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ケータイ、ついに年貢の納め時 (2)
  • (2023-05-08 10:50:29)

3Gケータイのデータ救済


何かよい方法はないかとAmazonで「ダミーSIMカード」と検索するとそれらしきものが。

「アクティベートカード」や「アクティベーションカード」といった名称。

SIMがなくて何一つ操作できないスマホ用のカードに見える。

(スマホもSIMがないとケータイのように使えないのか?)

スマホはそれ自体がPC。そこに電話機能が付いたものだからSIMがないからスマホが使えないというのも実に本末転倒な話である。

少なくともボクが持っているSIMフリースマホはSIMなど不要で使えるけど、キャリアさん経由で購入するスマホはそういう制限がかけられている可能性がある。

(もしそうなら、キャリアさんは器量が小さい)

だから、こんなニッチな商品が売られているんだろうと空想した。

実験のためにソフトバンク用のアクティベーションカードを買ってみた。


スマホ用アクティベートSIMカード


すぐに来た、入れてみた、動かなかった。

「挿入されたUSIMはこの携帯電話機では使用できません。有効なUSIMを挿入してください」と表示された。

Amazonで出品されている商品を再度見ると「ソフトバンク用」の部分はいいが「iPhone専用」とある。

ガラケーでは使えないことが判明した。

Amazonで探したが、ガラケー機のダミーSIMはないようだ、なのでヤフオクで探すとでてきた。


ソフトバンクの「契約解除済み 標準USIMカード」


ヤフオクには「契約解除済み 標準USIMカード」が多数販売されている。

こんなの誰が何の目的で買うのか?と驚くが、今私がその購入しようとしている一人である。

買った、すぐに来た、入れてみた、動いた!

操作画面も設定画面も表示された。

電話帳もメールデータも読むことができるようになった。

しかし、問題も残った。


さらに問題が・・


うっとうしいのは繰り返し「ネットワーク自動調整」の確認画面がポップアップする点。

解約済みなので、基地局と交信を試みるも端末未登録で接続を拒否されるのだろう、それはどうでもよい話だが、なんと「ネットワーク自動調整」ができないとSDカードへのデータバックアップができない!

(なんで~!)と叫びたくなる。

「SDカードへのバックアップ」が私がやろうとしてるデータ救済方法。

そして、それは私が知っている唯一の方法。

なんでこんな仕様になっているのか、事情はわからないが、ここまできてデータを取り出せないのかと嘆かわしい。

万事休す・・仕方ない、ソフトバンク代理店に行って相談してみるか?と弱気になる。

しかし、要はまだ生きている3G用のソフトバンクUSIMカードを一瞬入れてやるだけですべて解決するのに誰かから借りられないか?・・今時3Gゲラケーを持っているヤツなんて探し出せるわけがないけど、惜しい・・


USBケーブルでPCに吸い出す方法は?


ところで、昔はケータイとPCをUSBケーブルで接続してPCからケータイのデータを操作するソフトがあったような・・とはたと思い出した。

これはもしかしたらこの種のソフトでデータ救済ができないか?とひらめいた。


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ケータイ、ついに年貢の納め時 (1)
  • (2023-05-06 17:57:03)

ついにケータイが壊れた


愛用の携帯電話「105SH」が壊れた。

スマホが普及しはじめた2012年の製品、3Gガラケー。

105SHがよかった点は重量90g。

200gは当たり前の今どきのスマホと比較すると楽である。

ポケットやバッグに入れておいても気にならない重さだった。

ところが突然「USIM未挿入です」とエラーとなった。

「USIM未挿入です。電源OFF後USIMを挿入してください」

3GガラケーはSIMカードが入っていないとOSの起動直後あたりで止まり、操作画面も設定画面も表示されず何一つできない。

SIMがなければ基地局への端末登録ができないので電話の着信発信ができないのはわかる。

しかし、操作画面も設定画面の開けないようにする必要ある?と思う。

どんな趣旨があってキャリアさんはこんな仕様にしているのか、まったくわからないが、まあ、そうなっている。


来年の3G廃止まで使いたかった


ソフトバンクの場合、3G回線は来年2024年1月末に廃止になるらしい、そこで廃止まで3Gガラケーを使い続けるつもりでいた。

廃止時、どのように使えなくなるのか見届けたい、と今までスマホ移行を拒んできたが、このトラブルをもって「年貢の納め時か・・」と観念した。

残念だが、これをもってスマホに機種変更する気になった。

しかし、問題はケータイに残されているメールと電話帳の移行。

もしケータイ本体が壊れたのならデータ移行は厳しいだろうが、もしSIMカードに問題あるならデータの救済は可能だろう。


壊れたのは本体? SIM?


