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メインPCのハード交換との設定とデータの移設
  • (2011-12-14 17:19:28)
2年前から、この時期になるとOSの入れ替え(OS再インストール)をやっている。

2年前はいろいろなソフトで複雑怪奇な状態になったPCをきれいにするためのOS再インストールだった。3日かかった。

去年もやった。同じようにOSの再インストール。比較的スムーズながらbasp21のインスト忘れではまる(「ActiveXコンポーネントでオブジェクトが作成できません」)。

そして今年はハードを交換。

今まで非力なハードで問題なかったが、処理件数が増えたことでちょっとパワーがあるマシンへ。

とはいえ、ISDNのターミナルアダプタなど昔のIOも繋ぐので、互換性を保つために一世代古いマシンを採用。

移行日数は2日。日常業務終了後に夜遅くまでやる。

PCの乗り換えがほかの機械と違って難しく手間なところは「設定」と「データ」。これらを移設後に元の状態に復元するところだろうか。

・「設定」の多さはソフトウェアのマシンとしての柔軟性の高さ。

・「データ」は資産。






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一斉同報メールで学んだこと(7) メール配信数制限の回避方法
  • (2011-12-10 07:11:11)
2011/12/10 小平探検隊

専用サーバで制限のない配信?



頭が痛い問題。メール配信数制限はスパム業者の野放しにしないため処置。組織的なスパム業者には実質的な効果はないにしても、見よう見まねの模倣犯程度のスパム業者には一定の抑止効果が期待できる。

よって歓迎すべきところながら、正常なビジネスにも影響が。これを回避するための方法を考える。

「共用サーバ」は断念し「専用サーバ」にする?

レンタルサーバなら、1台まるまる好きなように運用可能な「専用サーバ」に移行するのも手。

しかし、大方Unixベース、sshで操作?自分には厳しい。月額コストも共用サーバよりよほど割高。また、専用サーバとはいえすべてが自由でないはず。これは次回自分で試したい。

最高の自由度なら自社運営サーバ



とりあえず、一番簡単な選択はこれだろう。

自社運営サーバの構築。

固定IPは安い時代、サーバソフトは概ね無料。

無料のチープなソフトでいいかという問題はあるが、LinuxにしろApacheにしろ最高のサーバソフトはフリーソフトでありプロバイダも概ね無料ソフトで構築しているので問題なかろう。

インストールそれ自体は非常に簡単。設定方法に関しても、インターネットにはいくらでも指南記事や体験談が転がっている。

しかし、目先初期コストの発生はないにしても、セキュリティを考えると自営サーバは問題も大きい。

24時間365日のノーダウンと悪意ある業者のスパム配信の踏み台にされないよう監視体制やメンテナンスの負担は大きい。

XAMPPでクリティカル性が少ない運用なら?



テスト用か重要でないドメイン名で運用し、ときどきダウンしても問題ないレベルの運用ならかなり現実的。

たとえば、一斉同報が必要なときだけ電源を入れて運用することも可能では?

しかも、Windowsベースならなおよし。そこでXAMPP。

XAMPPはアウトボックス型サーバソフト。

クリック一発でインストールが完了するらしい。無料のメールサーバソフトもバンドルされているとのこと。

専用サーバと自社運営サーバ(XAPP)は近いうちに、どこかでテストしたい。

一斉同報メールで学んだこと(7) メール配信数制限の回避方法

一斉同報メールで学んだこと(6) Yahooの迷惑メール扱い問題

一斉同報メールで学んだこと(5) 売上倍増の意味を考える

一斉同報メールで学んだこと(4) 実際の配信と効果分析

一斉同報メールで学んだこと(3) 配信リストの仕分け

一斉同報メールで学んだこと(2) 配信リストの作成方法

一斉同報メールで学んだこと(1) 一斉同報の配信ポリシー






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一斉同報メールで学んだこと(6) Yahooの迷惑メール扱い問題
  • (2011-12-09 08:27:29)
2011/12/09 小平探検隊

