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インクジェット、ノズル詰まり解消で再生
  • (2012-08-19 09:22:05)
プリンターは使用量に応じて正比例的に劣化する。だいたい買い直すことにしているが、最近は廃棄の問題が悩ましい。

とにかくプリンター本体は安いので、買い換える方が結果的に安いが、今回はインクジェットプリンターのノズル詰まりを掃除してみた。

市販の洗浄キットが便利



インクジェットプリンターのノズル詰まりを解消するクリーニングセットが市販されている。

注射器とクリーニング液。クリーニング液は私が購入したものはブルー色だったが、おそらくエタノール。

注射器はホームセンターで購入可能かもしれないが、ちょうどよいシリコンチューブが入手できないかもしれないので、クリーニングセットを購入。

クリーニング手順



エプソンプリンター用:

(1)インクカートリッジをはずす

(2)チューブをノズル口にはめて、2ml程度のクリーニング液を注射器で「少し引いて、少し押して」を繰り返してノズル内に流し込む → このクリーニング液がどこに消えるか不明。

(3)クリーニング液の蒸発を待つためか、下記の状態で半日程度放置するよう説明書き

・カートリッジははずしたまま

・電源はいれたまま

・フタは開けたまま






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Becky!の受信メールタイトルの一括変換
  • (2012-08-03 06:40:09)
業務用メールでは同じタイトルの定型メールも多い。それぞれを区別するためにタイトルにシリアル番号を入れとけば・・・と後から思い出したときはBecky!のbmfファイルを一括置換で。

同じタイトルの定型メールもシリアル番号で一意に



していた方が何かと便利と思う。今後のメールにはそういう機能を付けるとして、すでに取込済みのメールのタイトルにもシリアル番号を付加したい。

Becky!の場合、[*.mb]フォルダ → [!!!!Inbox]フォルダ → *.bmfファイルがある。

このファイルがメールデータの本体。テキスト(JIS)なので助かる。bmfファイルは640kb前後に分割されて保存される仕様になっている。

タイトル(題名)の部分はたとえば、こんな感じのヘッダーになっている:

Subject: =?ISO-2022-JP?B?GyRCJDMkcyRLJEEkbxsoQg==?=

これをデコードすると

Subject: こんにちわ

なお、タイトルのデコードは「MBaker2」が便利。

これで付加すべき文字列(エンコードされた文字列)を正規表現で記述して、一括変換!の予定。やってみて再度ここに書きたい。






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moved
  • (2012-07-29 13:15:20)
(備忘録) PAPへ引越




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タダでは使わしてくれないAdwords無料お試し券
  • (2012-07-18 17:31:20)

郵送されてきた7,500円分のクーポン



7,500円分のお試し券が郵送されてきた。昔もきていたが、もっと安かった。試す気にもなれずそのままだった。今回は開封してみた。

ちょっとおもしろいと思ったことはすでにオススメのキーワードが3点リストアップされていること。

つまり、このDMはすべての顧客一律のDMではなく、クライアントごとにパーソナライズされた情報が印刷されている点。

そそられるではないか。

レコメンドされているキーワードは私からみても、かなり的を得ているワードで、Google社の提案精度の高さを感じる。

コールセンター、やる気満々の営業体制へ



さらに驚くべきことはネットですべてを完結させることを哲学としてきたGoogle社なのに、フリーダイヤルの電話番号が大きく印刷されている点。

しかもコールセンターの女性スタッフ写真入り。ああ、どんどん楽天のようになっていく。

日本のクライアントはやはり電話サポートを手厚くして泥臭い営業をやらないと儲からないことに、どうも気づいたようだ。マーケティングディレクターの人事に変化でもあったのかも。

コールセンターもできて、やる気満々の営業体制へシフト中のようだ。

オファーでアルバイト募集広告でも・・・



さて、せっかくのオファーなので、受けることにした。

ただし、レコメンドされているキーワードではなく、アルバイトの人材募集の広告を打ってみることにした。アルバイトの募集はリクルートや有名な人材斡旋会社は当社は基本的に利用しない。

そして、人材募集にAdwordsを利用するのははじめての試み。

さすがにタダでは使わしてくれない



しかし、無料オファーのURLにアクセスして手続きをはじめると、新しいGoogleアカウントの開設を求められることが判明。

当然、新しいクレジットカード番号の入力も必要となり、そういう一通りの面倒で、かつキモであるカード番号まで手渡して、やっとこの無料クーポンは利用できるようになる、らしい。

アカウントが増えればGoogle社では担当営業の成績が上がるシステムのようだ。当社の場合、すでにアカウントは持っているので断念。この時点でクーポンはゴミ箱に直行した。

