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NTT光回線移設失敗、そのビルごとの特殊事情?
  • (2017-10-20 06:37:12)
事務所を移転した。引越日前日、NTTさんが新事務所に来るので、PCやNTTの終端装置などを外して車で運ぶ。

作業進まず


NTTさん(実際は委託業者)は定時に来るも作業進まず。建物の共有部分から当社の階までの配線がない模様。現地調査を行うと当社フロアは電柱から直接回線が引き込まれていたことを発見。

ただし、メタル回線のみで光回線はない。工事はそこまで。電話回線は繋がったが、インターネットは接続できず。

来ていた作業員の一人はひげ男で、見た目いかにも偏屈そうな雰囲気。昔の秘密主義体質だった頃のNTTを思わせる雰囲気だ。

特殊な建物での工事はこういう昔を知っていそうな人物を連れてくることは正解だろう。話しかけてみたが、無視された。


移設失敗


ネットが開通しなかった原因はNTTの事前調査ミスである。

この建物特有の特殊事情をNTTは何度も体験していると思われるが、作業員の記憶の中だけに終わり、記録がない、記録されても紙媒体として埋もれ、活用されないか、紛失したのだろう。

電柱から直接、光回線を引き込む必要があるが「契約内容が違ってくるのでこれ以上できない」と言われた。接続形態によって工事費や月額料金が違ってくる。そのことを言っているらしい。

契約内容は違っても、とりあえず物理的な作業はしていって欲しいと考えたが、強くは押さなかった。


ビジネスが止まる


仕事ができないので、NTTには「今日でも明日でも良い、とにく最短で手配して欲しい」と念を押した。

電話の相手は若い女性で経験豊かとは言えない担当者。しかも過去の協議から推測すると、週数回会社にきているアルバイトらしき人々。

その時点で、NTTを相手に交渉しても骨が折れるだけと観念し、自宅に一時的な伝票の打ち出し環境を整備することにした。


自宅に臨時システムをセットアップ


このときほど、自宅と会社、回線が二つあることのメリットを感じたことはない。

システム構築ではバックアップ体制は重要なことだが、滅多にその恩恵を受けることはないため、バックアップシステムは微妙な位置づけである。通常はムダに終わるコストである。

その日の夕方、ようやくNTTから「4日後」と工事の連絡あり。予想よりは遅かったが、アルバイトにしては工事部隊を早めに動かせたとも言える。


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引越に伴うヤマトB2の移行作業
  • (2017-10-19 17:22:00)
(追記)ここにある問題以外に、引越の翌月、請求書が3通になるトラブルも発覚した。その後は2ヶ月にわたり、請求書は2通に分かれていた(Webと紙ベースの請求書)。
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ヤマト運輸の「送り状発行ソフトB2」(ソフト版)を利用している。

事務所移転に関して、ヤマト運輸の担当ドライバーさんには2週間前、新旧住所、切り替え日時を伝え、新しい営業所さんが、スムーズに引き継げるよう「必要な手続きをお願いします」と書面にて伝えた。

ヤマト運輸内で、どのような手続きがあるか不明だが、それは彼らの仕事、これだけ伝えれば充分だろうと考えていたが、はまっている。


営業所コードが昔のまま


B2にて伝票を打ち出すと集荷した営業店コードが記載される。これはヤマト運輸内で、どこの営業店の売上かを把握するためのものと思われる。

新営業所の担当ドライバーに伝えるも、何をどうして良いのか知らないという。B2のサポートセンターに問い合わせると「顧客IDを新しい営業所に伝えよ」と指示された。

顧客IDと営業所コードを紐付けする作業は各営業所備え付けのPCにて行われてと。これを2回ほど伝えたが、ドライバーは理解できない。

それどころか、センター長なる人から「ヤマト・ビジネス・メンバーズ」のサポートに電話して移転手続きを行って欲しいと依頼された。

電話すると、ここは「B2クラウド版」のセンター、「ソフト版B2」は対応不可と言われた。彼らのための手続きをやっているのに、たらい回しだ。

面倒なので、このままでもいいか?集荷はしてくれるので、当社には何ら問題はない。


B2「請求書コード」欄が昔の電話番号のまま


B2ソフトには「請求書コード」なる欄が存在する。これは名称からして、ヤマト運輸が毎月、各顧客に課金するため顧客識別コードと思われる。

ここは旧事務所の電話番号が付けられている。私がアサインした記憶がないので、ここもヤマト運輸内で適当に振られたコードと思われる。

ここも変更しないと当社に対して正しい課金ができない可能性があるが、自分で変更することはできないので、彼らまかせで放置している。


一週間かけてセンター移行


一週間かけて、ようやくドライバーさんが顧客IDとセンターコードの紐付け作業をやってくれた。今朝、荷物を届けてくれたついでに「昨夜やりましたから、おそらく今日から大丈夫」と言われた。

