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スティックPC + テレビでYoutube
  • (2023-04-01 21:15:42)

Amazon Fire Stickは操作性が悪い


数年前にAmazon Fire Stickをはじめて使ったとき、誰が考えついたのか!と素朴に感動した。

Fire StickはAndroidベースのミニPCのようなもの・・

PCのディスプレイとしてテレビを使うシンプルなアイデアに感心した。

それまでPCとテレビは無意識のうちの "別物" だっただけにコロンブスの卵みたいな印象だった。

感動したFire Stickだが、すぐに「だったら、テレビそのものをAndroidベースにしたらいいだろうに」と思うようになった。

実際、そういうテレビがすでに売られていた、そして、去年Androidテレビを購入した。


しかしAndroidテレビは中途半端だった


Fire Stickは外部接続で、Amazon Prime Videなどを見ることに最適化されているので、それらが目的の人にはまだ許せる使い勝手かもしれないが、Youtubeは使いにくかった。

一手間かけて切り替えるようにあえて操作性を悪くしている印象である。

(Prime VideoはYoutubeをライバルと見なしているのか?・・Amazonの器量のなさよ)

私のAndroidテレビはリモコンのワンプッシュボタンで切り替わるのでこの部分はとても便利である。

無用になったFire Stickはそのまま引退となった。

しかし、私のAndroidテレビにはキーボードが付いていおらず、またキーボードを付けることに前向きでもなさそう。リモコンだけで行う操作は遅く不便でかつ制限が多い。

せっかくAndroidテレビなのだから、スマホレベルに使わせてくれればいいのにと残念である。Androidテレビは中途半端と思うようになった。


スティックPC


そのうち、テレビの中にWindows PCを入れたらいいんじゃないの?と感じるようになった。

Windowsアプリがそのまま使えるしPCそのものとしても使える・・と感じるようになって、もしやと思い調べてみると・・

世の中同じような考えの人はいるもので、ずいぶん前からテレビに接続することを想定した「スティックPC」や「ミニPC」が販売されているではないか。

スティックPCを購入してみた。スマホより小さく軽い。CPUはCeleronだが、Youtubeなどを見る程度なら充分な速さである。


「Win PCテレビ」「スマホ テレビ」でいいんじゃない?


スティックPCには今のところ満足しているが、Fire Stickみたいに外付けという点がムダである。

テレビの中にWindowsを入れて、キーボードも付ける・・これが自分にとって現状、一番操作性と利便性が高いテレビである。

Microsoft社に生活情報や個人情報を隅々まで握られるのは悔しいが、これが現状一番便利。

あるいは現行のAndroidテレビをスマホ並の操作性にすれば「PCテレビ」同様使いやすいかもしれない。



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メールサーバ障害 (2023/3/17)
  • (2023-03-18 11:09:51)

午前2時、障害発生


昨日のメールサーバのトラブル記録。ロリポップのメールサーバの1台が午前2から午後1時過ぎまで約12時間ダウンしていた。

このサーバに乗っているユーザー数は不明だが、勝手な憶測で言えば数万ユーザー?

その全員がメールを使えない状態だったと思われる。

メールはビジネスインフラなので業務への影響は大きい。

しかし、午後には復旧してくれたので当社の場合は幸い夕方までにはトラブルの影響は解消した。


直前の「DDoS攻撃」との関係は?


ロリポップの公開情報によると本障害の数時間前に「DDoS攻撃」を受け、ロリポップのほとんどのサービスがダウンしたようだ。

(誰からの、どこの国からのDDoSかなどの情報は一切不明)

ロリポップ全体が止まったかどうかも不明だが、DDoS攻撃アナウンス後、わずか30分後の「0時27分」に復旧アナウンスがでている。

(ただ、その後もDDoS攻撃は継続的に続いている気配・・)

その後、午前「02時21分」にメールサーバー「mail312」にて障害発生。


ハード障害?


「メールサーバ(mail312)が起動できない状態」と書かれているのでハードトラブルかもしれない。時間帯が近いので上の「DDoS攻撃」に関連したものにも思えるが、詳細は不明。


復旧


アナウンスでは「12:00 を目標に」「代替サーバでサービス」再開を目指すとある・・新規にサーバを建てるとなるとハードの問題だろうか?

