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インターネット内でのプレゼンス
  • (2009-05-19 06:47:07)
「誰でも情報を発信できるメディア」はもはや実情からはほど遠い

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インターネットは普及しはじめた当初「誰でも情報を発信できるメディア」として騒がれた。世界的に普及が始まって10年。

インターネットは確かに誰もが情報を世界に向けて発信できる。しかし、それは技術的に可能と言うだけであって実際に他人の目にその情報に触れるかどうかどうかは別問題。

質の高い情報でまとまった量を安定的かつ継続的に発信することができる専門の集団が検索エンジンの上位を独占しはじめている。

かつて製造業がそうだったように、金融業もソフトウェア産業もそうだったように、インターネット内のプレゼンスはここでも資本力があり体力がある集団による統合と独占が進行しようとしている。

(続く・・・)






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実は不安定なインターネットインフラ
  • (2009-05-16 10:05:13)
落ちることを想定した回線やプロバイダーの多重化

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インターネットを利用するには物理的な回線の提供を受けるだけでなく、IPアドレスの割り当てを受けIP接続の接続セッションを開始するバーチャルな接続相手先が必要。通常は回線提供会社にIP接続の接続セッション提供を受けるが、当社では過去の経緯上物理回線はNTT、IP接続セッションプロバイダーは別の会社にしている。

先日インターネットに接続できないトラブルが発生。その日の注文取込がちょうどはじまる時刻で取込作業をはじめると突然ネットワークが動作しなくなった。朝からちょっと調子が悪い気がしていたが、今から考えると回線断の予兆だったのだろう。

社内ネットワークが悪いのか、NTT回線なのか、プロバイダーなのか検討がつかないまま1時間ほど経過、どうもIP接続セッションの提供プロバイダーに問題がありそうなことが判明。

別の事務所に行き別のプロバイダー経由でテストしてトラブル発生源をIP接続セッションプロバイダーと確定した。調べると彼らの自社WEBサイトさえダウンしていた。かなりの大手のプロバイダーさんというのに。

セキュリティ万全のはずの大手企業でさえこういうことがあるのかと驚く。新鮮な気持ちだった。この日のトラブルは2時程度で復旧した。翌日メールにてトラブル報告とお詫びが来たが原因については言及されていなかった。おそらくつまらない理由だろう。掃除のおばさんがサーバーの電源を抜いたなど。

きのうはダウンタイムが2時間という長い時間であり、報告&お詫びのメールも来たが、実は24時間体制サービスも気づかないうちにかなりの頻度で短時間落ちているのかもしれないと考えるようになった。

障害対策を準備しておかないといつ足をすくわれるかわからない。対障害対策やセキュリティは収益に一切貢献しない上にバカ高いコストが発生する分野、かといって対策しなければあっという間に企業破滅に直結するリスク。

インターネットはすでにビジネスのライフラインであり、あまり止めたくないインフラながら、それなりに落ちている可能性があるようだ。保険としてプロバイダーや回線の多重化を検討したい。




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クレジットカード情報をメールで送る#2
  • (2009-05-15 11:01:18)
メールでクレジットカード番号を送るときのリスク

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お客様からクレジットカード情報を取得しないというポリシーを掲げるの当社。ネットでのクレジット決済に失敗し電話されてきたお客様が電話口でクレジット番号をおっしゃられようとしたので、お聞きできない旨、話しネットで再度決済していただくよう依頼した。

以前もクレジット決済されている実績のあるお客様だし今回失敗された原因も明確だったため安心していたが、翌日メールでクレジットカード情報が送られてきた。メールにはクレジット番号、氏名、有効期限がもれなく記載されていた。こんなことならFAXか電話でお聞きすればよかったと後悔した。

メールデータは平文でネット内を飛ぶ。ネットワークモニターがあれば中身の見ることは可能。ネットワークモニターの「Sniffer(スニファー)」を使用したことがある。LANに差すとネットワーク内を飛び交うテキストがリアルタイムで表示された。

