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広告主としてのアフィリエイト体験レポート#11 集客力と販売力の現実
  • (2009-11-19 11:20:42)
集客力と販売力は必ずしも比例しない事実

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ある日、アフィリエイターさんの中に、当社の関係する業界で有名なサイトが含まれていることに気づいた。

そのサイトは当社にとって理想的な客層をお持ちで、当社客層にばっちりマッチするコンテンツが展開されているサイトだ。集客力も相当なものと推測される。しかし、なぜか実際のコンバージョンはまったくふるわなかった。

リスティング広告によるLPOからのコンバージョンが好成績を収める一方、オーガニックで強力な集客力を誇るアフィリエイターさんの成績は必ずしもよくない現実を知る。

(続く・・・)

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広告主としてのアフィリエイト体験レポート#10 非オーガニックリンク
  • (2009-11-18 10:53:33)
2番目の「勝手な思い込み」

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多数のアフィリエイターによるリスティング広告を見て、ミステリーの一つが判明した。リスティング広告のリンク先はLPOを多分に意識した簡潔なページで目的意識や購入意志のある人がたやすく、かつ最短でコンバージョンに至る様子がイメージできた。

逆にリスティング広告なしで集客し当社へのトラフィックに繋げていると思われるアフィリエイターさんは上位チームでは「ほとんど皆無」であることもわかった。売上に換算するとリスティング広告経由は9割。もしリスティング広告を禁止した場合、9割程度減少すると計算される。

アフィリエイト・プログラム開始以前、アフィリエイターさんの集客に関する漠然としたイメージは魅力的なコンテンツによる「オーガニックな集客力」だったが、ここでも私の勝手な思い込みだったことがわかる。「直リンクをもらえる」という思い込みの次の失敗だった。

反面、有力アフィリエイターの「販売のプロ魂」を見せてもらったようにも感じる。

(続く・・・)

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広告主としてのアフィリエイト体験レポート#9 リスティング広告
  • (2009-11-16 19:49:31)
同じキーワードでライバルを創出

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当社ではある季節になると毎年恒例のキャンペーンセールを開催する。その際はリスティング広告、具体的にはYahooのOverture(スポンサードサーチ)とGoogleのAdWords(アドワーズ)広告にある特別なキーワードで出稿する。

今年も出稿すべく、その特別なキーワードで検索状況を見てみる(実際にGoogle/Yahooで検索してみる)と、なんとOverture、AdWordsともにそのキーワード由来による多数のリスティング広告が表示され、しかも、そのほとんどが当社の製品の広告であった。

一瞬事態を飲み込めず面食らったがすぐに判明した。アフィリエイト・プログラムで提携しているアフィリエイターさんたちが当社より先に同じキーワードでリスティング広告を展開していた。

アフィリエイト・プログラム開始時の条件項目の一つを思い出した。

「リスティング広告->可」

この条項の意味を、今さらながら、しみじみと噛みしめた。

社内で対応策について協議した。この条件項目は簡単に変更できたが「リスティング広告->可」という条件を理由に提携されたアフィリエイターさんが多数存在すると思われる。

よって「リスティング広告->不可」への条件変更はそれ相応の時間的余裕を持ってアナウンスするか、もしくはこのまま現状維持か。

結局「せっかくアフィリエイターさんが頑張ってくれているので」という理由で現状維持とし、当社は今年、そのキーワードのリスティング広告を断念した。

自社のリスティング広告と提携アフィリエイターさん出稿によるリスティング広告が、競合する関係になる事態が多くの企業で発生しているのではなかろうか?

調べてみると「そんなときは『オフィシャルサイト』や『公式WEBサイト』などの文字入れを行う」とアドバイスしているコンサルタントの記事も見つけた。

なるほどと関心した。

同じキーワードで、広告主の広告と、多数のアフィリエイターの広告がぶつかった場合、広告のどれをクリックしても結果的に広告主のサイトに誘導されるため、このような多重露出にも大きな意味がある。

むしろ、大企業さんはこのように自社広告で空間を埋め尽くすメディア・ジャック的状況はお好きかも知れない。だから、こういうリッチな広告展開も否定しないが、メディア・ジャックは我々には身の程知らずにも感じられた。

それに、如何せん、自社のコストで同じキーワードを巡るライバルを創出しキーワード単価をつり上げるというのも心情的に納得しにくいものがあった。

自社でリスティング広告を行っている場合、広告主にとってこれは構造的な問題ではなかろうか。結果的にアフィリエイト・プログラムの継続断念の一因となった。

(続く・・・)

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広告主としてのアフィリエイト体験レポート#8 広告バナーだけで
  • (2009-11-13 06:15:48)
コンテンツが実質的にないページによる驚異的な集客力

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アフィリエイト経由の売り上げた安定しているのに全体の売上が伸び悩む現象が一つのミステリーなら、もう一つのミステリーがアフィリエイターさんのページだった。

提携いただいているアフィリエイターさんがどんな広告ページを作成してくれているか、どんな広告を貼ってくれているか、広告主なら気になると思う。当社も折を見てアフィリエイターさんのページを見て回った。

感激するくらい手を入れたオリジナルなページを制作してくれているアフィリエイターさんがあり、また実際にかなりの成果を出されていたので、本音を言えば個別に関係を維持させてもらいたいと思ったくらいである。

しかし、めざましい成績を上げている当社のトップアフィリエイターの多くは広告用バナーが貼られた程度の非常にシンプルな、ある意味実質的コンテンツがないページ展開が主流を占めていた。

「コンテンツなしで、どうやって集客しているのだろうか?」

成果が出ていないならわかるが、確実に毎日のように成果を叩き出しているところがミステリーだった。

(続く・・・)

この記事は#8

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広告主としてのアフィリエイト体験レポート#7 Google Analytics
  • (2009-11-12 13:43:39)
Google Analytics によるデータ解析で検証

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アフィリエイト経由の売上比率が強まるにも関わらず、全体としては注文件数・注文金額ともに伸びないことに首をかしげるばかりだった。プログラム開始からわずか3ヶ月程度なので結論を急ぐのも早すぎかと、ただ静観していた。

仮にアフィリエイト経由の売上比率が30%とすれば、最も理想的なトラフィックの波形変化は単純に30%の新規ユーザーによる30%増のページビューが加算されること。

日頃お世話になっているGoogle Analyticsのデータ分析を見ると「セッション数」「ユニークユーザー数」「ページビュー」のどれも例年通りの季節変動が確認されるだけでアフィリエイト・プログラムの開始前後によると変動は見らなかった。

この記事を書いている現在アフィリエイト・プログラムは終了している。プログラムの終了による売上の落ち込みが感じられれば、それはアフィリエイト・プログラムの有効性が証明されることになるが、プログラムの終了による全体の売上の変化は認められなかった。

私自身のGoogle Analyticsの使い方や分析方法に問題があるようにも感じており、アフィリエイト・プログラムが終了した現在でも、当時、何がどうなっていたのか、すっきりしない。

(続く・・・)

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