< | >

サイト構築は単一テーマを心がける
  • (2011-11-12 06:21:08)


テーマが不明瞭なサイトは評価されない



何がテーマかはきりしないサイトはGoogleに嫌われる。経験則から言って、薄いコンテントでも、テーマが明確であれば上位表示は楽だ。

Googleがお好きなサイト(経験則)

・単一テーマ

・類似コンテント・サイトからのバックリンク

大きなコンテントのサイトはむしろ不利



大きなサイトは必然的に大量のワードが氾濫するが、テーマが明確で各ワードにテーマへのベクトルが向かっているサイトは広範囲なワードで上位表示が可能。

しかし、ワードの向かすべうテーマが複数あったり、テーマが明確でない場合、重厚で大量の情報、しかも良質でオリジナルな情報であっても、Googleからは緩いサイトと見なされるようだ。そして、複雑なサイトはどうしてもそうなりがち。

複雑なコンテントを満たしているサイトほど、その価値とは裏腹に、Googleの評価アルゴリズムには不利に働くという傾向がある。相手は機械だしプログラムだから、進化しているにせよ、現状は厳しい。

単一テーマのシンプルサイトはコストイフェクティブ



よって、一つのサイトに過剰な時間と労力・コストを投下するより、テーマごとに単一テーマのシンプルなサイトを量産した方が検索エンジン対策としては効果的。






< | >

連鎖式に深みにはまるWebサイトの引越
  • (2011-11-09 06:50:28)


メール送信数の制限果



引越の動機はメール送信数の制限。スパム対策と思われる。よいことだ。

プロバイダーさんがこのような制限をかけてくれればやりたい放題のスパム業者に何らかのプレッシャや制限を与える。大きな効果はないにしても模倣犯程度の動機の人々にはある程度の抑止効果がある。

不便な運用は負担



とはいえ、当社のビジネスがこの制限で業務に影響を受ける。

オーバーしたら時間をおいてやり直す?時間をおく間に他の仕事をし出すともう忘れる。不便である。

プロバイダー引っ越し



メール送信数の制限があるプロバイダーがほとんどだが、案外、明文化していないプロバイダーさんもたくさんある。

すべてすぐに動き出す予定だった



フォルダーごと軽くコピーしてDNSの向きを変えると「すべてすぐに動き出す」予定だった。

また、引越のタイミングで、コンテンツのアップグレードも実施した。大きな変更は今まで平分のみのhtmlをphpコードが含まれるコンテンツにした。

そして、はまった。

行っても戻ってデッドロック



(1)ブログシステムが動作しなくなった。原因は不明。phpのバージョン違いか?自分で解決できず戻すことに

(2)元に戻し、かつ新しいコンテンツをオーバーライトすると今度は文字化け発生。php5.2をphph5.3にアップグレードすると文字化けは解消するものの、今後はブログシステムエラーとなる。

他にもオリジナルコンテントに含まれるフルパス問題もあって、体力と時間を消耗した。

一言で言えば、「行っても戻ってデッドロック状態」に陥った。

結果的解決策:Mailサーバを新規に、文字化けはmbstring設定



試行錯誤の結果、

(1)Mailサーバを新規プロバイダーへ切り離し、コンテントはそのまま残した。

(2)phph5.3をphp5.2に戻し(ブログ用)、php.iniでmbstring設定を変更して、とりあえず直る。

mbstring設定



文字化けはどうせ、いつものように日本語のマルチバイト関連設定が原因なので、mbstring設定で「変化があるかも?」くらいの予想はできる。

しかし、いかんせん、原理もメカニズムもわからない。何が何だかわからないのが日本語の文字コード問題。それが専門の人は仕方ないが、我々は近寄らない方が安全。

原理は不明だが、試行錯誤の結果、mbstring.internal_encoding の変更で現状動作している。

mbstring.language

mbstring.internal_encoding ->utf-8

mbstring.encoding_translation

mbstring.func_overload

mbstring.http_input

mbstring.http_output






< | >

WebサーバとMailサーバを分ける(DNS設定)
  • (2011-11-07 06:22:59)

サーバサービスはワンセットが便利


通常プロバイダのホスティングはWebサーバやMailサーバ、Ftpサーバなどインターネットのサーバサービスに必要なサービスはワンセットで付いてくる。ワンセットになっていた方が便利だしそれそれのサーバサービスを分ける理由もない。

大規模サイトなら負荷分散のために


大規模なサイトではアクセス数が多すぎて負荷分散のためにWebサーバとMailサーバを分けるらしい。しかもWebサーバを多重化してラウンドロビンで回すそうで。

安価なホスティングサービスベンダーなら、1つの物理PCで数十ドメインから100ドメイン、どうかすると200ドメインも300ドメインもホスティングしているという。それでもアクセスのレスポンスタイムはだいたい問題ない。