なお「メールの送信については現在も可能」とあるが、少なくとも自分のメールは送信不可能でだった。SMTPサーバは障害中の「mail312」とは違うはずので、私の操作方法が悪いのかもしれないが、今となっては検証もできない。

そして、結果的に13時頃に復旧した。復旧したのは機能的な部分でメールデータはなくなっていた。


失われたデータ


アナウンスによるとバックアップデータをリストアするとのことで、どこの時点でのバックアップデータなのか不明だが、ある程度戻ってくると期待していた。

しかし、しばらくして受信できたデータは過去数ヶ月分の古いメールデータがまばらに入ってきただけで、ダウンしていた時間帯と昨日分のデータはほぼ消失していた。

(ダウンしていた時間帯とその前日分のデータが一番欲しいデータ)

ダウン時は受信できないから当然存在しないが、場合によってはSMTPサーバのリトライで救済できるメールも理論的にはあるはずだが、当社の場合は完全消失だった。

また、まばらに入ってきた古いデータはなぜまばらなのか不明である。考えられる可能性を考えてみたが、自分の理解を超えていた。

(いつのバックアップだったのか?・・)


教訓:データは失われる


ロリポップさんには長年お世話になっているがメールサーバ障害は何度か経験している。

メールサーバ障害はロリポップに限らずどんな業者でも確実に起きる。

(滅多に起きないが)

データが消失してもビジネスを継続できるだけのデータの多ソース化を検証するよい機会だった。




※下記はロリポップの公開情報:

ロリポップ社の「障害情報


2023/03/17 mail312をご利用中のお客様へ


[2023年3月17日 02時21分 掲載]


現在【mail312】のサーバーにおきまして、サーバーに接続することが出来ない現象が発生しております。


[2023年03月17日 04時08分 更新]


対応が完了いたしました。

■影響時間帯
 2023年03月16日 02時00分 ~ 02時45分
 2023年03月16日 03時13分 ~ 03時25分


[2023年03月17日 04時18分 更新]


サーバーに接続することが出来ない現象が再発しております。


[2023年03月17日 09時07分 更新]


障害によりメールサーバ(mail312)が起動できない状態となっております。
現在、代替サーバでサービスが開始できるように準備を進めており、「3/17 12:00」を目標に、新規メールの受信・POPによる接続ができるよう対応を行っております。

なお、メールの送信については現在も可能な状況です。


[2023年03月17日 11時29分 更新]


■対象サーバー:mail312
■発生時刻:2023年3月17日2時21分~
■影響範囲:POP・IMAP接続(ロリポップ!Webメーラー含む)

※IMAP接続およびロリポップ!Webメーラーについては復旧に数日かかる見込みになっています。

障害の発生中に受信されたメールについては復旧後に順次受信されることになりますが、POP接続の復旧直後はサーバー上のメールデータが未復旧の状態となっています。

障害の発生以前に受信されていたデータは弊社バックアップデータをもとに順次復旧を進めますが、アカウントによっては復旧までに数日かかる場合がございます。


[2023年03月17日 13時13分 更新]


トラブルが発生しているアカウントに対し、POPの接続を復旧いたしました。
ただし、一部のアカウントについては別途対応を継続しているため、現在も復旧ができておりません。

復旧の対象外となるアカウントはメールサーバー番号が【mail333】に変更されております。
メールサーバー番号はユーザー専用ページ上で確認いただけますので、対象のお客様はご確認をお願いいたします。

■【mail333】のお客様
メールサーバー番号が【mail333】となっているお客様については現在POP接続の復旧を急いでおります。

■【mail312】のお客様
メールサーバー番号が【mail312】となっているお客様についてはPOP接続を復旧いたしました。以降メールソフトによるPOP接続が可能になっております。

ただし、現在サーバー上にはメールデータは存在しておらず、弊社側で保持しているバックアップデータをもとにメールデータの復旧作業を進めている状況です。

そのため今回初めてPOP接続をされる場合、メールデータの復旧完了まではサーバー上にメールが存在しないという現象が発生します。

メールデータの復旧についてはアカウントにより異なりますが、数日かかる場合がございます。

また、データの復旧とあわせて、障害発生中に受信されていたメールも順次サーバーへ反映されることになります。


なお、既存の受信メールはメールのバックアップデータが保持された時点に戻るため、メールデータの復旧後も一部のメールがサーバーに反映されない状況となります。

POP接続で未受信のメール、および、IMAP接続・ロリポップ!Webメーラーをご利用の場合の受信トレイ上の一部のメールにおきまして、欠落が発生する可能性がございます。


