< | >

メインPCのOS再インストール
  • (2011-03-12 06:29:33)
2011/03/12

「メインPC」「業務PC」「受注PC」


「メインPC」(受注PC)のOSがそろそろ汚れてきたので、再インストールすることにした。個人的には「OS入れ替え」と呼んでいる。今回はXP Home -> XP Pro

Windows 7を採用できない事情


Windows 7の普及が進んでいるし、最新のハードに交換するとしたら、Win7以外のチョイスはないかもしれないが、ことメインPCに関しては旧システムでまだしばらく運用予定。

・最近のハードは過去の周辺機器に対応していない場合がある。当社の場合、

 (1)RS232インタフェースが必要。ISDN TAアダプター用

 (2)PCI用内蔵モデムカード。今時のPCIはPCI Express。

  PCI Express用モデムカードはないことはないが、非常に少ない。

  長年使用している枯れたPCIモデムが実績も安定性もある。

 (3)1394内蔵カード。PCI Express用1394カードはないことはない。

  買えばいいがもったいないというのも人情。

・Win7では動作しないアプリケーションソフトウェア

 検証しきれていないが不明(少なくともIllustrator10にはフォントの問題がある)なら、業務PCは保守的な環境を維持したい。

一年前の「3日かかりOS入れ替え」


一年前に3日かかりでOSの入れ替えを行った。あのときは

英語版 XP Pro -> 日本語 XP Home

そして、はまった。しかし、今回XP Home -> XP Proは問題なかった。しかし、今回も多大な時間を割いてしまった。

トラブル履歴


・まいと〜くFAXの設定飛ぶ。CurrentUSERのintercomレジストリのエクスポート・インポートし忘れ。

・コンビニソフトの設定飛ぶ。
 Program Filesのフォルダ上書き+それらしきレジストリのエクスポート・インポートしたが、未だにクールな移設方法がわからない。

 csvファイルとコンビニのean128の項目対応(コード・氏名・金額)は初回設定マニュアル設定するしかないのか?そして、印刷位置ズレズレ。

・フォルダのコピー忘れ-> D:\My Documents\Intuit\収納情報

・フォルダのコピー忘れ-> C:\Dev\BSP21でExcelからメール送信

・フォルダのコピー忘れ-> C:\BSE(B2のデータはバックアップ&リロード)

・秀丸マクロのFキー登録の欠落。レジストリのエクスポート・インポートでも移行できなかった。

・会計ソフトのバックアップなしの移設。
 とりあえずコピーファイルが残していたが、正式なバックアップ手順を踏もう

・ヤマト運輸B2の追加IDインストール。

 SSMSE(SQL Server 2008 Management Studio Express)のインストールではまる。SSMSEはとりあえず必要ないが、インストールしたくなるクセが。旧PCではSSMSE2005をインストールしたが、テーブルのエクスポート・インポートができなくて美しい移設ができなかった反省。

 なお、SSMSE2008のインストールでは関連インストールとして.NETFRAMEWORK3.5やWindows Instrallerではまる。

・IEのmyfavaritesは飛んだ。今後このようなお気に入りはクラウド型に移行しよう。

また今回も「ActiveXコンポーネントでオブジェクトが作成できません」


ExcelやAccessのVBAでメール送信しようとするとこのエラー。

「ActiveXコンポーネントでオブジェクトが作成できません」は多様な原因があるようで、ネットで調べても的確な参考になるケースについに出会えなかった。それだけ汎用性がある有名なトラブルなんだろうな。昨日の午後はついにこれでほぼ消耗した。

照会設定をいじったり、VB関連のランタイムソフトをインストールしたり、XP ProとHomeの違いで出るのでは?などど思案してテストしたり。が、ついに時間切れ。

帰りの夜道、突然「去年も同じトラブルにはまったな」と記憶がよみがえる。調べるとこのブログにまったく同じ現象の記録が。しかし、その対処法がない。どうしても思い出せない・・・

一晩寝て、BASP21のインストールし忘れであることに気づく。なんのことはない。メール送信用のCOMがないだけ。一年前はあまりに恥ずかしくてあえて記録しなかったのだろう。

なお、BASP21のインストール方法も忘れていて、更新プログラムだけをせっせとインストール(本来は個別に配布されているメインプログラムにプラスするべき)。ここでもはまる。






< | >

無用のトラブルでリソース消耗、道具の話
  • (2011-03-10 09:50:25)
愛機(dc5700)にSQL Server 2005 Expressをインストールしている途中、エラーとなり画面がブルーアウトしてメモリーダンプを始めた。