WebとMailを別サーバ化、ダウン対策に有利かも


WebサーバとMailサーバを分けることに対して、自分が思いつく唯一の動機はダウン対策。分かれていれば、ハードやOSのトラブルでサービス不全に陥っても、もう一方は動いている可能性が高い。共倒れ防止に役立つ。

数ヶ月前、プロバイダのサーバがハード傷害で24時間ダウンした。さすがに、そのときは「せめてメールサーバだけでも動いていてくれたら!」と嘆いた。そんなときにはオススメである。ただし、今後10年間にもうこんなトラブルがもう一度起きるかとなると、ないかもしれない。

現状、自社の環境においてサーバサービスを分ける必要性は感じていなかったが、想定外の事情により、結果的に「ロリポップ」と「使えるネット」の間でMailサーバとWebサーバを分ける結果となった。

DNSサーバが設定できるかどうか?


WebサーバとMailサーバを切り話して、違うプロバイダにホスティングすることになった。これがどれくらい難しいかと思ったら、DNSサーバの設定を変更するだけだった。問題はDNSサーバが設定できるかどうか?

ロリポップではDNSサーバの設定はできない。DNSサーバのサーバ名のみが開示されており、それをレジストラにて指定することしかできない。

たとえば、ロリポップでドメインを運営する場合はロリポップのDNSサーバである下記サーバ名をレジストラに登録する。

・uns01.lolipop.jp
・uns02.lolipop.jp

数時間でレジストラのDNSサーバに設定が反映される(世界全体では1日程度か)。

DNSサーバの設定が可能な「使えるネット」


ロリポップのDNSサーバは中身が触れない。思案していると、偶然、レジストラの「お名前.COM」には「レンタルDNSレコード設定」というサービスが無料で提供されていた(https://dom.onamae.com/onamae/navi/dnsControll.do)。

これはDNSサーバの一部を操作できるサービスらしい。このサービスを受けるには会員であると同時に、DNSサーバの指定をロリポップからお名前.COMに設定し直す必要がある。

操作できる部分は下記のレコードタイプ:

・NSレコード
・MXレコード
・Aレコード
・CNAMEレコード

指定する内容は主にIPアドレス。DNSサーバやWeb、Mail、FtpサーバをそれぞれIPアドレスで設定可能だ。

しかし、試す間もなく、Mailサーバの引っ越し先である「使えるネット」ではDNSサーバの設定が可能であることを知り、そちらで設定した。こんな感じになった:

・example.com. MX mail.example.com.
・mail.example.com. A 119.82.xx.xx
・www.example.com. A 210.172.xx.xx

いずれのプロバイダもバーチャルホストで運営されているので、IPアドレスだけで指定されてもうまく自分のサーバにアクセス可能かどうか、そのへんのメカニズムがわからない。

MailサーバとFtpサーバはログイン方式なので特定可能だろうが、Webサーバは?・・それがバーチャルホストの技術なのだろう。うまく振り分けてくれるようだ。

IPアドレスを指定するだけ。運用中のMailサーバを切り換えるのは運用上問題があるにしても、技術的には予想外にシンプルだった。

DNSサーバを特定してnslookupコマンド


DNSサーバが、どのようにドメイン名とそれぞれのサービス名を解決しているか(設定されているか)を知るためのコマンドとして nslookup は大変便利。

今回はレジストラで指定されているDNSサーバとは別のDNSサーバの設定を見るとき、そのサーバを指定してコマンドを打つやり方を知った:

>nslookup
>server uns01.lolipop.jp
>www.example.com

(後日談)networksolutionsのDNS設定





< | >

携帯電話の機種交換とデータの乗せ代え
  • (2011-11-01 09:36:38)


携帯電話のデータの引越は大変そう



携帯電話の機種交換した。キャリアはSoftBank。

交換前、設定データやアドレス帳、メールデータの移し替えが不安だった。情報端末の入れ替えはハードはいつでもできるが、設定やデータの乗せ換えは負担だ。

しかも今回は製造メーカーが違う。SharpからPanasonicへ。

メーカーごとにデータフォーマットが違うかもしれない。データフォーマットが違うと、乗せ換え自体不可能かもしれない。

予想以上に簡単だったデータの引越



しかし、やってみるとこれが簡単。SDカードにバックアップ(そういうユーティリティソフトも付いている)して、新しい電話機で再展開するだけ。メーカーが違ってもデータフォーマットは互換性があるようだ。

キャリアが違ってもできるのだろうか?それはやったことがないので何とも言えない。






< | >

携帯電話のバッテリー寿命と、年度落ち機種へのリプレイス
  • (2011-11-01 06:44:18)
適度な歩留まりで、効率的な妥協点を探るやり方(2011/11/01 小平探検隊)