SIMカードが破損する事例をボクは知らない。

「SIMが壊れるか?、壊れようがないだろう」と判断したことは今となっては未熟だった。

その時点では本体が壊れたと信じ検証のために同じ機種を入手することにした。

ヤフオクで検索すると千円くらいでたくさんでていた。

この価格から判断してやはりガラケーの相場価値はほぼないともと思うと同時に、それなりに出品数がある点は未だガラケーを必要としている人もいるということだろう。

どういう事情で今さらガラケーが必要なのかわからないが、世の中にはなんらかの理由で必要としている人がいる、私もその一人だが。


壊れたのはSIMカードの方だった


ヤフオクで同じ機種のガラケーを落札したが、支払いから一週間たっても来なかったのでややいらいらした。

ヤフオクなどの個人間取引はこういう部分が相手次第。

大手通販ショップさんと同等の対応やスピードを期待すると当たり外れがあることを思い知らされる。

そして到着した。すぐに試したらなんとSIMカードの方に問題があることが発覚した。

(SIMカードも壊れるのかー)

何が壊れているのだろう? IC部分の金ピカ金属板をはがして見てみたい気がするが、状況を悪化させるだけだろうからやめた。

SIMがやられているとなれば、本体の電話帳やメールデータは救済できる可能性が高い。

しかし、SIMがなければ本体は操作できない・・微妙なジレンマ。


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LED電球も壊れるのか!
  • (2023-04-20 16:31:20)

LED電球の突然の故障


この前の記事と同じく電灯の話。

この半月、偶然同じタイミングでいろいろな電球や蛍光灯が壊れたり切れたりしている。

その一つは事務所のLED電球が続けて2個壊れたこと。

突然、薄暗い光になった。

イメージとしては「LEDは永久に交換不要」だったが、案外簡単に壊れた。

時間とともに徐々に経年劣化はあるらしいが、当社の場合、突然に壊れた。

LED電球の販売ページなどでは耐久時間として「4万時間」などと書かれている。

4万時間は連続使用で4~5年。

一日あたり8時間使用ならスペック上では12年~15年持つはずである。

今回壊れた電球はともに設置から5年程度なので大分早い、こんなもんだろうと思う。

日本メーカー製のLEDだったが、どうせ中国でのOEM、中身は事実上の中国製、日本製を選択する理由もあまりなく今回は中国メーカー製のLED電球を購入することにした。

耐用時間はやはり「4万時間」と書かれていた。


LEDの色問題「昼白色」「昼光色」


それと光の色も今回は「昼白色」に変更。

事務所は「電球色」「昼白色」が混在しているが、これを期に余分に「昼白色」電球を購入して明るくしたい。

ちなみに「昼光色」という色温度のLED電球もあるこを知った。

今まで使ったことがないが、一個だけ買ってテストしようかなとも脳裏をよぎったがやめた。


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自分で取り付け不可能だった蛍光灯型LED
  • (2023-04-20 10:11:26)

事務所に残っていた蛍光灯が切れた


これを期にLEDに変更することにした。

本体はそのままで蛍光灯直管だけをLED直管にするだけと空想したが、話はそう簡単ではなかった話。

「工事不要」と喧伝している蛍光灯型のLED直管をAmazonで買ってみた。


グロー球と豆電球を取り違える


説明ではグロー球タイプの場合グロー球をはずすだけとのこと。

ところがグロー球と夜間灯の豆電球を間違えて豆電球だけはずしてスイッチを入れると点滅を繰り返した。

それで調べはじめたら意外なことを知る。

それは既存の蛍光灯電灯をそのまま利用してLED直管に変更する場合、蛍光灯用の安定器をはずすことが大前提。


安定器を外して電力線を直結せよ?


