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「同一マシンで統一」という発想の善し悪し
  • (2011-04-18 09:24:13)

すべて同じ機種で統一することのメリット



社内にあるすべてのPCを「同じメーカーの同じ機種で統一したい」と考えてきた。それが実現したことはないが、同じまたは似たマシンを配備することがポリシー。

PCだけでなく様々な機械・モノが同じ発想で購入・整備。配置されている。複数台必要なモノはなるべく「同じメーカーの同じ機種」が原則で、逆に1つしか必要ないのに、わざわざ同じモノを2つ購入することも多い。

「同じモノの複数購入」のメリットはいろいろある。トラブル時のバックアップだけでなく、正常ならどのような動作をするかという検証にも役立つ。

部品交換のタイムロスを軽減してくれる。ビジネスの拡張時のとりあえずのスケーラビリティになる。

このように、システムの運営体制に余裕があれば緊急時には何かと選択の範囲を広げてくれる。多くの時間と労力を節約してくれるので、そのメリットが強力だ。

同じモノが入手できないリスク



しかし、変化が激しい時代、たとえば、PCなどは数カ月ごとにモデルチェンジが繰り返されている。「これはいいPCだった。同じモノを買いたい」と考えても手に入らないこと多々ある。「同じモノを購入」という行為自体が不可能である。

はじめから複数買えばいいのだが、これは失敗するケースが多い。良いものが良いとわかるにも時間が必要。数週間、数ヶ月、数年。だから評価が定まらない時点で複数台買うと無駄になることも多い。

心の老化に伴う時代遅れに陥るリスク



また、同じ機種でそろえて満足していても、変化が激しい時代ではすぐに新しい状況が出現する。

あるいはすでに現状以上のメリットのある機種が存在するのに、それに気づかないというリスクもある。古い考えや固定観念で後れをとるケースもある。「時代遅れに陥るリスク」といえる。

すべての人が、老化に伴いこの傾向は著しくなる。誰しも避けがたいリスク。

今の時代はすべての事象に対して一期一会のお付き合いと心得たい



変化が激しい時代、変化が激しいモノに対する考え方は一期一会のお付き合いと割り切った方が変化への対応がより柔軟にできるのではなかろうか。

また、そういう時代のそういう対象に対しては「完成形はない」とはっきり自覚しておくべきである。






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デュアルブートのつもりでWin7にXPインストール、ではまる
  • (2011-04-17 12:39:39)
不運なことにWin7上で動かないアプリがある。そこでWin7のPCにXPをインストールすることにした。デュアルブートのつもりだった。

XP以前なら新しいOSをインストールすれば自動的にデュアルブートになってくれたもの。Win7も同じだろうくらいで、何も考えずにいきなりXP注入!

したら、XPだけのマシンになった。

今さらながら調べるとXP->Win7インストールの場合はデュアルブートになるそうだが、その逆は危険とのこと。

なんでも、OSのローダーソフトか、OSローダーの仕組みが、Vistaから互換性ないものに変化したらしい。XPのローダーはNTLDR、Win7のそれはBOOTMGR。なんだ、ネーミングまで変わっているじゃねーかと驚くも、時、すでに遅し。

Win7のBOOTMGRはXPのNTLDRによって上書きされ、Win7が生き返ることはなかった。

しかも、XPにしたはいいが、モニタドライバーが完全ではなくデバイスマネージャーにびっくりマークが立ったまま、実際に今ひとつ調子が悪い(画面遷移がとてもギザギザで遅い)。

今日のポイントは

「何も考えずにいきなり実行」

のリスク。あれこれ考えるより体験する方が早いというのも手ではあるが、・・・

「バカは自分で体験するまで学ばない」

ということわざがあるが、似ている。






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Facebook「いいね」ボタンを押すビジネスはアリ?
  • (2011-04-16 12:41:58)

