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便利なソフト:テキストファイル連結ソフト
  • (2009-12-08 07:08:06)
結合順の設定が可能なところがグッド

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お客様のメッセージ・投稿などは個別の小さなhtmlファイル(テキストファイル)にして管理してきたが、件数が数百件を越えるあたりから次第に悩ましくなってきた。

各テキストファイルのサイズこそ、数Kiloだが、数量が多くなると転送時間もコピー時間も余分なオーバーヘッドだらけになる。

ヘッダーやフッターなどまとめて編集する際も「複数ファイル編集ソフト」で問題ないが効率化を考えるとワンファイルやデータベースに及ばない。

今後もこのまま増えていくのか?

一つの救世主はSQliteで、もう一つはCMSimple

今のところ、かなりパーフェクトなソリューションに見える。

現在数百件のテキストファイルをSQLiteやCMSimpleに移行中。

数百件のテキストファイルをワンテキストファイルやcsvファイルにしたり、それらを整形の上、バラバラにする操作を繰り返すため、数百件のテキストファイルの結合に最適な連結ソフトを探した。

テキストを連結するテキストファイル結合ソフト



Vectorにはフリーソフトが多数公開されているが、結合順序がバラバラになったり、順序の修正可能な場合でも煩わしいなど柔軟性の点で私の用途にはあまりなじまなった。結合の順番設定が可能なソフトを発見!

tmsCat(ソート降順・昇順その他のソートオプションあり)

packtext(マニュアルで順番の入れ替え可能)

感謝!






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Adwordsを再開 私の落とし物
  • (2009-12-05 06:31:11)
何をいまさら、という自問自答する。2001年か2002年頃だったと思う。友人に連れられてあるプログラマーの会合に行った。月一の会合だったか記憶が定かではないが、独立系のプログラマーが集まって情報交換やテクニカルな議論をしていた。

プログラマーでない私にはハードルが高かったが、そこでGoogleからAdwordsというサービスがリリースされたという情報が披露され、彼ら独立系のプログラマーにとって、Adwordsは仕事を探すツールとして使えるのではないか、と盛り上がっていた。また、実際Adwordsを試した人からのプレゼンテーションも行われていた。

私は会合に2回ほど参加したもののそれきりである。

その後、Adwordsは異様な盛り上がりで日本のビジネスを変革していった。特に知名度や認知度が不足する中小企業や地方の企業にとっては救世主的なツールとしてプレゼンスを確立した。

毎年ある時期にあるキーワードで広告を出稿する程度でAdwordsを使用させてもらっているが、Adwordsの本当の意味や可能性を理解できず積極的に利用しなかった理由は今となっては茫洋として思い出せない。

毎日の「リアルな作業」(リアルな雑用)の忙しさにかまけて放置してきたことが実際のところ。

(思えば、大企業さんのように多種多様な人材がいて切磋琢磨している環境と比較すると、当社は自由だが刺激が足りない気がする。多くのもを見落として時間ばかりが経過していく)

Adwordsの可能性やポテンシャルなパワーを理解していないことが一番大きな原因だろう。

はからずもAdwordsの可能性を理解させてくれる事件が起きた。今年実施したアフィリエイトプログラム。

スーパーアフィリエイター達がAdwordsで稼ぐ姿を目撃し、軽いカルチャーショックを受けた。当社のアフィリエイトは半年間のトライアル自体結果的に失敗したが、刺激を受けた。ビジネスのヒントも授かった。

「資金力に乏しい中小企業に最適なプロモーション手法とは実はアフィリエイトではなくAdwordsでないのか?」という疑問を抱き始めた。

古いアカウントを引っ張り出して、今年はじめてログイン。

今まで何となく避けていたAdwords「ヘルプ」をはじめてまともに読む。これまでテキトーに流してきた知らない用語や理解不足の考え方(「キャンペーン」「広告グループ」「広告」など)を熟読する。

私は「品質スコア」に対する考え方をまるで理解していないことを知る。

「消費者とGoogleと広告主」の相互の双方的な利益関係について、Google社にはシンプルで明快な基本的スタンスと考え方が策定されており、Google社が提供するすべてのシステムやプログラムがその思想を反映するよう設計されているように見える。

(※これこそがブランドだ)