[2023年03月17日 15時20分 更新]


■【mail312】のお客様
メールサーバー番号が【mail312】となっているお客様については継続してメールデータの復旧作業、およびIMAP接続の復旧に向けて対応を進めております。

■【mail333】のお客様
本障害の発生後にメールサーバー番号が【mail333】へ変更されたアカウントについては現時刻をもって発生していたトラブルが復旧いたしました。
現在はPOP/IMAP接続ともに可能となっており、また障害発生中に受信されたメール含めて、サーバー上のメールについて欠落は発生しない見込みです。


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eMMC が非力すぎて Windows Update が迷惑だった話
  • (2023-03-12 12:45:18)

ASUS X207N


普段は使わないノートPCを、出張前の準備で引っ張り出してきてはまった記録。

ASUS X207N Celeron N3350 1.1GHz、4GMメモリ、32GB eMMC

5~6年前に購入。2万円くらいだったか。出張や外出の時、年に一回使うかどうかという使い方。

安かったから買ったわけで、はじめから性能は期待していなかったが、こうもダメだとすっかり幻滅である。

出張前日、メールや日本語辞書などをセットアップしはじめたら、Win10 Updateが勝手にはじまった。

(いらんでしょう!)と思った。


ディスク容量不足


この製品の記憶媒体は「eMMC 32GB」で、その時点で10GBの空き容量しか残っていない。これであの重いWin10がアップデートできるのかと疑いつつ、やらせていたら、案の定、「ディスク容量が不足です」みたいなメッセージで止まる。

この時点でやめればいいのに「外付けメディアでもOK」みたいなメッセージ内容だったので、16GBのUSBメモリを刺した。一時ファイルなど消したりいろいろしたら、再度動き出したものの1時間後くらいに同じ容量不足みたいなメッセージで再度止まった。


外付けのUSBでやれるの?


外付けのUSBメモリに書き込んでほしいのだが、「Windows Update」にはそういう設定がないようで、何のために外付け媒体でもOKみたいなメッセージがでるのか?とも思った。

試行錯誤してこのチャレンジをクリアしようなんていう情熱は私にはない。そこまでUpdateしたいわけでない私にはたんに面倒である。

数時間もUpdateに付き合ってとうとう断念した。心の底から迷惑な「Windows Update」だった。というよりこのノートPCの仕様がそもそも「Windows Update」を想定していないのだろう。


「Windows Update」サービスの無効化


コンパネのサービスから「Windows Update」を「停止」「無効」にして、これ以上自動でUpdateしないようにした。

(こんな設定をしても、いつの間にかはずれていたりする、MS社もあくどいものよ)

32GBしかないのならどうせUpdateできない、メーカーさんは出荷時に「Windows Update」を「停止」「無効」にしておくべきだだろう。無効化しないのなら64GBくらい積んでおくべきである。


今後、eMMCには近寄らない


eMMCとはPCの製品価格を表面上安く見せるためだけのアイデアであり仕様に見える。

eMMCは直付けで、SATAインタフェースでもないらしのでSSDに交換することもできない。

今後eMMCには近寄らないようにしたい。


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古いPerlプログラムではまる ( jcode.pl )
  • (2023-02-24 16:39:05)

昔のCGIを引っ張り出す


昔、2000年代に公開されていたあるPerlプログラムを久しぶりに使うことになり、再度サーバにアップしてブラウザでアクセスすると「ファイルがありません」という内容のエラーとなった。

久しぶりに試すと動作しない。


CGIのトラブル対応


といえば・・

(1) perlのパス? → #!/usr/local/bin/perl でよい?
(2) 文字コード? → Shift-JIS、UTF-8?
(3) パーミッション? → 700、704、705、755?