上の「工事不要」と喧伝している蛍光灯型のLED電灯は安定器を付けたままで取り付けることを想定しているが、安定器が消費する5W~6Wがムダである。

LED電灯自体が7Wくらいなのに、余分にLED電球をもう一個取り付けている感じである。

通常、蛍光灯をLEDに交換するには安定器を外して電力線を直結するバイパス工事が必要となると知った。

また蛍光灯電灯の装置によっては結線のやり方は複雑であり、これらは厳密には電気工事の資格が必要であるし電気回路の初歩的な知識と経験がないと危険な作業である。

Youtubeに蛍光灯からLED直管への変更方法の動画がいくつも公開されているので見よう見まねでやれるとは思うが、ヘタすると破裂ってこともないとは言えないので手を出さないことにした。

(子供の頃100ボトルコンセントをショートさせてラジカセを破裂させたことがある)

電球だけの交換はあきらめて電灯器そのものをLED型に交換することにした。



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「daily.txt」のデータが飛んだ話
  • (2023-04-06 17:23:25)

大切なファイル


毎日の業務記録や細々した仕事内容などを書き込んでいるテキストファイル。

一次情報源で何でも放り込む感じて記録を残しており、必要に応じてここから別ファイルや媒体に整理することがある。

過去10年分の記録。


HDDの不具合


このファイルを入れている外部HDDが、なぜか今日は調子悪くアクセスにやたら時間がかかった。

それでも「daily.txt」はかろうじて開くことができた。

(今から思えば、むしろ開いてくれなかったら今日の不幸は回避されたのに・・)

開いているdaily.txtにあるテキストをペーストしたら「媒体がつながっていないか削除されました」といった内容のエラーメッセージが表示された。

しかし、見た目、ペーストされているように見えたので「リブートしたら直るだろう」と無邪気にPCをそのまま再起動した。

(ここでHDDの怪しい動きを警戒してリブートせず、データを避難させていたら・・と後悔される)


意味不明のエラーで頭の中が真っ白


リブート後、PC内にこのファイルは残っていたが、ファイルを開くと

「NULL文字を空白にして読み込みました」

というメッセージがでた。

開くには開くが、中身はすべて空白文字に変換されており、すべてのデータがきれいさっぱり失われていた。

何が起きたのか不明だったし、こんな体験もはじめてである。


HDDのクラッシュと似ている


冷静になって考えれば、ファイル編集中にHDDが突然クラッシュしてファイルが破損したときのような現象か。

メモリー上のデータをHDD上のファイルに書き戻せずにいる状態だったのだろう。

メモリーに残っていた最後の救済可能なデータもリブートですべて失われた。過去10年分の業務記録データを失った瞬間だった。

まちがって削除したファイルならまだ救済方法があるが、メモリー上の未保存データは救済のしようがない。


一時ファイルもなし


未保存データはリブートで失われるが、ファイルによっては開いているときに自動で一時ファイルとして保存するものがある。

今回「秀丸」にはそういう機能があるが、私は通常はずしている。また、OSが勝手に一時ファイルに保存してくれた可能性もあると空想しtempファイルを探したが、なかった。

ここに至りすべて終わった印象である。観念した。


バックアップである程度復旧


一年前のバックアップがあるので、まるまるすべてを失ったわけではない。

しかし、バックアップが古くて、数ヶ月分の記録は飛んだ・・かなり痛い損失であり心の痛手ではあるが、自分が悪い。

(長いPC歴、今更こういう初歩的な失敗で重要データをなくしたか・・と感慨深い)

他のPCやバックアップ媒体内を探しまくったが、他にバックアップはなくまたコピーファイルもなかった。


セキュリティのテーマ


本来この記録は一年ごとのファイルだったが、一気に検索できるよう去年あたり、一ファイルにまとめた。

この行為も被害を拡大させるリスクをはらむ。

集中化されまとめられた場合、管理は効率的になるが、一方で何か障害が起きた場合、被害範囲は拡大する・・セキュリティを考える上での永遠のテーマであるが、実際に体験しないとこのテーマは理解されない。

そういう意味ではありがたい体験だったかもしれない。


意識改革


逆にこの体験を通して意識改革すべきかも。

データもモノもすべて「いつかは失われる」と。

そして、この単純な事実は実際に自分で体験し痛い目にあわないとなかなか理解されない。


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