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一斉同報メールで学んだこと(3) 配信リストの仕分け
  • (2011-12-08 16:44:04)
2011/12/08 小平探検隊

携帯電話への配信



携帯電話は夜中の配信は御法度。それにお昼時や帰社時のケータイメール・ラッシュの時間帯は避けた方が安全。また、送る本文はケータイ用に整形する必要がある。しかし、そもそも「配信すべきかどうか」が悩ましい問題。一番の問題は受け取るクライアント側がメール配信コストを負担する事実。

携帯電話への配信は今回は見送ることにした。

仮に配信しても、本文にリンクを含むメールの配信リーチ率も50%以下だろう。

※携帯電話のメールアドレスの抽出クエリ: 「Like "*docomo.ne.jp" Or Like "*ezweb.ne.jp" Or Like "*softbank.ne.jp" Or Like "*vodafone.ne.jp" Or Like "*pdx.ne.jp" Or Like "*ido.ne.jp" Or Like "*willcom.com"」。

スマートフォンへの配信



スマートフォンもケータイと同じと判断した、しかし、これは後日気が付いたため最初の配信では出してしまった。スマートフォンの場合、勉強不足でそのメールアドレスがスマホかどうか判定する手法がわからない。

最低スマホと思われる次の文字列のユーザを削除。

*i.softbank.jp -> 1%

*mopera* -> 0.1%

Amazon経由顧客への配信



Amazonメールにマスキングされているものの顧客へのメール配信は可能。しかし、Amazonの顧客は本来的にAmazonの顧客。こちらも見送り。

一斉同報メールで学んだこと(7) メール配信数制限の回避方法

一斉同報メールで学んだこと(6) Yahooの迷惑メール扱い問題

一斉同報メールで学んだこと(5) 売上倍増の意味を考える

一斉同報メールで学んだこと(4) 実際の配信と効果分析

一斉同報メールで学んだこと(3) 配信リストの仕分け

一斉同報メールで学んだこと(2) 配信リストの作成方法

一斉同報メールで学んだこと(1) 一斉同報の配信ポリシー






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一斉同報メールで学んだこと(2) 配信リストの作成方法
  • (2011-12-08 16:41:24)
2011/12/08 小平探検隊

非配信リストの作成



データベースからクリック一発ででてくるものと軽く予想していたが、大変だった。過去に残る配信中止申請や何らかの理由で非配信対象の方々を除く作業である。

DM配信テーブルとDM非配信テーブルを掛け合わせるクエリ操作は別の記事に備忘録として書いた。

またメールアドレスに中にはとてもアドレスと思われないものも多数存在し、それらの削除も手間だった。

最終リストをExcelにエクスポートしてみるとこれが原因不明のエラー。

Excelの行数制限を越える



調べてみるとExcel2003の行数制限65536行とのこと。長年Excelは愛用してきたが、限界までデータを投入したことはなかった。

感慨深かった。

Excelがダメなら、テキストで落とせば問題ない。

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一斉同報メールで学んだこと(1) 一斉同報の配信ポリシー
  • (2011-12-08 11:16:44)
2011/12/08 小平探検隊

同報メール配信の背景



当社のお客様は数万名。以前よりクライアントからキャンペーン情報など「お得な情報ならメールで知らせて欲しい」という要望があり、年に数回程度なら一斉同報したいと考えていた。

しかし、迷いつつ過去5年くらい「おしらせ」など一斉同報メールはついに流さなかった。それ以前は散発的かつ小規模にやった時期もある。

今後、年数回「おしらせ」メールを発行することにした。今回はその実験的初回。

一斉同報配信を極端に嫌う人もいる。そういう人は配信中止申請をされたり、クレームを返信してくるので丁寧に配信リストから削除するしかない。反面、軽いコンタクトを歓迎する顧客も多い。そういう方々にはいかに価値ある情報を届けるかがポイントになる。

mere exposur



クライアントにとって価値ある情報がなければ、無用に出すことはせず、年賀状のように年一回程度の軽いコンタクトで充分だろう。

うまいなと感じるのは「ポイント残高のおしらせ」といった非常に軽い内容でクライアントにも関心がある内容の配信だ。大変よい口実と思う。これなら気を悪くする人は非常に希で、それでいて、単純接触効果(mere exposure)が期待できる。