何度目かの黒船



mixiもFacebookもそれほど魅力は感じないが、Facebookの影響力を考えると無視できない時期に来ている。はっきりいってプレッシャ。

数年前「米国では消費者のFacebook滞在時間がGoogleを超えた」というニュースを読んで「なんかの間違いでは?」と感じた。しかし、考えてみればGoogleはツール。取引先や行楽地にたどり着く交通機関のようなもの。

ディズニーランドで遊ぶのにディズニーランドで過ごす時間より、車や電車に乗っている時間が長いとしたら本末転倒。ネット内での滞在地は多くは目的のサイトや目的の記事で時間を消費するのだから、Googleの滞在時間が長くないのは健全な光景かもしれないと今は思う。

辣腕マーケティング、圧倒的なプレゼンス確立



しかし、インターネットの覇者Googleと比較されることでFacebookの存在感はその記事を読んだ日以来、私の中で、ぐっと上がった。

読者に与えるインパクトがよく計算された秀逸な記事だった。今から考えればFacebook社の広報マンと広告会社が仕掛けた報道だったかも?とさえ感じる。

そして、今年はFacebookの映画が公開されたり、Facebookが中東で国家体制を揺るがす「民主主義インフラ」としてクローズアップされる状況が連続、かつ波状状態で報道されている。これら一連の集中報道でTwitter同様「世界のコミュニケーションインフラ」というイメージが強く印象づけられた。

日本のFacebook浸透期



2011年第一四半期は日本でのFacebookのポジションが急速に確立された時期として記録されるだろうが、この時期に至っても私は数年前に開設したFacebookに再度ログインしてみる気にならなかった。

しかし、ネットビジネスに関係する自分の周辺の人々が何かと「Facebook」を話題にし始めており、ここでもFacebook社のバイラルマーケティングが効を奏する状況が感じられる。

現在の状況は数年前Twitterが盛り上がりを見せていた状況に似たものを感じさせる。

数年前のTwitter普及期を彷彿させる



私が購読している経済関連メルマガではTwitter最盛期の頃「今、Twitterをやっていないヤツは手遅れだ!」と連呼していた評論家や経営コンサルの方々が何人かいたものである。

が、多くは彼ら自身が知らないうちに巧妙なマーケティングに踊らされていた「にわかTwitter信者」で、自ら進んでチェーンメールと似た構造の提灯役者の役割を演じていた。

そういう経営コンサルの人々は今後は「今、Facebookをやっていないヤツは手遅れだ!」と騒ぎ出すに違いない。

バイラルで爆発的に



先日、1年ぶりに取引先の友人が来社した。世間話をしたついでにFacebookの可能性について聞かされた。

自分がアカウント開設した頃とはFacebookが機能的・政治的に様変わりしていることを知る。日常的に使用していない私には具体的にはピンとこないが、とにかく進化が著しいらしい。

インターネット全体をゴッソリ奪取する計画?



話を聞いて「FacebookはAmazonのポジションを狙っているのだろうか?」と質問すると。AmazonはFacebookの中でビジネスをするようになるだろし「インターネット=Facebook」の時代になると言われた。

「インターネット=Facebook」?

彼の意見によると、インターネットでのすべての活動はFacebookから出ることなくFacebook内だけで完結する時代がくるというのが、その趣旨らしい。

また、Facebookの強さの源泉が「いいね!」ボタンであることを教えてくれた。これは同感だ。Googleが技術的に実現できないアルゴリズム、というより「人手による判断や価値感を介在させない」Google社のフィロソフィーに反するアルゴリズムだから。

力の源泉「いいね!」ボタン



「いいね!」ボタンの発想そのものはGoogle以前のインターネットの世界にも見える。Google以前のインターネットと違う点は

・発想そのものをアイコン化し流通可能な形態に落としたこと

・アイコンの配布を国盗りに成功した覇者が行うところ

特に後者の意味は大きい。技術はすぐに追いつくし、そもそも最先端でも何でもない。が、要はこういうソーシャル系のサービスは参加者が多くマーケットシェアがなければ何の意味もない。

