わかりにくいJRE POINT
- (2023-11-19 08:19:44)
ポイントが貯まっていた
自分のSUICAにいつの間にか数万ポイントが貯まっていた。
(ポイントに有効期限はないのだろうか?)
SUICAのポイントはそのまま円換算なので数万円分、無料でJRに乗れるのでありがたい。
なのでこのポイントをSUICAで交通費として使おうとしたが、手続きがなかなか大変だったので記録。
「JRE POINT」と「SUICA」「VIEW」は別物
SUICAに貯まっているポイントをVIEWカードからSUICAカードにチャージにしようとしたら「JRE POINT」の会員登録を求められた。
そもそも「JRE POINT」ってなに?
「JRE POINT」に「VIEW NET」のアカウントでログインしようとしたら「VIEW NET」では不可である、「JRE POINT」アカウントでログインせよ、アカウントなければ、作成せよと案内された。
「JRE POINT」は「SUICA」や「VIEW NET」から独立したポイント管理のためのサービスらしい。
SUICAポイントはSUICAのポイントではない?
SUICAのポイントなのにSUICAだけではさくっと使えないの?・・
SUICAで稼いだポイントであってもそれはSUICAのポイントではなく「JRE POINT」のようだ。
SUICAポイントとして使いたければ「JRE POINT」にSUICAポイントを移動し、さらにそれからSUICAにチャージバックする仕様らしい。
もう一度言えば、「JRE POINT」へのポイント移動は「JRE POINT」アカウントを新規に作り、そのアカウントとSUICAアカウントを "統合" する必要あるそうだ・・ほぼ嫌がらせレベルに感じられた。
ユーザーの断念が目標?
どんなに難解な仕組みでも一部の人々はゲーム攻略のごとく、喜々としてこのハードルをクリアしていくが、比較的多くの人はこの手間暇かかる仕組みのせいでポイントを使用せずに放置することになるだろう・・これはJRにとって好都合な状況である。
好意的に推察すれば、JRのポイントが貯まるサービスはSUICA、ビューカード、モバイルSUICAなど複数種類あり、1人で複数のサービスを使い分けている人も多いだろうから、ばらばらのポイントを統合できるJRE POINTは便利かもしれない。
しかし、システムをこんなに複雑にするとシステム全体の維持費用は膨大になるし、障害や将来のシステム改変には苦労というかリスクを感じる。
JRが過去その時々でちがはぐに打ち出したポイントサービスがあり複雑に絡み合う過去の経緯の産物かもしれない・・過去の事情によりこういう複雑なシステムに変貌した可能性は高い。
ポイントなんて止めてしまえばいいのに・・と個人的には思う。
ポイントなんてライバルがない頃なら集客力は抜群だったろうが、今では猫も杓子もポイント発行、クソミソ状態である。
高コストなシステムを維持した上に、現場の売り場ではポイント関連の追加作業に加え、ポイントに過敏なユーザーのサポートやクレーム対応で疲弊する。
SUICAへのチャージバック
さて、SUICAからJREポイントにポイントを移動した。
これをSUICAにチャージするためにはJREポイントにログインし、ポイントをSUICAにチャージする操作が必要で、この操作を行うことでやっと駅の券売機などで自分のSUICAカードにチャージできる。
しかしJREポイントをSUICAにチャージするにはSUICA上限「2万円」までしかできない。
2万円以上貯まっている消費者は何回かに分けてチャージすることになる、面倒である。
そして、その度に駅に券売機に出向きそこで再度実際のSUICAカードにチャージしなければなんらない。
ID番号の種類が多くない?
種類が多くわかりにくい・・
・VIEW SUICA クレジットカード番号
・Suica ID番号
・JRE POINT会員番号
・JRE POINT交換番号
・JRE POINT番号
体力と時間を消耗してとりあえず1万円分くらいチャージすることに成功した。ポイント分をチャージして使い切ったらあとまた何年か放置するしかあるまい・・