Yahooメールでは迷惑メール扱い



1万通の配信後、自分のyahoo.co.jpメールを確認すると「迷惑メールフォルダ」に入れられていた。調べるとどうも、今回の同報でyahoo.co.jp宛の配信メールはすべて迷惑メールフォルダ送りとして処理された模様。

なお、gmail、hotmail.co.jpでは迷惑メール扱いとはなっていない。

クライアントのyahooメール比率は25%



しかし、yahoo.co.jpメールの当社における比率は全クライアントのうち「25%」(驚くべき比率である、今日まで気づかなかった)。ダントツである。yahooブランドを思い知る。

アカウントが廃棄されたりしてエラーメールとなった不良配信を除くと、正常配信比率は80%。

正常配信のうちのyahoo.co.jpメールの25%が迷惑メールとして事実上破棄されたとなると8,000通の25%=2,000通ものメールが届かなかったことになる。無視できない数字だ。

なぜ迷惑メールになるのか?



なぜyahooではメールがスパムと判断されたのか、yahooでは判定基準を公開していないので、思いつきで推測してみた。

・html文はスパム扱いされやすい?(考えにくい。htmlメールは通販会社では普通)

・メアドがいかにもスパムっぽい?(考えにくい)

・同じ内容のメールをある程度の数量、yahoo.co.jp宛に一度に送る場合、スパムと見なされる?(考えにくい。通常のビジネス範囲内)

・タイトルや本文をスキャンされてスパムと判定されるワードのスコアリングが高かったか?(考えにくい。通常のビジネス文章)

・ヘッダ:本文中のFrom、Reply-to、Returm-Pathのドメイン名が実際のメールサーバのドメイン名と違うとスパムと見なされる?(ちょっと怪しい)

・メールサーバのIPアドレスそのものが汚れている、ブラックリスト登録されている?(かなり怪しい。そのIPで以前スパム行為がされていたなど)。

IPブラックリストの存在が疑わしい



他のプロバイダのSMTPサーバならOKのプロバイダさんがある一方、今回利用したメールサーバのプロバイダさんは配信数に関係なく一律迷惑フォルダ送りになることからIPアドレスが汚れている(ブラックリスト登録がされている)可能性が高い。

ブラックリスト登録といっても有名どころのスパムリストを検索してもでてこないので、Yahoo社独自のブラックリストが存在するのかもしれない。

数社のプロバイダでテストした結果、メール配信数制限がない、あるいは甘いプロバイダのSMTPサーバ経由で送信すると、概ねYahooでは迷惑メールに判別される確率が高いことが判明した。当社がメインで使用しているプロバイダさんは安価なところだがセーフだった(よかった)。

一長一短、汚れていないIPは配信数制限が厳しい



しかし、汚れていないIPのプロバイダさんはだいたい配信数制限があるので一斉同報そのものができない。

たとえば、WebARENAはビジネスクライアントが多く信用もありそうだ。WebARENA経由のメールは迷惑フォルダ送りにされることはなかったが、連続配信数は500前後でSMTPセッションが切られた。

つまり、連続配信数制限は500通のようだ(WebARENAでは非公開としている。非公開理由は不明)。500通ではビジネスクライアントには制限が厳しいと感じる。ロリポップなら1,000通。

「迷惑メールでない」の申請しても適用は自分だけ



なお、Yahooでは「迷惑メールでない」ボタンで申請することができる。申請すると今度は正常に届くようになるが、全員に届くわけでない。「迷惑メールでない」申請をしない人には相変わらず迷惑メール。

一斉同報メールで学んだこと(7) メール配信数制限の回避方法

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一斉同報メールで学んだこと(1) 一斉同報の配信ポリシー






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一斉同報メールで学んだこと(5) 売上倍増の意味を考える
  • (2011-12-09 07:19:50)
2011/12/09 小平探検隊