高価な米国製機器で、おいそれと個人は所有できないが、原理的には普通のPCでも同じ機能はソフトウェア的に実装可能で、実際捜してみるとネットワークデータ解析用のフリーソフトも出回っている。

インターネットの回線にネットワークモニターを繋いでデータをモニターすれば、そこを流れる第三者のさまざまデータが取得可能。記録メディアはハードディスクもメモリーも革命的な価格破壊が進行中で、ネット内のデータを全部集めて保存しようなんていう壮大な計画を立てる酔狂な人間もいないとは限らない。特のクレジット番号の盗聴などカネになりそうなデータの捕獲に情熱を傾けるグループが存在してもおかしくない。

米国のある政府系セキュリティ機関ではテロ防止などの目的でネット内を飛び交う全データを蓄積分析しているとかしていなとかウワサを聞いたことがあるが、その真偽は別として、技術的には可能な点が恐ろしい。






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クレジットカード情報をメールで送る#1
  • (2009-05-05 16:57:38)
顧客のクレジットカード情報を自社で所有しないというポリシー

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当社の通販では支払い方法の一つとしてクレジットカードにも対応している。VISAやマスターカードなど国際ブランドさんに直接接続できないので決済代行会社を通す。通販会社さんやネットショップさんはよほどの大手の企業でない限り通常このような形態をとると思うが、この利点の一つに自社で顧客のカード番号を取得・維持管理する必要がない点だと思う。

お客様のカード番号を管理することは気の重い仕事だ。スタッフで悪用するような人間がいないことは明白だが、スタッフが多くなってきたりすると良からぬことを企てる人間も混じる可能性はあるし、良識ある人間も自分自身含め、魔が差す瞬間がないとは言えない。お客様のカード番号を知るということは大袈裟に考えればビジネス上のリスクを負うことにもなる。

その点、ショッピングは当社で行っていただき、決済の時だけ決済代行会社とお客様の間だけで行われれば、お客様にとっても当社にとってもリスクは軽減される。決済代行会社にはカード番号などのカード情報をセキュアに取得し、クレジットカード会社にセキュアに送信し、セキュアにデータを保管・管理する仕組みとメカニズムと経験のある運用方法が構築されている(はず。ちょっと危ないところもあるかもしれないが)。

以上の理由で当社ではクレジットカードは決済代行会社との間でダイレクトにネット処理が可能な場合に限っている。電話やFAXではお聞きすることは原則ない。・・・このような運用ポリシーで長年きたが、例外的にFAXで送られてくる場合もあったように思う。

しかし、先日メールでカード番号が送られてきたときは記憶の範囲ではじめての体験で対策を考えた方がよいと感じた。

続く・・・






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ExcelからVBAで「クロネコ荷物問い合わせ」一括検索(IE6版)#4
  • (2009-05-04 18:38:53)
Excel<->IE。ダイナミックにデータのやり取りができる仕組みを準備してくれているMicrosoft社に感謝。

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Excelの発送リストから自動的に「ヤマトお問合せシステム」のフォームに伝票番号を打ち込んでステータスを一気に確認するIE6用VBAを先日作成した。

どうにか動いているが、やはり「ヤマトお問合せシステム」の検索結果をローカルのExcelファイルに書き戻すプログラムもほしくなり作成した。プログラマには朝飯前かもしれないが私の場合時間を消耗した。同じ環境で同じことをしている人がいるかもしれないので参考になればと思いソースを公開。

これは私の使っているリストに合わせているので他人のリストにそのまま使えるものではないし、現状では動作しているが、コードの文法や書き方には間違いやルール違反があると思う。私と同じ位のでレベルで、同じような悩みを抱いているみなさんに参考になれば幸いです。

'IE6用。Shell.Applicationオブジェクトをセット。

'IEを起動し「クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステム」へ。

Dim Shell As Object

Dim IE As Object

Set Shell = CreateObject("Shell.Application")