バランス感覚が取れた政治的なセンス



DMや一斉配信はマーケティングと言うよりも政治手法に似ている。政治的なセンスやスキルがなければ逆効果になるリスクも高い。

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(削除)
  • (2011-12-04 07:17:03)
(削除)




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製品版ソフトの見分け方、権威あるサイトの紹介も疑おう
  • (2011-12-03 05:40:35)
2011/12/03 小平探検隊

一斉同報用ソフトウェアを評価



数日前、同報ソフトを調べるため海外のベンダーから一斉同報用ソフトウェアをダウンロードした。どれかを購入する予定で、数社からソフトをダウンロードし試用した。そして、1st Mass Mailerという製品を購入した。

そのとき印象に残ったことのメモ。

試用の過程で試したあるソフトは印象深かった。「Mass e-Mailer」という製品。趣味で制作して、まだテストも完了していない印象を受けた。開発途中といった感じか。ここからブラッシュアップするといい製品になりそうだ。

・インストール後、ショートカットの先の違いで製品が起動しない。

・HELPファイルの中身は目次のみ

・メニューやタイトルの文字切れや並びの悪さ

・SMTP認証に明示的に対応していない(デフォルトのportは25、認証方式は指定不可)

・デフォルトではBCC方式で送信する(時代遅れ)

・氏名の差込などpersonalizationができない

・Built-in SMTPサーバは動作が安定しない・遅い

・全体的に動作が不安定

・デザインやレイアウトの全体的な完成度の低さ

・開発は2006年で終了している(?)

そもそもホームページは1990年代の日本のホームページに多く見かけた、「はじめてのホームページ制作」のようなボタン画像や色遣いなど、手作り感が濃厚。

また、トライアルソフトのダウンロード手続きdownloadボタンを押しても数回動作しなかった。ダウンロード時に氏名とメールアドレスを入力したが、今は後日スパムリストに使われるかもと観念している。

権威あるサイトの紹介だから



そんな、こんなで、すべてが怪しい!という気持ちにさせられたトライアルだった。

完成度が低い製品は世の中いくらでもあるので珍しいことではない。

なせこのソフトをダウンロードしたか?

そして、なぜこのソフトが「印象深い」のか?

それはAbout.com(日本ではAllAbut.co.jp)でこのソフトが紹介されていたためである。レイティングは「★★★半★」と比較的高得点・・・

http://email.about.com/cs/winbulkreviews/gr/mass_e-mailer.htm

意識改革・・・海外では当たり前か



権威あるサイトの紹介でも、例外は多い。しかし、今回のあまりにも使えない製品をダウンロードして「例外もある」というレベルから「権威ある紹介も当たればラッキー」レベルに意識改革した方がよいかもと感じた。

不幸になるベンダーのサイト特徴



つきあって不幸になるベンダーは2種類。

●付き合って不幸になるベンダータイプ:

・[ゆるゆるタイプ]:悪意はないが、全体的にやる気がないタイプ。

・[ウリウリタイプ]:もう一つは中身がないのにやる気満々。表面だけの誇大広告でクライアントを取り込むタイプ。

●それぞれのタイプのWebサイトの特徴:

・[ゆるゆるタイプ]:Webサイトにやる気が感じられない。[ゆるゆるタイプ]は製品やサービス、全体的に緩い可能性が高い。

・[ウリウリタイプ]:Webサイトがやる気満々、ユーザーメリットがこれでもかとてんこ盛りでリストアップ。悪いことは何もない、あまりない、もしくはあっても重要でない部分だけを表示し、とにかく「今すぐ購入!」「BUY NOW!」を連呼しているサイト。文字通りウリウリサイト。

今回のベンダーは[ゆるゆるタイプ]に入るだろうか。

教訓、学んだこと



(1)権威あるサイトの紹介も疑ってかかろう。

(2)Webサイトの完成度に問題がある場合は製品も疑ってかかろう。

(3)Webサイトに完成度があってもウリウリサイトは製品も疑ってかかろう。

貴重な時間をムダに投下しないために。






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