メール配信で売上倍増



アクセス数はわずか50%増しながら客層は当社をよく知るお客様。条件が重なりその日の売上は通常の2倍、100%増しとなった。

マジックのような話である。

一斉同報メールを1万人(実際のリーチ率は60%、開封率は不明)の既存顧客に送るだけで翌日の売上は100%増し。

取り憑かれる。

こういう劇的効果を見せられると多くのマーケターや我々営業マンは勘違いしやすい。陥りやすい心理はこういうマジックが、これからもずっと続いていく気がしてしまう幻想。

絶対に続かない。

課題:スパイクレスポンスを穏やかに



今までいっさいコンタクトしない、メールもよこさない当社からのメールだからこそ、お客様のレスポンス率は高かったが、これに味を占め一斉メールを繰り返すならレスポンス率は急激な減衰曲線を描くはずである。

安売りスーパーから毎日繰り出される「特売チラシ」同様、泥沼にはまり込むリスクが高い。

それだけでなく致命傷さえ受けかねない。

それは意識するにしろ、しないにしろ消費者の心理に必然的に芽生える「軽蔑」。露骨な軽蔑は一部に留まるとしても圧倒的多数の消費者の潜在心理的な軽蔑は避けがたい。

軽蔑されればブランドは失墜する。当たり前のことだが、世の中のマーケターはミスを繰り返す。

多くのマーケターは目先売上を伸ばすことがミッションなだけに、ブランドが失墜することがわかっていても立場上、やらざるをえない。

理解しているマーケター苦しいに違いない。

当社は幸い、目先売上を要求してくる役員も株主も出資者もいない。ブランドを育む条件があることに感謝している。

高すぎるレスポンス率を反省し、もっと穏やかに、年賀状のように「あの会社、まだ元気にやっているみたい」と思い出してもらえる程度のコンタクトになるように改良したい。

一斉同報メールで学んだこと(7) メール配信数制限の回避方法

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一斉同報メールで学んだこと(1) 一斉同報の配信ポリシー






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一斉同報メールで学んだこと(4) 実際の配信と効果分
  • (2011-12-09 07:09:36)
2011/12/09 小平探検隊

使用ソフトと使用したSMTPサーバ



使用した一斉同報メールソフトは1st Mass Mailer。

また、配信に利用するメールサーバは通常のメールに使用しているサーバを断念。なぜなら、当社が加入しているメインプロバイダはメール配信数制限がある。数量制限がない、あるいは配信数制限が緩やかなプロバイダを経由して配信。

初回様子を見るため100通->1,000通->1万通の順で配信した。

この日はこれだけにして結果をレビュー。結果的に、1st Mass Mailerは1時間あたり1万通程度の配信処理能力だった。1st Mass Mailerの能力と受け取るSMTPサーバの能力や設定に依存するかもしれない。

消費帯域に関しては8Kb程度のテキスト文を1万通配信しても80Mb、オーバーヘッドを入れても数百Mb程度か。動画配信時代には問題ないだろう。

・1st Mass Mailer処理能力:1時間あたり1万

・一斉同報による消費帯域:8Kbテキスト x 10,000 = 80Mb/1時間

配信結果



・エラー(配信不可):2,000通(20%)

・配信成功のyahoo.co.jpメールでメール迷惑メールフィルタリングされたもの:2,000通

・正常配信数:6,000通(60%)

・配信中止申請:60件(1%)

・その日の当社Web訪問者数:通常1000人->1500人(50%増し)

・Facebookいいね増加数:(その夜だけで)198->209

・Twitterフォワー増加数:(その夜だけで)251->279

・配信に対するクレーム:メール1通。「許諾許可なしのメールであり信用していた会社さんだけに残念です。」

・配信に対する歓迎:ご注文欄コメントに1通。「久しぶりにメールありがとうございます。楽しみにしております。」

yahoo.co.jpメールが、迷惑判定を受けて迷惑メールフォルダに振り分けられたことは想定外だった。

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