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win10、プライバシー設定が無効にされる現象
  • (2021-08-12 13:43:50)
どのアップデートやパッチでそうなるの不明だが、プライバシーの設定がデフォルトに戻されるようだ。

なので、設定を維持したい場合はときどきチェックして、手作業でオフにする必要あり。

位置情報、カメラ、マイクなどは私の場合、常に「OFF」にしているが、いつの日か「ON」にもどらされるし、アプリの住所録やファイルデータのアクセス権も常に「OFF」にしているが、いつのまのか「ON」である。




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メールサーバダウンで考えたこと
  • (2021-08-04 18:11:03)

障害の概要


ロリポップメールサーバダウン(2021年8月3日 15時-17時半)

昨日、ロリポップのメールサーバがダウンした。

ロリポップ社のメールサーバは数十台存在すると思うが、試した範囲ではロリポップ内の複数のサーバで、すべて不通になっていたので、おそらく全メールサーバがダウンしていたようだ。

なお、送信サーバは生きていた。ロリポップは受信サーバと送信サーバを別のハードとネット環境で運用しているのかもしれない。


全メールサーバのダウン?


ロリポップでは通常、どれかのメールサーバがダウンした際はそのサーバ名(たとえば「mail3xx」)が公開されるが、今回は「メール機能をご利用のお客様へ」と全ユーザーが対象:

--------------(引用)--------------
2021/08/03 メール機能をご利用のお客様へ

■日時
2021/08/03 15:00頃〜

■影響範囲
・POP/IMAP(受信)サーバへの接続(ロリポップWebメーラーへのアクセスを含む)
※SMTP(送信)サーバへの影響はございません。
--------------(引用ここまで)--------------


メールサーバ自体の問題でなく、DNSなど、ルーティング関連の障害と思われる。


たまに落ちるメールサーバ


ロリポップのメールサーバはたまに落ちるので驚かないが、記憶の範囲では「全メールサーバへの接続不可」ははじめての経験となった。

同時に、自社のバックアップ体制を考え直した方がよいかもと感じた。


メールサーバ障害で、メールデータが消えたケース


以前の障害で、一昼夜メールが送受信できないというトラブルを体験したことがある。

復旧後、一昼夜分のメールデータが失われていた。


バックアップの受信サーバ


この障害以降、重要な特定の受信メールに関してはロリポップ内の他のメールサーバでも常時2重受信するように対策した。

今回はロリポップの全メールサーバが不通になる障害であり、こういうケースもあるのかと学んだ。全メールサーバが不通なら、ロリポップ内にバックアップ用常時2重受信サーバを立てても無意味である。


違うデータセンタのバックアップサーバ


この対策としては他社、しかも同じデータセンタを使用していない他社のメールサーバでバックアップを取った方が良いかとも思う。

しかし、同じデータセンタかどうかはプロバイダは公開しないだろうから、はっきりいってわからない。

一番良いのは自社でメールサーバを1本所有し、それをバックアップとするのがよかろうと思うが、自社でメンテする時間も能力もないことを考えると、どうしたものか・・

それにバックアップ体制はシステム全体の構成を複雑にするだけに、バックアップの体制自体がリスクポイントにもなりうる。

結論はでていないが、リスクについては意識しておきたい。


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(第2世代) Fire TV で Youtube が落ちるトラブル
  • (2021-07-08 09:06:41)

突然発生しはじめたトラブル


Fire TV StickでYoutubeを見ているとき、10分~20分くらいで、なぜか動画が突然、異常終了し、ホーム画面にもどるトラブルが頻発している。以前はなかったが、最近発生しだした。

検索すると、対処方法を解説してくれている人もいるが、電源のON/OFFとか出荷時リセットなどの対処療法的な内容で、解決していない。

原因について解説してくれたものは探せなかった。


原因不明


こういうときはデジタルデバイスに熱いエンジニアさんのブログなどが参考になるが、最近のGoogleは熱い人間の尖ったブログ記事などはあまり提案してくれなくなった。

あるいはFire TVはナゾすぎて、深い洞察ができる人さえ寄せ付けないのかもしれない。


Amazonの嫌がらせ?