考え方を明示し、ツールと環境を与えるので、自分でやってみよ、と言われているようでもある。AdwordsのヘルプやAdwordsに関する記事を読めば読むほど、米国の大学のセミナーのような香りさえ漂う。

極端に劣化している当社の「品質スコア」をどうやって改善するか、チャレンジすることは拒まないと宣言されているようでもある。

Googleが日本で生まれなかったことが残念でたまらない。

また、私の無策ゆえ当社の発展が遅れていることも心が痛む。






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セキュリティソフトの誤検知問題
  • (2009-12-04 05:47:47)
ブランドが一瞬で傷つく瞬間

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様々なセキュリティソフトを使用してきたが、どれも重いことが難点。

そんな中、avast!、AVG、Aviraの無料版製品の軽さは感動的ですらある。その分、力不足の部分があるのだろう。実際、フリーのセキュリティソフトに対して酷評する人もいるので心配になるが、かとって重要性が低くある程度覚悟のできてるPCでは使い勝手がうれしい。

自宅のPCにはあるフリーバージョンを利用させてもらっている。感謝あるのみである。

ところが、セキュリティソフトが昨日誤動作していた。数種類のプログラムに対して「トロイの木馬Win32:Delf-MZG[Tri]」として検知。

「あれ?侵入されたか」

と意表を突かれるが、でもトロイの木馬と検出されたソフトはVectorでも人気のXTMemo.exeという実績のあるプログラム。このソフトの本体プログラムがウィルスやマルウェアに感染されることはあるのだろうか。

感染はPC内に悪意あるプログラムが進入すること。今まで動いていたプログラムが変質することはなかろう。ひょっとしたら本来のプログラムを削除し入れ替わるという荒技ならないこともないが、それでは侵入者の意図がわからない。

なーんかおかしいな、とクリクリやっているうちに起動プログラム検知ソフトや自動操縦ソフトなどそのセキュリティソフトによって次々に「トロイの木馬Win32:Delf-MZG[Tri]」が発見され、次々と殺してくれた。

疑惑が深まる。ネットを引く。やはり誤検出・誤動作でだった。

「誤検知する問題が一時発生」

ここで考えさせられたことは「一時発生」の点。

どれくらいの時間トラブルが発生していたのか、私にはわからないが、私の使用頻度では半日〜24時間程度の不具合だったのではなかろうか。無料でお世話になっており、何ら不平を言う立場ではない。

バグはすぐにフィックスされ自動更新されている。本件はすでに終了済みで、メーカーの対応の早さに感謝さえしている。

ところが、ネットを検索すると誤検知問題を取り上げる掲示板やブログなどが散見され厳しい意見も多い。

ソフトウェアのディストリビューションはワールドワイドに短時間で可能になったが、ウワサはリアルタイムにワールドワイド。かつ「おもしろく・おかしく・本物らしく」増殖しやすい。Twitterのようなリアルタイムベースのコミュニケーションツールの普及はさらに拍車を掛ける。

これらは場合によっては一企業に、一瞬で致命傷を与え、最悪息の根を止めるリスクさえあることがわかる。ブランドのリスクについて考えさせられた。






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ECシステム構築の心がけ・・・時間を掛けすぎない
  • (2009-12-02 05:15:14)
一点集中作業に足をすくわれる未熟さ

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LPOページを制作中。ページ内にVOICEコーナーを入れることにした。ところが、リンク先のVOICEページは最近機能していない。システムが古く対策を打ちたいと思いつつ1年以上。

抜本的かつ長期的使用に耐えるシステムへと改善したいとあるブログサービス会社の有料ブログをVOICEページにするアイデアを思いつく。表示方法や投稿方法、検索方法などある程度の機能を見て回ると「これは使える!」と喜んでいた。

そこで日曜日に400件のVOICE記事をまるまる乗せ変える作業を実施。予定作業時間3時間。テキストのコピー&ペイストだから問題なかろうと踏んでいたが、やり出すといろいろ問題が出てくる。

・リモートページからの検索ができない

当社のページにデフォルトの初期ワードを入れた「検索窓」を設けたいが検索できない。どうも文字コード(EUC-JP、Shift_JIS、UTF-8)の違いが原因で検索プログラムにpostされる際、日本語のエンコードが正しくされないためのようである。

