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NetworkSolutions からムームーへドメイン移管
  • (2023-10-26 05:43:38)

ドメイン名の移管作業


円安で海外のレジストラでのドメイン運用がすっかり割高になってしまった。

それだけが理由ではないが、事情があってNetworkSolutionsで運営してる1つのドメインをムームードメインに移すことにした。

ムームー自体を先々クローズするつもりだが、もうしばらく使うので一時的な移管である。

「.com」や「.net」の移管はそれほど大変でないが、ドメイン契約期限の終了近くでやると拒否される、私も1~2度やられたことがある。

今回は時間に余裕があったのでさくっと行けると思っていたが、結果的にはまったので記録したい。

セキュリティなどが厳しくなっていろいろ手続きが複雑になるという部分もあるのだろう。


作業行程


基本的には下記の3工程:

(1) NetworksolutionsにAuthCode申請

(2) AuthCode発行後、muumuuにて移管申請

(3) muumuuにてドメイン情報認証


(1) NetworksolutionsにAuthCode申請


移管したいドメイン名の詳細ページ下の方に「Transfer or Move Domain」セクションがある。

その中に「REQUEST AUTH CODE」ボタンがある。

このセッションはデフォルトではアコーディオン風に閉じられているのでAuthCode申請ボタンは探しにくい。

AuthCodeの発行は3日後らしい。実際、AuthCodeは3日後にメールでやってきた。

"Your request for an Auth Code has been received and your information will be validated to ensure the security of your account. If your request is approved, you will receive your Auth Code by email in 3 days."


(2) muumuuにて移管申請


そのAuthCodeをもってmuumuuにて移管申請するとすぐに確認メールが来た。

メールの題名は下記の通り:

「【ムームードメイン】移管申請をお受け致しました」

一読して「これでOK!」と思いがちなタイトルであるが、本文をよく読むと「失敗件数:1件」とあるではないか・・紛らわしい題名だなと思う。このままユーザーは本文を読まず去る人も多いだろう。

重要なことは失敗したことだから「【ムームードメイン】移管申請:失敗」といった感じにしたほうがユーザーの誤解は少ない。

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■失敗件数:1件
 ○○.com
現在こちらのドメイン名はレジストラ移管が可能な状態ではないようです。
現在のドメイン管理会社にご確認ください。
---------------


ドメインロックの話


「こちらのドメイン名はレジストラ移管が可能な状態ではない」を検索すると「ドメインロックがかかっているのではないか?」と説明を見つけた。

Networksolutionsに行くとたしかに「Domain Locked」となっていた。

(「Domain Locked」なのにAuthCodeを発行するというのも・・)

Unlockしたいが、その操作ボタンがなかなか見つけられない・・


客を逃がさない用意周到さ


Networksolutionsはドメインのリニューアルやサービスの追加購入は非常にわかりやすく、かつくどく提案してくるが、解約しようとするとわかりにくくかつ操作しにくい。意図的にそうしているのだろう。