エラー画面のメッセージはこうだ。

c000021a Unknown Hard Error

原因不明のハードエラーとなている。cpuかメモリーのハードエラーか?

cpuのエラーは今まで体験がないので、直感的にメモリを疑い、4GBを1GBにして立ち上げ直す。何度やっても、メモリーボードを代えても、セーブモードでさえ、XPが立ち上がった直後に同じ現象が発生。

メッセージはハードエラーと言っているが、OSがクラッシュしているのかも?とネットを引くとレジストリの破壊でこうなることがあるらしい。律儀にメモリダンプを取ってみたが、読めるはずもない。

結局、XPの新規入れ直し。半日作業で復活。体力も気力もムダに消耗した一日だった。

事故だから仕方ないが、無用のトラブル。運が悪いというより、悪い運を自分自身が招き入れているような気がして仕方ない。

運の悪さも自分の行動を反省すべきだろう。






< | >

商品サイクルの終焉をねらうビジネスもアリか
  • (2011-03-07 08:43:10)

PCIバス用の内蔵FAXモデムは今時高価なパーツ



90年代までインターネットといえばモデム通信。過去10年で状況は一変。常時接続のブロードバンド通信が当たり前。

メールが主流となりFAXの使用頻度は激減。PCにデフォルトでついてきた内蔵のFAX&DATAモデムはいつの日からかLANインタフェースだけになった。

オークションがあるが微妙に需要とズレる場合もある



量産効果で極端に安価だった内蔵FAXモデムも今では希少品。オークションでは未だに豊富に出品されている。

しかし、PCI用の内蔵FAXモデムの場合、たいてい通常サイズのPCIカードであり昔ながらの金具マウント。ロープロファイルではない。

Low Profile金具のモデムが微妙に入手が難しい。PCIバス用内蔵FAXモデムの全盛期と、Low Profile PCIのロールアウト時期のズレが原因。PCI Express用となれば、さらに厳しい。

激減と言っても必ず存在する需要



FAXの使用頻度は激減したといっても、すぐにすべてがなくなるわけではない。必ずそれなりのボリュームの需要が存在する。

しかもすでに枯れた技術で技術的に安定した製品作りが可能。フロッピーも同じ状況。

「先細り」という構造的な問題があるにしろ、ライバルが去ってしまった後のマーケットで寡占的にビジネス可能なら、こういうビジネスもおもしろいかもしれない。

内蔵FAXモデムは需要がなくなることはないので、逆に案外利益の取れる商品に成長できる環境が整ったのかもしれない。






< | >

Yahoo!知恵袋で自作自演マーケティング?
  • (2011-03-04 17:06:44)
人気の記事Q&Aサイトも、やがては自作自演ステルスマーケティングの温床になるのか?(2011/03/04 小平探検隊)

スモールビジネス企業にも営業電話



会社にはよく飛び込みの営業電話がくる。当社のような小規模のスモールビジネス企業にもよくくる。Webサイトで会社概要と電話番号が公開されているので、コンタクトしやすいようだ。

当社はインターネットでビジネスをやっているのでネット系サービスの営業電話は珍しくない。営業支援の提案やSEOサービスなど。とくにSEOの営業電話は去年まで非常に多かったが今年はさっぱりである。

「Yahoo!知恵袋で顧客誘導しませんか?」という営業電話



今日の電話は「Yahoo!知恵袋で顧客誘導します!」という自作自演マーケティングサービスの勧誘だった。

これは明らかにステルスマーケティングそのもの。

商品の感想やレビューを一般の顧客が投稿する口コミサイトや口コミ掲示板はインターネットの中でも人気のコンテンツとのことだから、ここで自作自演の商品レビューなど書き込む企業は当然多い。

中小の無名企業だけでなく、一部上場の著名な大企業さんもときどき自作自演マーケティングがばれてサイトが炎上したりするケースがたまに見受けられるが、バレる方が希だ。

(※逆に意図的に炎上させて爆発的トラフィックを呼び込む、裏技マーケティング・テクニックも実施されているだろう。悪評の方がニュースになりやすい事情を逆手に取ったマーケティング)

ステルス部隊の暗躍



昔、出入りしていた大手の会社さんではマーケティング部内にネット対策部隊がいて、自社製品のヨイショと第三者から投稿されたネガティブ・レビューに対して反論や封じ込めをミッションとしていた。

ネガティブな意見に対する企業側からのさらなるネガティブ・キャンペーンである。

陣容は不明だったがそういうステルス部隊の活動はますます巧妙で高度化し、今後、守備側・攻撃側に分かれ、さらに激化していくのだろう。

(ある国の政府には数万人規模のネットパトロール部隊がいて国民の思想統制に力を発揮していると聞く。多かれ少なかれ世界中の企業も似たような活動をしているもの。ただ西側の企業にはまだしも節度がある活動のように感じる)