以前、AmazonはFire TVで、あえてYoutube視聴をできないようにしていた。AmazonとしてはFire TVでYoutube見るのは止めてくれというのがもともとの本音。

なので、このトラブルはAmazonの嫌がらか?とも感じないことはないが、原因不明。


買い換えるよ


現在使用中のFire TV Stickは第2世代。

(第3世代)に買い換える次期か・・メーカーからすれば、多少の不具合はよいマーケティングであることは事実。意図的ではないにしても。


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Fire TV Stick(第3世代)
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発売日:2020年9月30日
サイズ:86×30×13mm
重量:32.0g
プロセッサ:MT8695D Quad-core 1.7GHz
GPU:IMG GE8300
ストレージ:8GB
メモリ:1GB


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Fire TV Stick(第2世代)
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発売日:2016年10月20日
サイズ:85.9x30.0x12.6mm
重量:32.0g
プロセッサ:MediaTek Quad-core 1.3 GHz
GPU:Mali450 MP4
ストレージ:8GB
メモリ:1GB



買い換えたよ


トラブルは発生しなくなった。

トラブルが消えたところを見ると、「Youtubeを見ないでくれ」でなく、第3世代への買換えを促すためのプロジェクトだったかな?

ヤフオク!で「Fire TV」を探すと、かなりでている。前はでてなかったのに。最近買い換えた人が増えたと推測される。

リモコンも同時に第3世代となっており、テレビの電源ボタンと音量ボタンが追加されていた。

それと「Amazonビデオ」の専用ボタンも追加されていた。あれだけ儲かっていても、いっさい手を緩めないところが、Amazonの強さだろう、尊敬するね。

しかし、一番よいことは反応が速くなったことかな。第2世代はもったりしていたので。



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Windows11 が出る?という報道
  • (2021-07-05 05:27:57)
第一印象はまあ、あれだ、はっきりしないな~という感じかな

Windows10は最終版でないの?


Windows10リリースの際「最後のWindows」という報道だったが、Windowsを廃棄するのならまだしも、そんなことはないだろうと思った。

ボクは毎年のアップデートが事実上の「Windows11」や「Windows12」と理解していたが、今回は正式に「Windows11」としてリリースとのこと。

今から思えば、なぜ「Windows10はWindows最終版」というアナウンスをしたのかな?とMicrosoft社の意図が見えない。

Microsoft社は今となっては「そんなアナウンスはしていない」と言っているのかもしれないが。世界レベルの「言った、言わなかった」論争を起こしてくれるよな。

この事例を見ても思うが、アナウンスすることに明確なメリットがないのなら、アナウンスはしないことに限る。

でないと、世の中はどのように変化するかわからない、変化に対応すれば「変心」と軽蔑される。アナウンス自体が将来へのリスクとなる。


マーケティングはぬかりなく


さて、Windows 11リリースのアナウンスに関して、さっそく「Win11が出るこれだけの理由」みたいな、アナウンス撤回の正当性を朗々と解説する提灯記事がついて賑やかなことだ。

「Win11リリース」のニュースで、最初「これは有料化か?」と予想した。しかし、ハードが条件を満たせば無料アップグレード可能だそうで・・・やはり、Microsoft社の意図はわからないと思った。


Windows11の意図は?


世間の人々の記事を読むと、Microsoftの主力ビジネスはクラウドビジネスに移行しており、Windowsの売上比率は15%程度、もはや収益的な重要性はないそうだ。

しかし、過去1年、コロナパンデミックの影響で、スマホに押されていたWindowsの販売が、新規のPC購入で再度活況を呈したようで、この波に乗れということか。

それに、全世界のCPUやPCメーカーも、この動きには興奮しているだろう。むしろ、彼らが連帯してMicrosoftを焚き付けているかもしれない。


世界人民禄の制作競争


Windows10はひどいスパイウエアだが、Windows11はそのさらに上の強化版だろう。スマホに比較すればマシだが。

Microsoftとしてはコロナパンデミックを機に、Windowsを再促進し、広範囲に世界人民の個人情報収集体制の強化という趣旨かもしれない。


勝者はAmazonと予想している


世界人民の個人情報はどこで利用できるかまだ見えてこないが、カネになる情報なんだろう。

でなければ、中国企業やGoogle、Apple、Facebookなどが意欲的に収集するはずがないが、日々収集体制強化は進んでいる。

とはいえ、世界住民票の作成で質的・量的な勝者は中国人のそれを除けば、ボクはAmazonと予想している。Amazonは信用情報を取得できるからね。


人々に愛されるOSなった方が・・


個人情報収集能力はもはやGoogleやAmazonには勝てない、そんなことはぜずに、世界人民に愛されるOSにした方が、長期には有利なようにも感じるが・・そうなれば、人々が、自らWindowsを守ってくれるようになると思うけど、すでに敵が多すぎてその方向性も厳しいのかな・・




