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悩ましいCMSの選択#2 情報公開の基本姿勢
  • (2009-12-21 06:04:11)
情報の集積はグラデーション、WEBは2段階式で情報公開がよいのでは?

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自然発生的な情報は時系列で五月雨式にやってくる。疑問だったり、問題点やテーマだったり、そして、それに対する対応策やアイデア、解決策なども時系列で五月雨式に出てくる。

それらの疑問やテーマが一応のフィックス・解決・成就するまでには雑多な情報が入り乱れ氾濫する。最終的に整理された情報になるまでタイムラグがあり、試行錯誤の課程がある。

WEBに掲載する情報はその整理された情報であるべきだが、途中生み出される情報もそれなりに価値がある場合も少なくないしダイナミックでおもしろいことさえある。

それをまったくWEBに採用しないのももったいない。



・時系列で五月雨式に発生する情報の発信には時系列式に積み上がっていくシステムがよい。ブログは理想的なシステム。

・整理された情報は多くの場合、グループ化され階層式・多段階式の情報体系になる。



階層型情報体系にはブログは不向きで、これこそCMSの目指すところ。ということでWEBサイトは下記の2段階のシステム構成にしたいと考えている。



「(五月雨式情報)->無階層のブログシステム」

 +

「(フィックス情報)->階層式WEBシステム」



この2つを同時に満たすシステムとして気になるのが Movable Type。ブログシステムとして生まれたベストセラーは今やWEBサイト構築システム(CMS)へと変貌したというウワサを聞く。

この記事は#2

悩ましいCMSの選択#8 自動車の乗り換え

悩ましいCMSの選択#7 今後の予定

悩ましいCMSの選択#6 選択の分かれ目

悩ましいCMSの選択#5 複雑なWEBサイト制作

悩ましいCMSの選択#4 ブログのイメージ

悩ましいCMSの選択#3 Movable Typeを試す

悩ましいCMSの選択#2 情報公開の基本姿勢

悩ましいCMSの選択#1 URLの変化に苦しむ






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悩ましいCMSの選択#1 URLの変化に苦しむ
  • (2009-12-20 10:45:21)
お気に入りCMSimpleの唯一の弱点、異様に長い意味不明のURL

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CMSなしにはこれからのWEB構築は不可能なように思うが、無償有償を問わずさまざまなCMS製品でこれがベスト!にまだ出会っていない。

現時点でもあまりにも多彩なCMS製品があり、評価さえできない状態。

しかも今後も新しい製品が次々に出て来るであろうし、終わりがなく常に「発展途上」「進行中」という点が楽しくも悩ましい。

現状、WEBサイトをまるまる一つのCMSでリプレイスすることはまったく考えられないが、部分部分でテーマごとに一部のコンテンツをCMS化している。

お気に入りはCMSimple。私にとって最上のCMSだが、どうしても悩ましい点がある。

それは<H>タグの内容をダイナミックにファイル名として生成する点。

・<H>タグの内容を多少なりとも変更や訂正するとファイル名が変化し、よってURLが違ってくる。リンクされている場合、リンク切れとなる。タイトルの微修正など日常茶飯事なだけに問題が大きい。

・<H>タグの内容が日本語の場合、エンコードされ意味不明の極端に長い文字列になる(よってURLも異様に長い。例:?%8E%D0%96%BC%97R%97%88)。

(※英文は「?」「&」「=」などの記号が含まれるのものエンコードされず読みやすい)

最近のGoogleはダイナミックに生成されたURLも読み込んでインデックス化できるそうだが、一般に検索エンジンフレンドリーではない。Yahooは特に嫌っているように見えるし、Googleもやはりインデックスされにくいように感じている。

そもそも誰かにリンクしてもらう際、異様に長いURLでは不安である。URLは短くわかりやすくすきっとありたい。

教訓:社名や住所など基本データは変化しないことがベスト。基本データをベースにしている多くの情報に影響を及ぼす。インターネットの世界ではURLは基本データ。いったん命名されたURLはなるべく変化させないように注意したい。

この記事は#1

悩ましいCMSの選択#8 自動車の乗り換え

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悩ましいCMSの選択#2 情報公開の基本姿勢

悩ましいCMSの選択#1 URLの変化に苦しむ






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Quick.Cms.Liteを試す
  • (2009-12-17 06:02:22)
東欧はしばらくスマートソフトの要注意地帯

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CMSのデータはMySQLやSQLiteなどのデータベースで管理するものが主流だが、小さなコンテンツにはいかんせん大げさすぎる。プレインテキストで管理できるCMSとしてQuick.Cms.Liteを試す。