もはやサクラだらけのサクラ吹雪サイト



消費者の意見を覆面で誘導しようとする活動があまりに激しすぎて、今ではサクラ達の記事で埋め尽くされた感じのある著名な口コミサイトも見受けられる。

もはやサクラだらけのサクラ吹雪状態だ。「サクラ吹雪サイト」。

たんに笑い話でしかない。

サクラだけが目的のメッキ記事は時間の洗礼に耐え難い



しかし、消費者は企業や広告会社が考えるほど単純ではない。

サクラがいくら巧妙に偽装し一時は誘導に成功しても時間とともにサクラのメッキ記事は敬遠され無視され、企業や商品の金メッキは剥げ落ちるもの。

サクラ記事は消費者の信用を失い、そういうサクラ吹雪の口コミサイトはサイト全体が没落していく。

サクラたちが、次に向かうナレッジサイト



口コミサイトが没落した後、自作自演マーケティングの流れる先はQ&Aサイトやナレッジ系サイト(ナレッジコミュニティ)と考えていた。

たとえば、「はてな」や「Yahoo!知恵袋」「大手小町」「教えてgoo」「発言小町」「OKWave」に向かうのではないかと私は考えていた。

実際、そういうナレッジコミュニティでささやかれる口コミの影響力は大きい。

だから、自分自身思いつくのだ。ここで誰かが自社製品のことをささやいてくれたらなと。

しかし、それを実際にビジネスにしている会社があるとまでは予想しなかった。今日営業電話をもらって、ナレッジ系サイトももはや相当汚染が進んでいることを実感した。

自作自演マーケティングがビジネスとして成立する現状



なぜなら、我らのような中小企業にこういう営業電話がくるということは大企業 → 中企業 → スモール企業への営業が一巡したことの証である。

ナレッジサイトでの自作自演マーケティングが、技術的にもコスト的にも相当こなれてきていることを意味する。

(我らのような中小企業は予算が厳しいので相当安価なサービスでなければならない。それができるほどサービス提供の環境が整備されたと判断したい)

逆に、本来オーガニックで自然発生的なコミュニティであるはずのナレッジサイトがすでに自作自演マーケティングの人々によってスポイルされ疲弊し始めている事実を物語るのではないか。

自作自演マーケティングとSEO対策は同じ?



ちなみに「Yahoo!知恵袋で顧客誘導しませんか?」という営業電話に対して、

「自作自演はちょっとアレですかね・・・」

とやや否定的な意見を述べると「SEO対策は?」と質問され、SEO対策だって「似たようなもの」ではないかと反論された。

SEO対策もオーガニックで自然発生的でない部分は確かにあるが、難しいところだ。私はその営業マンの意見に賛成できなかったが100%否定もできないところが、割り切れないテーマだ。

少なくとも企業の利害関係者であることを公表せず第三者を偽る自作自演マーケティングとコンテンツのクオリティを上げることを目標とするSEOとは本質的に違うと私は感じるのだが。

いずれにしても安易にカネで外部リンクを買ったり、カネで見ず知らずの人々に第三者を偽って口コミをしてもらったりしても、「長期的に、いいことは絶対にない」だろう。






< | >

Web更新の手抜き、昔のページから旧商品の注文で慌てる
  • (2011-03-03 17:09:35)

公開終了したページからの注文



プレゼント付きの商品の注文がはいる。そんな商品は今はないが、調べると携帯サイトに昨年末キャンペーンのページが残っていた。

ページ名称を変更したことが不運か。キャンペーン終了後ページを更新するにあたり、ページ名称を変更。そしてすべてのページからのリンクを新しいページに向かわせていた。

だから、今日のトラブルではリンクが張られていないはずのページになぜアクセスできたのかが不思議だったが、考えてみればいくらでも思いつく。

リンクを落としただけでは不十分



リンクが張られていなくてもアクセスされる可能性があることを体験。

・旧URLが顧客のブラウザの「お気に入り」に入れられていた。

・旧URLがメモされていた。

・検索エンジンにはまだ旧URLがインデックスされている。

・検索エンジンに旧URLのキャッシュが残っている。

Webを更新した場合、とくに期間限定品など注文がくれば困る商品のページなど、周囲のページからのリンクを落とすだけでは不十分で、物理的に削除し、カートなど受注プログラムが動作しない設定など施すことが肝要。

誰かがどこかでURLをしっかりキープしている可能性がある。隠したくらいでは不十分と心得る。






search
layout
admin

[▲page top]