・ブログ内検索の検索機能が弱い

検索機能はワンワード検索のみで「OR検索」ができない。同じ製品名でもいろいろ打ち込む(カタカナ・ひらがな・俗称・英語)人がいるのでこれは痛い。ブログ内検索って、人気ないんか、この仕様はあまり理解できないが仕方ない。他社様のサービス内容。OR検索のロジックを追加するようリクエストは出せても決定権ははない。

・日付表示

ブログには必須の機能でリアルタイムの投稿はデフォルトで問題ないが、昔の記事の投稿は困りもの。運良く投稿の際に日時指定が可能な仕様になっていたが、しかし、400件もの記事をすべて手作業で指定する気力はない。1テキストファイル上で作業しインポート・エクスポートする方法なら多少楽だが、他社システムだけに、この例のように今後の様々な変更や要求に対して柔軟性が乏しいかも。

長期的に考えると安易に他社の汎用的なブログサービスを土台にシステムを組むと「将来発生する可能性がある様々な変更や要求に対して柔軟性が乏しい」可能性がある。そこを充分理解した上で賢く利用したい。

こんなわけで、1件の移設もできずに日曜日は無駄に日が暮れた。長期的な方針に関して一定の教訓を得たことはよいことかもしれないが、しかし、未熟である。

先日はPCの移設作業でまるまる3日を無駄に過ごした。心が痛む。ビジネスは進まない。

いつも同じ図式だ。

「要望が出てくる」->

 「調査する」->「計画する」->

  「実施する」->「問題発生でコケる」!

単純に考えれば調査不足、調査の詰めの甘さは明白。今回の例も調査段階の甘さ。しかし、完璧な下調べを行おうとすれば、時間が。調べものには時間がかかる。調査の効率化はまた別のテーマ。

現状、ある程度見込んだらとにかくやってしまった方が早いことも事実。問題点ははまったときの対応。生理的に熱くなり一点集中作業に突入する性格が禍している。一点集中作業にはまると先に進めなくなる。






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悲壮感漂う日本のパソコンメーカー
  • (2009-12-01 05:20:14)
先日、PCバッグを買うために電気量販店内をうろついていたときの店内アナウンス。

「Windows7発売!XP並みに速くなりました。Vistaでイライラだった方、今なら買い換えのチャンス!」

2世代前のOSの実力に戻ったという意味だろうか?妙におかしかった。

IBMを土俵外に押し出し、Windows95でMacintoshを駆逐したあのMicrosoft社だが、かつての偉容は今はあまりない。早くも老いの気配が。

前評判通り、Windows7はすばらしい出来映えに仕上がっているらしい。しかし、もはやソフト界の巨人達のフォーカスは別のところに移っている。IBMのように巨大な収益を産み続ける企業ではあるが、エッジではなくなった。

世界のソフトウェア産業のピークが過ぎたことを意味しているかもしれない。Googleはそれを象徴している。

一方、日本のPCメーカー。OSなし、CPUなし、半導体なし、部品なし、ソフトなし、ソフトウェア開発力に至っては・・・自社商材の対象になる理由はもはや何も残されていない。

唯一残されていた「パソコン組み立て作業」さえ今では中国や東南アジアに移動して久しいが、そこからハイテク技術の逆攻勢を受ける状況。顧客リストもコモディティ化した商品が対象では我らのような中小企業のビジネスといったところか。一部上場様のやるには不似合いだ。

「Windows7効果でPC出荷2割アップ!」という記事がでていた。

喜ばしい書き方がなんとも複雑だ。この売上げは一瞬の現象。ビジネスマンなら喜べない。トヨタが世界一の自動車メーカーにのし上がったとき誰の顔にも笑顔はなかった。

製造業が何か終わりかけている恐ろしい予兆を感じたものだ。

この状況に至ってもまだPCにしがみつく日本家電メーカーの魂胆は測りがたい。人智の理解を超える。日本人社会の怪奇な構造的問題ゆえにニッチもサッチもいかないのか。

黙して死を待とう。

太平洋戦争末期に似てきた。

いや、秘策がある。早めにコケてしまうこと。今の状況は半世紀のうたた寝の結果だから、目覚めざるをえないところまで事が進行すれば案外この国は躍動するかも。






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