クリックを誘うボタンに下手に触るといつの間にかなんかのサービスを追加購入していたりするので注意が必要。

以前も何度かこれでやられた経験がある。この会社さんは緊張感を持って画面操作しないと知らぬ間にカモられる。

この手のやる気満々営業スタイルは海外の企業には多い、昨今の日本のネット関連企業にも多い。

やるべきことは「Domain Locked」 → 「Domain Unlocked」状態に変えるだけ。

「Domain Locked」は表示されているが、それをUnlockedにするボタンがなかなか探し出せなかった。

「Domain Unlocked」表示時にはすぐ下に「Turn on」ボタンがあり、すぐに「On」できるというのに。

昔から海外の人からもNetworksolutionsは危ないとか汚いと言われているが、まったく同感である。

「お名前.com」も相当汚いが、お名前.comと似たレベルである。


下の方にある「Transfer or Move Domain」で操作


肝心の操作方法はページの下の方にある「Transfer or Move Domain」セクションにあった。

デフォルトではアコーディオン風に閉じられているので中身が見えない・・これも意図的なんだろう。

このアコーディオンを開きボタンを

「Domain Locked」 → 「Domain Unlocked」

これだけではロック解除は終了。次回来るとページデザインは再度変更されているだろうからまた探し直すことになるだろう。


たまには付き合うとよい訓練になる


犯罪とは言えないがギリギリのところでユーザーに騙そうとする態度が明白である。

逆にこういう汚い企業と取引して致命傷にならない軽度なレベルでやられることで訓練される部分もある。

日本の良心的なサービスしか経験がないと海外の企業にやられるので、たまに付き合うのも良い経験である。


ロック解除で成功


「Domain Lock」をなんとか解除し30分くらいしてムームーに再移管申請したら下記の様に成功した。

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■申請処理受付件数:1件
 ○○.com
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この数時間後にはムームーにて移管ドメインの操作ができるようになった。


最後の作業:(3) ドメイン情報認証


ムームーでの移管作業が終わるとムームーまたは親会社のお名前.comからドメイン情報認証依頼メールが来る。

ドメイン情報認証はそのメール本文内のリンクをクリックするだけで済む。

これをやらないとどうなるかわからないが、一応行った。


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テレビでYoutube、Youtubeテレビ vs ミニPC
  • (2023-10-25 05:10:32)

これまでの変遷


以前はFire Stickを使っていたがやめた。

リモコンの反応が悪かったことと、Amazon Videoならさくっと見られが、Youtubeは一手間かけて見るように作られているので。

現在はリモコンのボタン一発でYoutubeアプリを起動するテレビを利用している。

これでおおむね満足だが、リモコンによるYoutubeの操作性はあまりよくない。

たとえばコメントを読んだり動画を探したりなどが難点である。


空想


それでミニPCをそのままテレビのHDMIポートに突き刺してPCの画面として見れば完璧ではないかと思いつきミニPCを買った。

結果は購入前の空想とはかなり違っていた。

(ここが重要、シミュレーション能力は案外もろい)


案外邪魔なキーボード


だいたい自宅でテレビを見る時ってリビングでくつろいでいるとき。

食事しているときも多いしテーブルの上に料理もある・・こんなシチュエーションでキーボードがあると邪魔だし複雑な操作をする気にならない。

キーボードが大きいことが問題だと思いミニキーボードを購入した。小さくなったが操作性はさらに悪くなった。

しかも私が買ったキーボードはミニPCとの相性問題なのかときどき誤動作した。

いろいろなジェスチャーが使えたが、動作は不安定で思った通りに動かないと、なかなかストレスである。


PCの操作性とリビングルームの相性


またPCだとOSがいろいろ言ってくることがうっとうしい。

ブラウザをEdgeにせよとか、OSのアップデートとか、セキュリティのアラートとか・・全然くつろぎタイムらしからぬ状態。

実際にPCをテレビとして使うと不便だと判明した。

さらにテレビのYoutubeアプリなら動画再生はそのまま全画面再生だが、PCのYoutubeではデフォルトで再生画面+他のレコメンド動画が並ぶ。

見ている動画を全画面表示にすることはできるが、わざわざ操作する必要がある、これが面倒なのだ。

・・ということでテレビYoutubeに戻った。

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複数ファイルの全内容置換:textSS.net
  • (2023-10-20 06:09:28)

サイト閉鎖のためテキスト一括編集ソフト


あるサイトの閉鎖のため「index.html」ファイル以外の全htmlファイルに特定URLへのmeta refreshリダイレクトを書き込みたいと考えた。

ファイル名とフォルダー構造を維持して同じ内容のテキストファイルを自動生成する秀丸マクロか、あるいは複数のテキストファイル一括編集ソフトでやるかと考えた。

今回は正規表現が使える一括編集ソフトなら何とかなるのでは?・・でバリバリに正規表現が使えるソフトとして「textSS.net」を使用した。


htaccessによるリダイレクト


Webページのリダイレクトはmeta freshより.htaccessで行った方がよいとGoogleは言っているし、その方がスマートだが、ちょっと心配な事情があり今回はこれで・・


textSS.netにお世話になります


このソフトは以前一度使用して、ごちゃごちゃしたわかりにくい印象を抱いたが、それだけできることが多いということ。この記事も記録していた:

複数ファイルの正規表現一括変換 TextSS.net

操作性や操作画面は今風ではなく今風デザインでもないが作り込まれた凄いソフトだった。

今回も再度お世話になろうとダウンロードページに行くと、なんと昨年2022年に新版がリリースされていた。

20年も開発が継続されていることに感心した。

FAQを読むとプログラムを書けないボクには感謝の言葉しかなかった:

今回の20年ぶりのリニューアルは年齢的にプログラマー全盛期と違って徐々にプログラムを作ることが減ってきましたが、やっぱりプログラムは面白いのでスキルアップを兼ねて開発しました。私も20歳年老いましたが・・


実際のやり方


複数ファイルの一括編集ソフトはいろいろあるが、ある文字列を他の文字列で置換することを想定している。

今回はファイル上の全文字列を消去して別の固定文字列を入れるという動作。

全文字列の選択を正規表現なら「.+」でできないかと思ったが、改行までの1ラインしかヒットしない模様。

ならば「\n」(改行コード)をすべて消去し中身を1ラインの文字列にし、その上で「.+」を特定文字列で置換するという2段階で行けるのでは?と考えた。

textSS.netでの操作:

(1) 全htmlファイルを登録
(2) (1回目の置換)「\n」(改行コード)をすべて消去し中身を1ラインの文字列に整形
(3) (2回目の置換)「.+」(すべての文字列)を特定文字列で全置換

・・多数のファイルが一瞬で同じ内容になった。


もっとスマートな方法があるかもしれないが、ボクには思いつかなかった。


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GIFアニメ作成フリーソフト:Giam
  • (2023-10-14 13:02:06)
複数のgif画像からgifアニメを作ることに。

検索すると今時のPowerPointはgifアニメ作成できるとか。

しかし、もはやMS OfficeはExcel以外使わないので持っていない。

窓の杜に「Giam」の紹介があった。



※各コマの表示時間は各コマごとに「ウエイト[1/100s]」で指定する。


これで充分。

世の中にはありがたいソフトを作ってくれる人がいて本当にありがたい。

感謝して利用させてもらう。


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古いスマホの廃棄
  • (2023-10-07 06:51:15)

暗号化して初期化


Android 8 のスマホを廃棄することになった。

今までの自分の常識では全データを暗号化した上で、初期化すれば、まあ大丈夫だろうというもの。

「設定」 → 「セキュリティ」 → 「暗号化」

までくると下記表示となった:

「暗号化デバイス/暗号化されています」

ここの部分をタップしても画面が切り替わらずに「暗号化設定ができない」と何度かグルグル操作し回った。

その結果「暗号化デバイス/暗号化されています」はすでに暗号化されているという意味なのか?と理解した。

調べると Android 6.0以降データはデフォルトで暗号化されているらしい。

ということは単純に初期化だけすればいいのだろう。


データ上書き


初期化だけでは心配なのでこうした・・初期化後にストレージを一杯にするまで長時間の動画を撮影してデータの上書きをやってみた。

一般人のスマホデータを復旧しようなんていう酔狂な人間はいないと思われがちだが、これがいるんだな。

データ復旧を趣味にする人間も世の中いるものである、極小ではあるが。

だから企業データなど扱う場合はこれくらいやる方が安全である。


実際の廃棄


実際の廃棄はオークションなど不特定多数の人の手に渡るマーケットでは処分せず、しかるべき場所で廃棄してもらいたい。



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