・パス問題?
ロリポップのPerlバージョンを調べるために、sshでログインして「perl -v」で調べるとバージョンは「5.30」だった。
ロリポップの説明では「#!/usr/local/bin/perl」でよい。
ちなみに「#!/usr/bin/perl」とすればバージョン「5.16」が使用される、こちらでもOKのはず。
最近Perlはバージョン「7」らしいが、「5」代で問題ないはず。

・文字コード問題?
cgiファイルは「Shift-JIS」で書かれている。
UTF-8にしたところで、動作しないと思うが、念のため書き換えてみたが、こちらも変化なし。

・パーミッション問題?
パーミッションもいろいろ試したが、関係なさそう。

・test.cgi
はたと「そもそもPerl動いている?」と疑問がわき、簡単なPerlプログラムとして「test.cgi」を作成しアップして動作させるとOK、Perlは正常に動作していることを確認した。

・・2時間くらいはまりまくり、この日は断念し、翌日再度試した。


トラブル原因を発見


sshでロリポップサイトにログインしてコンソールからPerlプログラムを起動してみた:

「./test.cgi」 → OK。ブラウザで見てもOKだし、コンソールから起動してもhtmlソースをはき出すのでOK。

そこで、問題のPerlプログラムをコンソールから叩くと下記エラーメッセージがでた:

Can't use 'defined(%hash)' (Maybe you should just omit the defined()?) at ./jcode.pl line 684.

おお~これは・・「jcode.pl」に問題があるとか言ってるぞ・・これはいつか体験したことがあるな~と古い記録を調べたらあった:ロリポップ:ハイスピードへ移行実施


「jcode.pl」問題


「jcode.pl」が、Perl5.3に対応していないようだ。

jcode.pl の682行目辺りのコードを次のように修正する:

684行目から「 defined」をトル
(修正前) &init_z2h_euc unless defined %z2h_euc;
(修正後) &init_z2h_euc unless %z2h_euc;

693行目から「 defined」をトル
(修正前) &init_z2h_sjis unless defined %z2h_sjis;
(修正後) &init_z2h_sjis unless %z2h_sjis;

このわずか2行の修正で動く。


「jacode.pl」で uft-8 が使える


jcode.plの修正でいちおう動作するが「jacode.pl」も試してみた。

jacode.plはjcode.plの後継ライブラリの一つでこちらも動作する、しかも、uft-8をサポートしなかったjcode.plに対してサポートする。

今まで、PerlのフォームメールCGIを使うとき、htmlページも「Shift_JIS」にしていたが、今後は「uft-8」で統一できることが嬉しい。


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( Celeron G3930 ) 対 ( i5 7500 ) 体感比較テスト
  • (2023-02-23 11:16:29)

Dell 3050の買い足し


社内のDellの一台が壊れたようでリブートを繰り返す。

Optiplex OptiPlex 3050

原因はマザーボードかCPUか、メモリか、SSDか・・たぶん、マザーボードと思うが・・

原因の切分けをやると深みにはまるので、こういう場合は潔く買い直す方が良い。

それで中古の3050をオークションで買い、CPUとSSDだけ載せ替えることにした。

そして来たのが「Celeron G3930」の3050。

CPUとSSDは載せ替える予定だが、久しぶりにCeleron を手に入れたので、欲が出て i5 と体感速度の違いを試しみたくなった。

CPU間のPassMarkスコアやCore数、Thread数は下記のようになっている:

PassMarkCoreThreadTDPHz
Celeron G393022982251W2.9GHz
Core i3 710043662451W3.9GHz
Core i5 750062104465W3.4GHz


起動時間とデータベースの起動、およびDB検索で比較テスト行う:

G3930i5 7500
PC起動時間22秒~33秒20秒~35秒
DB起動時間4秒3秒~4秒
DB検索 (*1)3秒2秒
(*1):20万件の住所録から「沖縄」が含まれるレコードの抽出


「G3930 対 i5 7500」ではコア数・スレッド数ともに2倍の差があるが、OS起動やデータベース検索にはほとんど差がない。

若干G3930が遅いが、推定消費電力は 20% も低い。

他のアプリ、ブラウザやExcelなども起動してみたが、Celeron G3930 でもストレスなく動作する。

PassMarkでは i5 とは3倍もの差があるのに単体アプリではたいした体感差はない。

( Celeronも速くなったものである )

たぶん、同時に多数のアプリを起動し多重プロセスが走るような使い方では大きな差が出るだろう。

しかし、平均的なビジネス用途では今時の Celeron でも問題なさそう。

当社の場合、データベースの検索は業務用は1秒でも速いほうが良いので、Celeronよりi5やi3がいいが、自分のPCではデータベースは使わないし多重にアプリを起動させることもあまりないので、Celeron 3930 でも全然問題ない。

むしろ、周波数が低く発熱が少ない分、長時間PCを使う自分には Celeron は快適かもしれない。


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