< | >

Win10 検索窓に出現したイラストのうっとしいこと
  • (2022-07-10 20:52:29)
昔のイルカ君を彷彿させるな。

なんとしても目立ちたいという執念が凄い。

ビルならこんなことはしないと思う。

検索窓 → 右クリック → 「検索」 → 「検索ハイライトを表示する」 → チェックをはずす

旧イルカ君をMicrosoft社は「検索ハイライト」と呼んでいるのか。

Microsoftさんよ、目を覚まして欲しい・・



< | >

Accessのテーブル分割
  • (2022-07-04 09:18:41)
肥大化したデータベースのスリム化。

2017年に投稿したAccessデータベースの分割方法の続編。


新旧の2データベース体制


重いテーブルは限られている。しかも、古いデータは滅多に使われないのでテーブル単体自体を分割する。

(1) 現在のdbを「バックアップdb」として保存する

(2) 現行の「最新db」テーブルから3年以上の古いデータを削除する。

通常の業務は「最新db」を使い回し、希に必要となる古いデータを調べる際は「バックアップdb」にて行う。


初回テーブル分割


●テーブル分割、初回2017年に実施 (2014/12/31で分割)

(1)「最新db」を「バックアップdb」として保存

(2)「最新db」から2014/12/31以前の古いデータを削除

※2014/12/31で分割するが、厳密には日付データでソートせず、管理番号などキーフィールドでソートして削除を行う。日付と管理番号によるソート結果はほぼ同一だが、微妙に違うことがある。長年、データベースを運営していると意味不明のデータは紛れ込むことがある


二回目のテーブル分割


●テーブル分割、二回目2022年に実施 (2018/12/31で分割)

(1) 「バックアップdb」のテーブルを「最新db」に戻す


※「バックアップdb」のテーブルを「最新db」に戻す方法
・「バックアップdb」のクエリから「追加クエリ」で、追加先に「最新db」の同じテーブルを指定する(重複キーがあるとその分エラーとなるので、古いレコードは移行されない)

・「バックアップdb」クエリ → 新規作成 → デザインビュー → 分割したいテーブルを選択
→ 「*」で全フィールド選択 → クエリ → 追加
→ 追加先に「最新db」のテーブル指定 → 実行「!」

※「追加クエリ」でなく、インポートで戻すと最新のテーブルデータも上書きされるので、必ず"追クエリ"で戻すこと


(2) フルデータに戻った「最新db」の2018/12/31以前のデータに対して、「初回テーブル分割2017年」と同じ作業を行う。



< | >

ガラケーからスマホ移行のトラブル記録
  • (2022-06-08 06:16:50)

突然、スマホに切り替えることになった知人


知り合いの話。通話の途中で声があまり聞こえないことがあり「いよいよゲラケーサービスも終わりかけている」と勝手に判断した。

息子に相談したらソフトバンクのショップに行って適当なスマホを選んで切り替えてくれたとのこと。その時点でガラケーは解約され「圏外」となり使えなくなった。

スマホを買ってもらったはよいが、使い方が全然わからない。ガラケーの電話帳やメールがスマホでは使えないことを知った。


買い換えは本当は不要だった


そもそもゲラケーサービスはまだ続いており、あえて交換する必要はなかったはずだが、決断が早い。スマホに変更したいのならわかるが、とくに関心はなかっただけに不幸な結果となっていた。


現在困っていること


(1) キャリアメール(○○@softbank.ne.jp)が使えない

(2) 電話帳のデータが移行できない

(3) メールのデータが移行できない


ショップで相談した方がよかったかも?


もし本人が、ガラケーを持ってソフトバンクの携帯ショップに行けば、こういうことはショップで説明を受け、かつショップがデータ移行までしてくれたのでは?と空想した。

デジタル機器に強くない人にはデータ移行は大きなハードルである。

また、データ移行をするつもりならケータイ解約前に何らかの作業を行った上で移行すべきである。物事には順序ってものがある。

ケータイが「圏外」になった後ではキャリアが提供するバックアップサービスも利用できない、後からいろいろやっても、なかなかやりにくくなるものがある。

今日はデータ移行のお手伝いをしたので、その記録。


(1) キャリアメール(○○@softbank.ne.jp)


それまで使用していたキャリアメールが使えなくなることを本人はしならかった。

(私も知らなかった)