ポーランドの製品だそうで、東欧から生まれるスマートなソフトウェアは今時の時代の流れのようだ。

Quick.Cmsにはフリーの「Quick.Cms.Lite」のほか、「Quick.Cms」「Quick.Cms.Ext」がある。コンセプトは同じながら機能に差がある。

さて、フリーバージョンで、しかもうれしいことに日本語化されたバージョン(OpenSolution日本ユーザー会)がすでに存在していた。今回は日本語バージョンを試させてもらった。

ダウンロード->解凍->自社WEBサイトにアップロード

これでデモページが動き出す。10分程度の作業。文字通り「QUICK」。

ユーザーが作成するコンテンツは次のテキストファイルに格納される設計となっている:

・コンテンツ本体(本文)の収納ファイル

 /db/pages_ext.php

・ページ構造を記述するファイル

 /db/pages.php

ページの構造や階層、順位を示す記号として「$」が使用されている。

【利点】

・数十ページ程度のWEBページなら、とにかくスピーディに階層的WEBページが作成可能。大機能化しているIBMホームページビルダーで、超簡単なWEBページを制作する人も多いが、超簡単ホームページなら、ホームページビルダーよりこちらの方が楽ではなかろうか。

・htmlを知らなくてもオンラインで管理画面からサイト全体の構造の変更やページの生成・整理が可能なこと。親ページや子ページのひも付け・関連づけなどもグラフィカルに設定できるので初心者におすすめのCMS。

・ブログのような時系列コンテンツでなく整理された階層型コンテンツに向いている。

・ページごとにメタタグの「keywords」「description」を変更できる(CMSとしては珍しい?)のでSEO的に気合いを入れたいユーザーにはグッドなオプション。

・複数言語で展開が前提の設計なので、多数の言語で展開したいサイトのプラットフォームとして有利。

【不便な点】

・ユーザー作成のコンテンツが、コンテンツファイルとページ構造ファイルに分離されている点は柔軟な階層化のために技術的に理解できるが、せっかくのシンプルさが犠牲になっており惜しいようにも思う。

分けるのならSQLiteなどで効率化した方がいいかも。しかし、そもそもノンデータベースがウリにもなっているので悩ましいろこと。好みが分けれよう。

・やはり、現状デザイン・バリエーションに乏しいテンプレートが難点になるだろうか。レイアウトやデザインを変更したいユーザーの最初のハードルを高くしているように感じる。






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sqliteのdbファイルとCMSimpleテキストファイルの相互変換
  • (2009-12-09 07:18:17)
(sqliteのdbファイル)<->(csvファイル)<->(CMSimple用テキストファイル)

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本日やった作業の作業記録

(1)(sqliteのdbファイル) -> (csvファイル) -> (CMSimple用テキストファイル)

・tksqliteでcsv化

・「"」や「,」を「<H2>」や「<--! -->」などのhtmlタグに置換

・ナンバリングは秀丸マクロで行う。(マクロ例)

#i = 1;

gofileend;

while(1){

replaceup "<H2>", "<H2>(" + str(#i) + ")";

if(!result){endmacro;}

#i = #i +1;

}

(2)(CMSimple用テキストファイル) -> (csvファイル) -> (sqliteのdbファイル)

・sqliteのcsvファイルの基本フォーマット:

entry_id,title,description,state,create_on,modify_on

●,タイトル,"本文",ステート,1229737508,1229737578

・<H2>を「●,」で置換。ID部分の生成

・</H2>を「,"」で置換。タイトル部分の終端生成+本文部分の生成

・-->を「",,1229737508,1229737578」で置換。本文部分の終端生成+固定日付生成






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FTPで破壊されるプログラム?
  • (2009-12-08 11:03:27)
現在使用しているFTPソフトでは一度に多くのファイル(サイト丸ごとなど)をFTPで転送する際、どういうわけか途中で頻繁にハングする場合があり、不便を感じていた。

そこで新しいFTPソフトを試している。2chでは一部ボロくそ言われるもののテストする範囲では安定している。完成度が高いように感じる。お試し期間中に購入したい。

数日前、サイト丸ごとこのFTPソフトで転送した。夜間に流して帰宅。何も問題ないように見えたが、昨日あるCGIが動作していないことが判明。

Perlで書かれた小さなプログラムだが、プログラムを起動すると下記のメッセージをはいて止まる。

「jcode.plを呼び出せません」

パーミッションの問題?変更してみおたものの変化なし。他のFTPソフトで転送時モードを明示的に「アスキー転送モード」で動作した。jcode.plが破壊されていたようにも感じるが原因は不明。






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