内心、ありがたいと思うと同時に、この程度の操作に一週間もかけなくても、とも感じた。


新しい問題、コレクトが利用不可に


上記のドライバーさんの言葉通り、本日、B2を起動すると発店センターコードは変更され、請求先コードも予想通りに変更されていたが、問題があった。

『宅急便コレクト』『コンパクト コレクト』サービスが利用不可になっていた。

利用契約が解除されている感じ。B2画面では「このサービスは別途契約が必要です」とある。B2へのコレクト分の荷物の登録ができない。

今度はこれか。


コレクト再利用のための手続きがバカ過ぎる


サポートに電話すると、コレクトはヤマトフィナンシャルに電話せよ、と言われ、電話すると変更手続きは可能だが「システム反映まで3~4日かかる」と。

顧客コードを入れなおすだけの操作に、なぜ3日も4日もかかるか聞きたいが、電話対応している若い女性に訴えても、何の進展も解決もしないだろうとあきらめた。

本当は今すぐにでも反映できるしょう、という気持ち。


顧客のビジネスが止まっても関係ないヤマトフィナンシャル


3日・4日、コレクトでの配送ができないことになった。当社にはビジネスへの影響もある。顧客への迷惑をどのように最小限にするか対策を練る。

平行して、ヤマト運輸の営業に連絡し「一日でも変更を早めさせるようプレッシャーを掛けて欲しい」と依頼した。「グループ会社ではありますが、別会社なので・・・」と腰が引けた返事だった。

もしも、当社がAmazonだったら、この問題、彼らは雷に打たれたように対応してくれるだろうが、中小企業への対応はこの程度だ。


(追記)
結果的に、この書き換えは当日中に実施された。営業さんが動いてくれたか、それとも日頃から当日変更なのに「3~4日かかる」ととりあえず脅しておくスタイルなのか。


根本問題


コレクトが利用不可になった問題は根本的に、同じ顧客なのにセンターコードの変更で契約内容がリセットされる部分だろう。

事務所が移転して、契約内容リセットか、どんな事情があるのかわからない。


動脈硬化ヤマトフィナンシャル


今日の対応で、一年前のヤマトフィナンシャルさんとのミーティングを思い出した。ヤマトフィナンシャルのクレジット決済サービスの利用を検討した。

テストIDでテストすると、突っ込みどころ満載、かゆいところにまったく手が届かない素人っぽいシステムだった。

たとえば、入力文字コードの柔軟性のなさは運用上問題を感じた。システムが誤動作しないためあえて制限をかけているそうだ。マジですか?

最大の不満は画面遷移だった。あまりにもウンコだったため「普通に考えてもこの画面はムダでしょう、ナシにできないですか?」という指摘に対してエンジニアは同調していた。

少なくとも現場のエンジニアレベルなら、決済完了までに"ワンクリックでも少なくする"ことの意味は理解されていると感じた。

ネット企業が、この部分にどれだけの投資をしているか、Amazonにいたっては10年以上に及ぶ訴訟さえやってクリック数を下げる投資をした。

なのに、クリックボタンどころか、ムダにあえてページ数まで増やすの?どうでもよいムダなページはただただ自分たちの保身・プロテクトのためだけだろう。

彼らの言い分は「既存顧客が5万社以上あるので」いまさら何も動かせないと説明していた。


レトロリーグ


Amazonは数週間おきに管理画面の内容を変更、しかも、かなりの部分、顧客への事前アナウンスなしで行っている。

改良は常に行われるし、それを前提にシステムを構築することが、IT分野では今時の世界的な潮流と思う。

しかし、確かに変化しないことがよいとする会社さんも多い。ヤマトフィナンシャルさんはそういう企業同士が理解し合える日本の古き良き時代の企業さんと理解すればわかりやすい。