何らかのオプショナル契約で引き続き使えるらしいが、あきらめるそうだ。

新規にgmailアカウントを作成してgmailに移行。


(2) 電話帳データ


microSDカードでガラケーからデータを落としてスマホに移行しようとしたが、そういうアプリがないようだ。

スマホからスマホには数種類の手段があるが、「ガラケー → スマホ」に関してその種のユーティリティアプリなどは探し出せなかった。

仕方ないので、生ファイル(VCFファイル)を添付ファイルとしてスマホにメールで送信して、そこから電話帳に登録した。

(添付ファイルをダブルタップしたらインポートされた)

・電話帳:
F:\PRIVATE\MYFOLDER\Utility\Contacts\Contacts.BCK\ ← VCFファイル


(3) メールデータ


メールデータはケータイ内では「VMGファイル」としてバックアップできるので、microSDカードにバックアップして取り出した。

・メール:
F:\PRIVATE\MYFOLDER\Mail\Inbox\Inbox.BCK\ ← 受信フォルダーのVMGファイル
F:\PRIVATE\MYFOLDER\Mail\Sent Messages\Sent Messages.BCK\ ← 送信フォルダーのVMGファイル

VMGファイルはPCメールの一般的なメール形式である「emlファイル」に変換できる。

ちなみに一般的なメール形式にはUNIX mbox形式、Outlook dbx形式、eml形式などがある。

「VMGtoEML2」というフリーソフトがあって実にありがたい。

感謝して利用させてもらった。

VMGtoEML2を流すと多数の個別の受信ファイルが生成された。

これらが使えるのか、まずはPCのメールソフト「Sylpheed」で試した。

Sylpheed → 「メールデータをインポート」 → 受信箱に取り込まれた。

このやり方をそのままスマホでもやれるのではないかと予想しているが、メールの移行は本人があきらめたので、それ以上は試さなかった。

< | >

GMXからおしらせ - TLS1.1の廃止
  • (2022-05-16 14:22:52)

「TLS1.2以上を使え」というメール来る



GMXからメールが来た。

Deactivation of TLS 1.0 and TLS 1.1

We are contacting you because one or more of your devices or programs uses the TLS 1.0 and/or TLS 1.1 encryption protocols to connect to our GMX email servers. This involves either access via SMTP (sending emails) or retrieval via POP3/IMAP (receiving emails).

Unfortunately, the TLS 1.0 and TLS 1.1 encryption protocols are outdated and no longer meet current security standards. To protect your email communications, soon we will no longer allow access to our GMX servers with these outdated protocols.

We recommend that you only use newer devices and programs that support the latest TLS 1.2 or 1.3 encryption protocols.


要約すれば「TLS1.0と1.1の使用を中止するので、1.2以上を使うように」ということらしい。

いつ廃止されるのか不明。


自分が使っているTLSバージョンが不明


私のメールソフトはBecky!。「POP3S&SMTPS」で使用する際のSSL/TLSバージョンは「デフォルト」にしており、これで問題なく動作している。

この「デフォルト」がSSL/TLSのどのバージョンかボクは知らないし、「デフォルト」がどういう状態なのかもよくわからない。

動いているのなら別に構わないというのが本音。

しかし、これが動かなくなる可能性があるのでテストしてみた。


Becky!で選択可能なSSL/TLSは?


Becky!での設定は下記のSSL/TLSを選択できる(Becky! 2.75):

SSL1.0 → SSL.1.1 → SSL2.0 → SSL3.0 → TLS1.0 → TLS1.1 → TLS1.2 → TLS1.3

STARTTLS1.0 → STARTTLS1.1 → STARTTLS1.2 → STARTTLS1.3


SSL暗号化に意味はあるのか?という問題


以前調べた範囲ではメールのSSL暗号化はメールソフト(クライアント)からメールサーバまでの間だけであり、インターネット内のメールサーバ間は暗号化されていない。

これが正しい認識かどうか自信がないが、昔はそうだったと思う。

今はわからない。

しかし、もしメールサーバ間(サーバ-サーバ)が平文で流れているのなら、クライアント-メールサーバだけ暗号化しても片手落ちだろう。

とはいえ、クライアント-メールサーバの部分はメールが一番安易に盗聴されやすい部分であり、意味はあるといえばある。

サーバ-サーバの通信の盗聴を行うにはネット経由でメールサーバに進入するか、通信施設や通信設備内に物理的に侵入しないとできないので、外部の者が盗聴するにはハードルが高い、しかし、内部の者や政府関係者などならたやすいこと。