周辺産業の育成と掃討作戦、難題も



しかし、「いいね!」ボタンはたやすくカネで売買される「商品」になり得ないだろうか。アイコン化されたものは流通も可能。

商品価値があるし投機の対象にもなる。価値ある貨幣には偽造硬貨や偽造紙幣も出回りやすいように偽造「いいね!」ボタンも流通するだろう。

Google社は商品化した「リンク」の洗浄にリソースを湯水のように注ぐ。それでも、カネで売買される「リンク」問題は解決できない。同様にFacebookは「いいね!」ボタンの洗浄にリソースを投下する運命にあるだろう。

Facebook社は「いいね!ボタン」洗浄作戦と「いいね!ボタン流通業者」掃討作戦を展開する一方で、裏ではFacebook周辺産業育成のため「いいね!ボタン流通業者」を意図的に野放しにすることになると思う。

しかし、絶え間ないゲルマン民族の侵入についに決壊したローマ帝国同様、バランスが壊れる瞬間が訪れ、新しい覇者がまた出現するのかもしれない。

カネで売買される「いいね!」ボタンはあり?



Google対策がカネで売買されるリンクなら、Facebook対策はカネで売買される「いいね!」ボタンという図式はありではなかろうか。

・Google対策はカネで売買される「リンク」。

・Facebook対策はカネで売買される「いいね!」ボタン。

クリックアクション自体がカネとなれば、「相互クリック互助会」の発生も自然なことであり、それがあるなら「いいね!ボタン相互クリック互助会」もあっておかしくない。

それともFacebookの場合は実名ベースなので起こりにくいだろうか?ここが興味がわくところだ。

実名ベースがポイント、日本での普及は?



Facebookは実名ベースだけに「いいね!」ボタンにしろコメントにしろ、軽々しくアクションが起きにくいはだ。とくに日本では。

流動性が極めて高い労働市場を背景とするアメリカでは常に「自分は何をできる」「自分は何をしてきた」など自己アピールすることが当然の文化。自分の考えを公開することにも積極的である。

たとえば、デザイナーやミュージシャン、作家、個人コンサルタントのように固定的・安定的な組織に所蔵せずに生業を立てている人間ならFacebookは強力な営業ツールであり、米国同様利用価値があるため参加者も必然的に多くなると思われる。

しかし、日本では一般に自分の個人情報をパブリックな世間に向けて発信する文化は薄い。評論家などそれを仕事としている人をのぞいて、自分の意見を公開する文化も一般できでない。労働市場の構造が変化しない限りこの文化は継続されるだろう。

「いいね!」ボタンを押す行為は自分の嗜好や意見や価値観をパブリックに公開することであり、米国人と比較すれば「いいね!」ボタンを押してくれる人は圧倒的に少ないはずなので、ビジネスとして押してくれるサービスが、むしろ発展するのではなかろうかとも感じる。

どんなふうにFacebookが日本で展開されていくのか、まったく自分には予想がつかない。

まずはFacebookに再度加入して自分自身をアップデートしよう。

今後のネット対策は「リンク獲得」+「『いいね!』ボタン獲得」



今までネット対策といえばリンク獲得活動だったが、今後は「いいね!」ボタンの押下獲得もネット対策の重要な活動になるだろう。

つまり、「リンク獲得」+「『いいね!』ボタン押下獲得」の2本柱が、今後のネット対策の主流になることは間違いなさそう。

「『いいね!』ボタン押下獲得」をサポートしてくれる会社さんも続々とでてくるだろうし、中には生ぬるいサポートだけでなく、実際にいくらでも押してくる会社さんも多くなるだろう。当然、おカネによるお取り引きとして。






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access商品明細の並べ替え->レポートで
  • (2011-04-12 05:53:23)
注文の商品順はカートの仕様によりランダム。取り込みは注文の順番通りに行われるので、明細の商品順もランダム。

