作情報の収集でなく対象となるアプリケーションのプロパティ情報を収集することだろうか。そのため的はずれなアプリケーションに対して意味のない操作を回避できる。

受注ソフトを起動し一連の操作を巡回しクローズして最後に終了するまでの動作は何とか書き上げた。

一点問題が残った。起動時にいきなり立ち上がるのではなく、「今から起動します!」のようなポップアップメッセージを出して数秒後に立ち上げるイントロにしたかった。

多くの言語同様、MSGBOX(メッセージボックス)コマンドが準備されているが、「OK」「Cancel」かユーザーの入力待ちになってしまう。操作が一定時間なければ「OK」で自動的に進行するようにしたい。

プログラミングになれている人ならすぐに見つけだせると思うが、ヘルプを見てもネットを引いても探し出せなかった。美しくないが、他の自動化ソフトで「一定時間なければ「OK」押す」と同等機能を実現するためだけのスクリプトを入れることにした。

AutoHotKey

それでまたまた自動化ソフを探す。

AutoHotKeyなるソフトウェアを発見。何でもできそうだ。そもそもキーボードの配列をソフト的に変更するキーボード置換ができる。これは今は必要ないが、昔欲しかった。Run、Send、SetTimerなどコマンド類も豊富でわかりやすい。スクリプト言語もこなれていそう。

もっと早く知っていればスタッフの仕事をどれだけ軽減してくれたと思うが、今後勉強して大いに活用させてもらいたい。ライセンスはGPL。

WSH

もう一つ。灯台下暗し。凄いのに今ひとつ話題性がないWSH(Windows Script Host)。

AutoHotKeyでもよかったが、今回はたまたまWSHの方を利用させてもらった。

スケジューラーの下記のvbsファイル(GoodMorning_uwsc.vbs)を登録

Set WSHShell = Wscript.CreateObject("Wscript.Shell")

intMsg = WSHShell.Popup("受注ソフトを5秒後に起動。中止は「Cancel」ボタン", 5, "カウントダウン", vbOKCancel)

If intMsg = vbCancel then

WScript.Quit

End if

WSHShell.Run "C:\GoodMorning_uwsc.exe" '自動操作するexe化したUWSCを起動。






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「消込」ではまる日々
  • (2009-10-25 07:57:55)
企業にとって無駄に負担が大きい「消込」作業

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ビジネスに定型業務は多い。たとえばご入金の確認。通販業務では毎日これをやる専任の人を置いている会社は多い。

銀行振込だったら、インターネットバンキングで入金データをダウンロードし「消込」(入金と売掛金・債権の突合せ処理)を行う。

私は長い間「消込」をいうコトバも作業も知らなかったが、通販ビジネスに関わるようになってはじめて体験した。そして日本の決済システムの惨状を知った。

通帳に記載される内容は

  • 振込日

  • カタカナ氏名

  • 金額

    残念ながら一意でユニークな「取引番号」がない。10ケタ程度の数字でもいいしIDでもいい。何か確実に一意に特定可能な規定定桁数の記号があればいいのだが。

    金額・カタカナ氏名は同姓同名も存在するし、金額も同じ数値が多数あり、どれがどの振込分か特定が案外際どい。しかも手元にある注文伝票に記載されている氏名は漢字。カナカナでやってくる氏名と漢字氏名をシステムでマッチングするにもワンアクション増える。

    氏名も微妙に変化している場合があるし(氏名の入力間違い、旧姓や家族名、濁点があったりなかったり、濁点が別文字になったていたり・・・)、意図的なのか、たんなる間違いなのかわからないが、金額も多少上下することさえある。

    マッチングの不確定さと例外処理の発生で、わずか数十件の入金照合でさえ混乱し無駄に時間と労力が消耗することも多々。毎日数百件の入金照合が必要なら、もはやちょっと専任の担当者がいないと苦しいかもしれない。

    大手通販会社さんなら毎日数千件、数万件の消込をされだろうから、どうされているのか、どんなノウハウがあるのか知りたい。

    扱うモノがお金だけに企業もお客様も正確さを求められるが、カンで「若干数円少ないが、おそらくこのお客様の分」とファジーに判断することなど日常茶飯事。厳しい会社なら電話で顧客に個別問い合わせもなされていることだろう。

    仮にファジーコンピュータがあって、ファジープログラムが適当に判断してくれる凄い時代が来たとしても、おそらく「消込」にはまるで役立たずのはず。

    さらに、今でこそインターネットバンキングも普通ながらが、わずか10年前まではそれすらなかった。オンラインでできなかった頃は担当者が銀行窓口に行ってATMで通帳に記載していたらしい。

    こんな一例に触れると日本の経済力がアジアの小国に次々と凌駕されていこうとする今日の惨状も仕方あるまいと観念しかける。

    入金情報は今となっては氏名(銀行によって全角・半角カタカナ不統一。濁音の扱いも統一されていない模様。初期のイーバンクは漢字氏名入力を認めてくれていた。あれはよかった)の入力を廃止し、それに代えてネットショップが個別に発行する取引ID、たとえば8桁や10桁程度の半角数値を取引情報のベースにし、銀行間のデータを渡しも強制的に半角英数字で統一されれば「消込」作業は安全で確実な自動化できる。

    「消込」の自動化は日本全国の企業に及ぶので経済の効率化も大きいように空想するが、大銀行さんのモンスターバンキングシステムと、銀行間決済システム「全銀システム」はその巨大さ・プレイヤーの多さゆえ、問題は技術的な話ではなく政治的な話だろう。

    これもよくあるニッチもサッチもいかない政治問題と似ているかもしれない。

    消費者に氏名に代えて取引IDの入力を求め常識として定着させることも、そこに到達するまでの文化的な環境整備の負担を考えると銀行さんの腰が引けるのもわかる。

    政治的問題にしても文化的な問題にしても、私たちの日本国はいろいろな分野でシステム全体が斜陽化し始めている印象は拭えない。






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