ちなみにこのオファーでAdwordsを行うと、金額が切れた時点で自動的にチャージが発生する。それなりに覚悟のいるオファーだ。

さすがにタダでは使わしてくれない。

驚異的な利益を謳歌している会社さんの割には肝っ玉の小さなクーポンだったな、という記録。これが世界最高峰の会社さんのクーポンか。






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ファーストサーバ、データ消失事件の教訓
  • (2012-07-14 21:16:31)
「バックアップまで消えたのか!」という驚きと、それが社会的信用のある会社さんの初歩的ミスで起こされたという点で新鮮だった(2012/07/14)

法人・官公庁に強かったファーストサーバ社


業界では老舗のWebホスティング会社。自分がはじめてお世話になったレンタルサーバ。価格の安い割には顧客の多くが法人・官公庁であることから「信用第一」といった雰囲気が漂っていた。

たとえば、契約や変更申請は必ず書面で行うことなど、かなり時代遅れ感があった。一方でそういう古風な体制に魅力に感じていたクライアントもいただろう。

私の場合は当時PHPを使えないなど制限が厳しすぎて解約した。しかし、解約するにも郵送だった記憶がある。唖然とした。似たような雰囲気を感じた会社さんは他に動脈硬化が深刻なNTTデータさんがある。こちらもすぐに解約した。

反面、それだけ厳しいルールを適用するくらいセキュリティやサーバ運用は厳重で信用できるのではないかと感じていたものである。

しかし、今回の事件で、勝手な幻想だったことが判明した。あるいはソフトバンク社に買収されて企業文化に変化?

障害の原因はメンテプログラムの初歩的な記述ミス


メンテナンス用のプログラムに含まれている「削除コマンド」が削除すべきファイルだけでなく、サーバー内の全ファイルを削除したとのこと。

さらに悪いことはターゲットサーバだけでなくバックアップサーバーのファイルをも削除したらしい。そういうプログラムをテストなしで本番機に流したと言うから不幸だ。

むしろ、どうやったらバックアップまで消せるのか?という疑問の方が強い。意図的にデータセンターを壊滅させようとしても、これほどうまくいかない。サイバーテロリストも真っ青レベルの徹底的なデータ破壊事件ではなかろうか。

バックアップまで被害が及んだ理由はコストカットのためバックアップが同じHDD内にコピーされていた不運によるもの。

バックアップは通常、別の物理的に違うサーバやHDDに保管すべきだが、コスト面でできなかったとファーストサーバは弁解している。今時ハードやHDDはタダのように安い。運用方法に問題あるか工夫不足ではないだろうか。

データあきらめ宣言


しかし、このコマンドだけならデータは「消えたように見えるだけ」であり、HDD内のデータ救済はまだできたように推測される。が、結果的にファーストサーバ社としては「データ消失宣言」を出している。

復旧作業中の混乱で、さらに状況を悪化させたか、それとも社会的混乱を防ぐために政治的判断で「あきらめ宣言」したのかもしれない。

しかし、共有サーバーで誰のファイルかわからないファイルが中途半端に救済されても、その所有者を捜すことの方が顧客により多くの混乱とストレスを与える可能性も高いかもしれない。

対外的には「あきらめ宣言」を打って、陰では懸命な復旧作業をやられているのではないかと空想している。

データは無二の財産


ネットショップやインターネットビジネスを展開している顧客にとって最大の財産はデータである。

カネで買えるハードウエアや他の製品と違って、データは失われれば、ビジネス継続のための代替品や回復手段がほとんどない。取り返しがつかない無二の財産。

社会的信用の高い会社で起きたお気軽事件


データが消失した顧客数は6000社。自社にバックアップデータが残っていない顧客は致命的な痛手だろう。データが残っている顧客でもバックアップデータが古かったりして不完全な復旧になることも大いにあり得る。

問題は1,000年に1度の大地震で起きた障害ではない点だ。報道を読む限りスタッフ安易な人為的運用ミスで発生している。しかも社会的信用の高い会社で、このお気軽事件が起きている。

教訓:他社の無邪気なミスで絶たれかねない自社ビジネスへの備え


今回の事故はファーストサーバ社だけでなく、現在日本の多くの企業に共通した状況でないか。日常的に初歩的なミスで障害を起こしている企業は山のようにあるはず。

過去半世紀、日本の企業は優秀で信頼に足りる会社が多かっただけに完全に他社依存するリスクをすっかり忘れていたが、日本企業も海外並にテキトーになってきている。そういう認識を再確認させる教訓となった。

他社の悪意のない無邪気なミスで、いつ自社のビジネスが道を絶たれるかわからない時代。それくらいの危機感とリスク認識が必要だ。






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