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Win7アップデートでACCESS DBエラー
  • (2017-10-19 10:07:54)
事務所移転の前日、受注データの打ち出しができないエラーに遭遇。引越準備であたふたしていたので非常に焦った。


切り分け


VBのコードを見直したり、PCを変えたりなどの切り分けを行う。はたと数日前にWindowsのアップデートが自動的に行われたが、これが原因かもと、まだアップデートされていないPCで試すと復活。


エクスポート不可


VBで、受注データを外部Excelに吐き出す部分で、「外部データベース ドライバー(1)で予期しないエラーが発生」というメッセージとともにエラーとなり、壊れたExcelファイルが生成される。

最初VBのコードを疑ったが、Accessからマニュアルで操作してもエクスポートはエラーとなることから他の原因と判明。


対応方法


KB4041681をアンインストールで復活


[コンパネ] → [プログラムと機能] →
[インストールされた更新プログラム] → Microsoft Windows





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ヤマト送り状ソフトB2 ver7
  • (2017-10-03 12:41:32)
新規にメインPCを入れた。それまでメインPCはバックアップ機として半年間保管しておいたが、自分用のPCに転用した。

(自分のPCはいろいろなソフトをテストも兼ねて入れる。それですぐに汚くなるので、定期的にPCのOSレベルでクリーニングしている)


B2が使えなくなっていた


バックアップ機が私のPCになって、ヤマト送り状ソフトB2を使ってみるとエラーとなった。新しいメインPCでB2を再申請(再ダウンロード)した際に、古いB2が無効化されたようだ。

B2は再ダウンロードでB2をインストールすると、既存B2が無効化される。

「ユーザID追加」として導入する際は古いデータは引き継げないが、逆に既存のB2もそのまま使える。事情があるのだろうが、面倒なポリシーになっている。

今回は「再ダウンロード」で、既存B2が無効化された。


ver6とver7


しかたないので、B2のトップ画面の「ユーザID追加設定」から新規IDを申請して、再度インストールへ。ダウンロードする際、ver6とver7が選択できる。

どう違うのかと思ったが、普通に考えれば、ver7が最新版であり、機能追加もあるだろう、もっと便利になっているかも、と期待してver7をダウンロード。


機能的な差はないが


さきほど一枚宅急便伝票を打ち出した範囲では機能追加はなし。ラベルの種類がA5またはA4の「マルチ用紙」しか選択できない。

以前のA4の面付け用紙が選択肢にない!私の立場からすれば機能劣化だった。

また、エクスポートやインポートするフォルダが、

「C:\B2SE」から「C:\B2TE」に変化していた。変える必要があるのか?

現状、メインPCが「ver6」でフォルダが「SE」なら、こちらも同じにした方が何かと便利だったと後悔した。


大差ないver6とver7が混在


ver7のメインのリリース理由は「MS SQL Server」が重複すると動作しないという問題を回避するためにだされたようだ。

ver7では「MS SQL Server Compact」が使われているらしい。「compact」を採用し、そのついでに細かい点で変更が加えられたということか。

ならば、以降の新規配布はver7だけを行えば良さそうだが、徹底性に欠けてver6とver7がどこまでも混在する環境に陥っているし、それを今後も続ける体制のようだ。

※後日わかったが、ver7はwin8用のバージョンとのこと。


自分の教訓


自分自身の教訓にも思える。バージョンが変わるプロダクトはバージョンを増やさないよう細心の注意と計画性をもって製品計画を立てないと、互換性やメンテナンス性の点で、将来無駄な混乱とコストを生むことになる。

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情報セキュリティ、自分にとっての対策
  • (2017-09-17 11:47:13)
このテーマは長年、事あるごとに考えさせられる。世間で何かトラブルがある度、または自分がデータを失ったり、ウイルスにやられたりすると。

しかし、どう考えたっていつも結論は出ない。なぜ?

(1) セキュリティ対策はひたすらコスト
(2) セキュリティ対策はどこまでやっても底なし


セキュリティ対策をやってもビジネスを前進させるものは何もないにもかかわらず、やってもやっても完全に安全という状態は作り出せない。

結局、時間を使って考えても「ある程度、ほどほどにやる」が正解という、なんとも煮え切らない結論に至る。

(1) データのバックアップを定期的に取る
(2) 情報流出を防ぐ(具体的な対策は不明、ぼんやり)




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