Set IE = CreateObject("InternetExplorer.Application")

IE.Navigate2 "http://toi.kuronekoyamato.co.jp/cgi-bin/tneko?init"

'Excelシート内の選択された任意のセルから開始するためにセルの行番号・列番号を採取。

Dim i As Integer, j As Integer, FormNo As Integer, PageNo As Integer, ExitFlag As Integer

i = ActiveCell.Row '行番号

j = ActiveCell.Column '列番号

PageNo = 0

'-------------------------------

'(ページをめくるループ)

'-------------------------------

Do

'IEの起動を待つ。

Do While IE.Busy Or IE.ReadyState <> 4

DoEvents

Loop

IE.Visible = True

AppActivate "Microsoft Internet Explorer"



'WEB画面変化のタイミング調整。

Application.Wait (Now + TimeValue("00:00:02"))

'問い合わせフォームに順々にExcel伝票番号を入れるループ。

'Excel空欄で小ループを解除。

For FormNo = 1 To 10

If Cells(PageNo * 10 + FormNo - 1 + i, j) = "" Then

ExitFlag = 1

Exit For

End If

Shell.Windows.Item().Document.forms(0)(FormNo + 4).Value _

= Cells(PageNo * 10 + FormNo - 1 + i, j)

Next

'伝票番号を目視確認できるよう3秒待って問い合わせボタンをクリック。

Application.Wait (Now + TimeValue("00:00:02"))

Shell.Windows.Item().Document.forms(0)(3).Click

Do While IE.Busy Or IE.ReadyState <> 4

DoEvents

Loop

'-------------------------------

HTML_ANALYZING_LOOP:

'(HTMLページ・データ読み込みループ)ここまで。

'検索結果ページの読み込み開始。

'-------------------------------

Dim n As Integer, m As Integer, x As Integer, y As Integer

Dim strTNAME As String

'HTMLページ内のデータから文字列「 1件目」を検索。

For n = 0 To IE.Document.all.Length - 1

If IE.Document.all(n).InnerText = " 1件目" Then

Exit For

End If

Next n

x = j '列

y = i + PageNo * 10 '行

'HTMLページ内のデータから「 1件目」の直前までジャンプしその直前から文字列「TR」を検索。

For m = n - 1 To IE.Document.all.Length - 1

strTNAME = IE.Document.all(m).tagname

If strTNAME = "TR" Then

'文字列「TR」でExcel上でy方向に1つ進む。

If Not IE.Document.all(m).InnerText = "" Then

y = y + 1 '行

x = j '列

End If

End If

'文字列「TD」をExcel上でx方向に1つずつ進みながら、HTMLページ内のデータをExcelに書き込む。

If strTNAME = "TD" Then

If Not IE.Document.all(m).InnerText = "" Then

x = x + 1

Cells(y, x) = "'" & IE.Document.all(m).InnerText

End If

End If

'文字列「TABLE」でHTMLページ・データ読み込みループを抜ける。

If strTNAME = "TABLE" Then

Exit For

End If



Next m

'-------------------------------

'(HTMLページ・データ読み込みループ)ここまで。

'-------------------------------

PageNo = PageNo + 1

If ExitFlag = 1 Or Cells(PageNo * 10 + i, j) = "" Then

Exit Do

Else

Shell.Windows.Item().Document.forms(0)(3).Click

End If

Loop

'-------------------------------

'(ページをめくるループ)ここまで。

'-------------------------------

Set IE = Nothing

Set Shell = Nothing

ThisWorkbook.Saved = True

End Sub

ExcelからVBAで「クロネコ荷物問い合わせ」一括検索(IE6版)#4

ExcelからVBAで「クロネコ荷物問い合わせ」一括検索(IE6版)#3

ExcelからVBAで「クロネコ荷物問い合わせ」一括検索(IE6版)#2

ExcelからVBAで「クロネコ荷物問い合わせ」一括検索(IE6版)#1






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