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PCショップは経営やっていけるのかな?
  • (2021-06-20 16:37:59)
街を歩いていたら「ゲーミングPC」というポスターを掲げたPCショップを見て感じたこと。


もはやショップの棚に並んでいないPC


ちょっと古い記憶を思い出した。新しいPCがほしくて、PCショップに立ち寄ったのは一番最近で5年くらい前、秋葉原の専門店と家電量販店だった。

そのときすでに、量販店にはPCはあまり置いてなかった。スマホやタブレットに棚を追われていた。専門店ではゲーミングPCしか置いてなかった。


ゲーミングPC


ボクの中ではPCとは「PC」であって「ゲーミングPC」というコトバはなかったが、専門店ではそう呼んでいた。

見当は付くが、店員さんに「ゲーミングPCってなに?」と聞いたら、高性能のPCだそうで、私が探しているPCは「ビジネスPC」だそうである。


インテルのビジネスモデル


インテルはexcelやブラウザだけではもはやCPUの力は過剰であることを2000年代初等には感じていて、CPUパワーをムダに消耗してくれるコンテンツやアプリを探していたと思う。

そういうコンテンツがあれば、それまで通りCPUのパワーを段階的に上げることで、新しい買い換えを促し、ビジネスを永続的に継続できると考えていたのではないか?


成功体験のワナ


ベンチャー企業をどん欲に買収していた理由もそこにあると思う。今から思えば、彼らは自分たちが歩んできた強烈な成功体験から抜け出せなかった印象を受ける。

これも「今から思えば」の話だが、本当はこのときからスマホなどのCPUへ軸足を移すべき岐路だったかもしれない。

2000年代初頭、IBMがPC部門を中国企業に売却した事件はPCの将来性をすでに見通していた人々がいたことを物語るが、インテルは成功体験ゆえに遅れを取ったのかもしれない。遅れすぎて、今では参入の気配さえない。


PCが高価だった頃のビジネスモデル


上で書いた秋葉原のPCショップではビジネスPCは「ネットで注文できますよ」とアドバイスされた。もはや店頭に並べるだけの価値がないデバイスとなっていた。

PCが普及しはじめた1980年代、PCは100万円の時代、周辺装置まで含めると車が買える値段だったが、90年代は20万円となり、2000年台は10万、現在は5万~10万といったところか。

PCが100万だった頃、手が出せないだけに憧れも強かった。台湾製のパーツを買ってくれば、10万でも20万でも節約できた頃が、PCショップの全盛かもしれない。


eスポーツ戦略


今となってはビジネスPCは店頭に並べても場所をとるだけで、利益が出せない商品、店員さんのコストも捻出できないだろう。

今日、街を歩いていたら「ゲーミングPC」というポスターを貼りだしたPCショップが目に飛び込んだ。経営できるのかな、と心配になった。

ビジネスPCがコモディティになったように、ゲーミングPCもそうなる予感。インテルは「eスポーツ」に運命を託している印象である。

肉体の運動とはあまり関係がなさそう。椅子に座りっぱなしでカラダを動かさないので、スポーツの逆のイメージ、むしろ不健康に見えるが、それを「スポーツ」と呼ぶところに、彼らのマーケティングと戦略を感じる。

どちらにしたって、街のPCショップに需要が戻るとは思えない。むしろ、「eスポーツ道場」や「eスポーツカフェ」の方が、安定的に集客できる気がする。


パソコン教室経営は破滅モデルに見える


もしパーツを売り続けるなら、むしろ、80年代に全盛だったNEC98シリーズの中古部品など希少なパーツの方が、よほど価値がある時代である(とはいえ、これも先細り市場ではあるが)。

希少な商材なら、付加価値が付くが、普及型のPC本体やパーツだと価格は底なしに落ちてきている。だから、PC教室のようなサービスによる収益化に向かうことになるが、これは破滅への道。

労働集約型サービスは厳しい時代であり、需要がありそうなシニア世代を狙うと先細りとなる。デジタルネイティブ世代では現状のパソコン教室が提供できるサービスと、デジタル世代の需要とではミスマッチが激しい。

1990年代まで、PCショップにはわくわくする楽しさがあったが、時代は変わった。

本屋さんも苦しいと思うが、PCショップも苦しい時代である。



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