政府が全人民のメールをAIで監視するというようなことも簡単な話である。

実際、中国はやっているだろうし、米国もやっていると思う。

どの国もある程度やっているにしても、程度の差は大きい。万一のためのセキュリティ対策として最低限の盗聴レベルから、文字通り人民の監視というレベルまで。


TLS1.2以上で、とりあえずBeckyの動く設定


Beckyの設定は下記でとりあえず動いた。

受信用:TLS1.2
送信用:STARTTLS1.2
□証明書を検証しない → チェックを入れる

なぜこういう設定なのかはわからない。

deactivation_tls1.1.jpg
( Becky!設定画面 )



メールソフトにデジタル証明書はあるのか?


もう一つの疑問はメールソフトにデジタル証明書はあるのか?という問題。

SSL/TLS暗号化は自分が証明書を前もって取得しておく必要がある。

証明書は公開鍵と秘密鍵を生成し、通信相手(送信側)は公開されている公開鍵をもとにデータを暗号化する。

そして、暗号化されたデータを受け取った側(受信側)は自分の秘密鍵で復号化する。

しかし、メールソフトにデジタル証明書を入れた記憶はないので、どんな証明書を使っているのか?がわからない。

・・・以上、わからないことだらけのSSL/TLSの暗号化である。

TLS1.1が廃止されても、とりあえず上の設定にしておけば動くのではなかろうかと期待している。

動かないとき、そのとき再度調べればいいだろう、本日の作業は終了。



< | >

MUFG Biz 新BizStationにログインできないゾー
  • (2022-05-16 13:15:13)
2022年5月、BizStationがリニューアルされた・・

BizStationが新サイトに変更された


BizStationログインすると見慣れない画面に連れ去られた。

https://www.bk.mufg.jp/houjin/mufgbiz/index.html

そういえば、数ヶ月前に郵便物が来ていて、BizStationは何かが変わるということだったが、これかな?

今までのBizStationは上記の新サイトへリダイレクトされるようになっていた。

「MUFG Biz」(ページのmeta記述は「MUFG Biz | 三菱UFJ銀行」)

しかし、もとのBizStationページも「ログインできない人の緊急用」として残されている →

https://bizstation.bk.mufg.jp/index2.html


MUFG Bizの傘下に


今回の改正の趣旨は「BizSTATION」を法人アカウントの総合サービス「MUFG Biz」の下に統合したという話のようだ。

(「MUFG Biz」ってなんだろうとメニューを見たら、Biz M&A、Biz MATCHING、Biz LENDING、市場レポート、為替予測など法人サービスのメニューが並んでいた。どんな企業さんなら使うんだろうか?・・大手なら個別案件だろうからMUFG Bizは使わないだろうし中小なら不要・・使う企業さんほぼないのでは?・・)

今回の改正の問題点はログインの手間が一つ増えたこと。

MUFG Bizにログインし、さらにBizStationにログインという多層レイヤー型になった点は面倒である。


新サイトでの初ログインではまった


新サイトになっただけだが、今日はログインができずにあわてた。

新サイトになったことによる不慣れにプラスしてパスワードも忘れて、泥沼の2時間。

トラブルになるときはこういう複合的な失敗を重ねてしまう。

あと、「OKボタン」を押さなければ先に進めないポップアップがブラウザの後ろに隠れていて、はまった。


ポップアップの「OKボタン」がブラウザの裏にいる


これは多くの人が見落とすのではないかと空想した。

「ブラウザの裏側にOKボタン」は移行時に留意したいポイント。

サクッと移行できるユーザは少なくて相当の数のユーザーが、こういうどうでもよい小さなトラブルではまったのではないか。

そういうトラブルを銀行側は想定しており「ログインできない人はこちら」みたいなアナウンスがされており、以前のログインページに入れる。賢い。

しかし、こういう逃げ道が用意されていると、ほとんどのユーザはこちらでログインするのでは?

少なくとも当社は経理スタッフに説明することが面倒で「当面古いページで今まで通りのログインで」とした。


事前郵便物は誰のため?


事前に郵送された郵便物だが、ユーザーはまず読まない。

読んでも、どうでもよい情報が寄せ鍋のように突っ込まれたパンフである、誰も理解できない。

郵便物はそもそも不要だし、Googleなら絶対に郵便物などは送付しないが、日本の大企業さんはなぜだか郵送である。

しかも、郵送された書類にはキモとなる情報がない!