商品棚と注文商品の順番が同じであること



これがピッキングの効率を落とす。商品棚と注文商品の順番が同じであること。

そこで商品番号をキーにフォームやクエリーにてソートさせようとプログラムしたが、あまりうまくいかなかった。

レポートに組み込まれていたソート機能を活用



悩んだ末、意外にも、印刷時の「レポート」にはソート機能が組み込まれていた。凄いぞAccess!といった感じか(それともレポート時のソート機能はデータベースの常識か?)。というわけでチョー簡単なことを発見。数時間の苦労がウソのよう。

明細データのサブレポート1->「詳細」バー右クリック->並べ替え/グループ化->「商品番号」昇順






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Googleプレミアムサポート
  • (2011-04-10 07:01:28)
Google社からの電話がきた。

Adwordsの設定をGoogle社の専任スタッフがやってくれるというもの。月額60万円以上Adwordsへの出稿予算がある企業限定のサービスだそうで、その名は「Googleプレミアムサポート」。


楽天のような営業スタイルに驚く


Googleの目指すビジネスモデルは営業活動も含めすべてがデジタルであること。人の作業が介在しないシステムの構築を理想とする企業と感じていた私には驚きの営業電話だった。

まるで楽天のような泥臭い営業スタイルである。日本では楽天スタイルの方が強いのか?


Adwordsだけに月額60万円の予算は中小企業にはムリだろう


自分にとってAdwords運用のイメージこうだ。一度施策して、試行錯誤を繰り返しながら、そして、社会情勢やトレンドの変化に対応しながら中期長期に運営することがAdwordsのスタイルと思う。

今このときが千載一遇のチャンスなら冒険もありか。しかし、今が平時なら中小期に継続的に確保できる予算ではない。

Adwordsだけで毎月60万円は高い。広告予算全体でも捻出できない。マーケティング主導型ブランドを目指しているならムリしてでも出すことも戦略か。

しかし、当社には無理。数パーセントという製造業の平均的な広告投下予算から大きく逸脱することは現状考えていない。

逆になぜそんな条件で、当社が営業対象になったのか何度か聞いた。営業さんの話では昨年の実績をベースに選定しているとのことだが、当社の場合はせいぜい10万円。

それも休んだり再会したりである。なぜか当社も営業先候補に選ばれたようだ。


プロが施策するAdwordsはどんなものか?


Adwordsは自分でもやってみたが、キーワードの選択は案外奥が深く難しい。Webサイトのテーマになっているキーワードはすぐに思いつくが、コンバージョンに至るキーワードとは必ずしも一致しない。

むしろ、まったく無関係に見えながら高い比率のコンバージョンを作るワードが存在する。それは分析と「ひらめき」でしか探せないものばかりである。どちらも自分には不足しているリソース。

Google社のプロがやるならどんな凄いキーワードを選定してくれるのか?そして、どんな広告テキスを設定するのか?はかなり興味がわいた。

しかし、普通に考えればGoogle社のAdwordsシステムがレコメンドするキーワードをベースに入れてくるに違いない。

そう考えると過剰な期待はできないとも感じた。Adwordsシステムのレコメンデーションは自分にはイマイチだ。


「Googleプレミアムサポート」に対する第三者の感想やレビュー


実際に「Googleプレミアムサポート」を体験した人の体験談や感想などを検索してみたが、企業向けで軽々しく書けないのか、一例も見あたらなかった。

もしくは「Googleプレミアムサポート」があまりにも普通名詞の羅列で、検索されにくく自分が見つけ出せなかったのかもしれない。

あるいは考え過ぎかもしれないが、Google社が意図的にインデックスから外しているかもとあれこれ空想した。


ユーザー追跡型広告「リマーケティング」は強力か?


営業さんのオススメはユーザー追跡型広告「リマーケティング」の実力を実感して欲しいというものだった。

しかし、コンテンツネットワークの広告をクリックする人の姿が自分にはあまりイメージできない。あれをクリックするのはどんなときだろうか?


心が揺れる


ブランド構築を目指して地道な活動をやってきた。しかし、いつまでたっても知名度は上がらず、マーケットでの認知はないままである。一人マーケティング、一人広報にも限界を感じている。

こんな時のGoogle社からのお誘い、お断りするにもそれなりに悩んだ。



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