これではBizStationのコールセンターも、ログインできないユーザーからの問い合わせで、しばらく忙しいのではなかろうか。

キモとなる情報はログイン画面周辺で「PDF」でダウンロードできるようになっている。


移行方法は「PDF」で配布 = 日本のDXを遅らせるクソ文化


どーっと疲れた。

PDFは日本のデジタル化・DXを送らせるクソ文化だと思うが、まあ、しかたない、なぜだか、日本はこうなってしまった。

せめてわかりやすい書面にしてほしいが、三菱銀行さんのPDFは回りくどく要点がわかりにくい。

さらに文字列のコピー禁止設定にされているPDFもある。

設定に必要な「https://corporate.bk.mufg.jp」という文字列をコピーしたいのに・・

頭がどうかしている。

担当者は優秀でも上司が保身的なばかりで、かつ無知な人が多い企業には多い光景である。

わざわざ自社のコールセンターをムダに忙しくさせるような銀行さんのやり方に驚くばかり。


設定の要点は『信頼済みサイト』へ登録のみ


要点は「新サイトに移行したので、そのサイトもIEの『信頼済みサイト』へ事前登録してね!」である。

それだけである。

「信頼済みサイト」への登録方法:
コントロール パネル → 「インターネットオプション」
→ 「セキュリティ」 → 「信頼済みサイトへの登録」
→ 「セキュリティ」 → 「信頼済みサイト」 →

ここに「https://corporate.bk.mufg.jp」を追加する



変更内容


(1) BizStation・MUFG Bizともに新URLになる
(アナウンスせずに自動リダイレクトをかければいい、むしろ、アナウンスしないほう余計な情報が少なくなる)

(2) 動作環境として、いつのまにか Edge が使えるようになっていた
Microsoft社が昨年だったか「IEを今度こそ本気で廃棄する」とアナウンスして、あくまでも「IE」にこだわっていた三菱銀行さんはどうするのか、と思っていたが、Edgeに移行できていたとはやるときはやれるようだ。

(3) MUFG Bizにはログイン時に「秘密の質問」がある
MUFG Biz傘下に統合されるBizStationにも「秘密の質問」が強要されるようだ。


「秘密の質問」が加わり「3段階認証」


事実上の「3段階認証」である。

あのワンタイムパスワード生成機の電卓があるのに、なんで?

やり過ぎ感あり。

「みずほ銀行」みたいにおかしなシステムにならないといいが。。

今回の変更はMUFG Bizユーザーにはメリットある人が、もしかしたらいるのかもしれないが、BizStationしか利用しないユーザーにはユーザーメリットは皆無である。

たんに一手間増えただけ。


今まで自動入力だった契約番号&IDも個別入力が求められる


またログイン自体も以前は契約番号&IDまでブラウザが記憶して自動入力できた。

今回から契約番号&IDも個別入力させる方式にしているようだ。

ブラウザが自動入力できない措置が施されている模様(まだテストしていないので予感レベル)。


Edgeでのログイン


「IE」はなくなることだし、「Edge」でログインするかと試してみた。

デジタル証明書を取得して、再度当て直すのが面倒だな・・と思いきや、なんと不要だった。

IEの証明書が使えるらしい!

これはIEの証明書が、IE内に登録されているのではなく、OSレベルで管理されているからと推測される。

その理由は証明書はIEから操作するが、実はコントロールパネルからも操作できる。

むしろコントロールパネル内が本家本元で、コントロールパネル内の証明書をIEとEdgeがシェアしているという構造になっているのだろう。

Edgeでも無事ログインできた、よかった。


もっと安価に移行できたはずなのに


以上、BizStation新サイトでのログイン体験を記録してみた。

もう一度言うが、BizStationユーザーにはなんのメリットもない移行である。

こんなことに大量の郵便物を出したりと大金をかけて準備される銀行さんのご苦労に感心させられた2時間だった。

こんなことに大金を使うくらいなら、BizStationの月額使用料をもっと安くしてほしいものだ。

当社は旧来のままのログインを続ける予定であり、当面、なんの影響もない。

銀行さんには銀行さんの事情があるだろうが、我らから見れば、何食ったらこんなこと思いつくのか、直接行員さんに話を聞きに行きたいくらい、逆に興味が沸く。


search
layout
admin

[▲page top]