バッテリーの寿命


使用しているSharpの携帯電話がいつの日からか、電池の持ちが悪くなり、やがで充電しても充電しなくなり、ふと気づくとバッテリーが肥大化していた。

焼かれた煎餅のように中央部がもっこりと盛り上がる感じに膨らんでいた。ウワサには聞いていたが、バッテリーの最後はこのようになるのか。バッテリー内で化学反応を起き成分が固体化し膨張したような感じ。

安価な海外製バッテリーを試す


とりあえずサードパーティ製で、この機種に合うバッテリーを買ってみた。2枚セットのセット販売だったが、1枚目は1ヶ月程度で本体が誤作動や電源が落ちる現象を起こすようになった。いくら安価でも1ヶ月は短い。

2枚目は数ヶ月経過したが今のところ大丈夫。もしかしたらこのまま案外持つかもしれないと感じている。そこに「2枚セット販売」の意味を感じた。

極端な歩留まりの追求は指数関数的にコストアップ


2枚目のバッテリーがこのまま数年の寿命を全うできると仮定しての話だが、1枚目の不良品はおそらくバッテリーの理論的な構造上の問題ではなく、歩留まりの問題と感じる。

歩留まり率99.999%の生産を追求したり、厳密な歩留まりチェックを行うより、気楽に部品を仕入れ、気楽に製造し、2枚セットで消費者に試してもらう方が、メーカーは安価な生産が可能。とくに生産コストが低い場合は圧倒的にこの方が有利。

確率論的に顧客メリットを提供する発想


ある程度の歩留まり率が確保されているのなら、「2枚セット」でどちらもが不良品である確率は確率論的に低くなる。

たとえば、不良品率10%(10台に1台の割合)とすると、2枚続けて不良品である確率は0.1 x 0.1 = 0.01(1%)。つまり不運な人の確率は100人に1人とかなり減少する。不良品率1%で2枚セットならなら海外ならビジネスとして現実的な数字になってくるように思う。

つまり、顧客に大きな失望を与える確率は高くないし、逆にどちらも良品である場合は顧客満足度は非常に高いだろう。

ブランドビジネスを展開してないところなら、充分の歩留まりだ。

日本にはない発想であり、大陸的なアバウトさに感心する。

それもこれも生産コスト(原料コスト・労働コスト・設備コスト・税金コスト)の安いことが背景にあるのではなかろうか。

ただし、こういう文化を日本人が受け入れるかどうかは不明。嫌う人も多い。そういう人はやはりブランドがあり、サポートが手厚い伝統的な日本企業の製品が向いている。

携帯電話をリスプレイス


バッテリーの交換でいちおう元気になったが、携帯電話本体も交換してみたくなった。オークションで数年落ちの未使用新品を探すとPanasonicの840Pという機種が6千円から7千円で販売されていた。

しかも、非常に多い。2008年製。大量に出回り、3年しても大量に売れ残っていることがわかる。

売れ残りの原因はなんだ?


評判を調べてみると、Panasonicシリーズの中でも840Pはあえて「廉価バージョン」だそうだ。事実は不明だが、少なくともネットではそういうことを言う人が何人かいる。

廉価バージョンゆえに故障も多いなどの悪評も多い。悪評ゆえに売れ残ったのか、本当にかわいそうだ。

携帯電話は数万点の部品からなり、すぐにモデルチェンジする運命、鍛える時間もない携帯電話市場で極端な歩留まりを求めることはコストアップも必至だ。

日本の消費者文化に挑戦した製品?


Panasonicの意図は歩留まりレベルをワンランク落として市場の反応を見るためにリリースした製品ではないだろうか。その代わり携帯電話の本体価格を安くできる。

結果的に日本市場では受け入れられなかった。その結果が、3年後の大量売れ残り。オークションで売られている840Pはその残骸たちと推測している。安売りされるようなマシンでないと心から思う。

ハイテクデジタル機器の贅沢な消費生活


歩留まりが悪くても安い製品なら、当たればハッピーで、失敗しても安価なのですぐに買い換えられる。すると、いろいろな機種が楽しめるという発想もありだろう。

ハイテクガジェットの贅沢な消費生活。

購入した840Pは期待以上によいマシンで、操作性も性能も自分の要求以上だった。あと10g軽いとさらに自分向きだが、今時のハイテクケータイで100gを切る製品を見つける方が難しいか。

簡単に捨てられない旧機種・・edyなど


(2012/02/14 追記)
ところで、そろそろ古い機種を廃棄しようとして、まずは携帯電話をファクトリーリセットした。すると「ICカードの情報を消去してください」とエラーメッセージ。

生活アプリのedyやQuickPayのアプリによってICカードに書き込まれた情報はそれらのアプリで操作するらしい。

はじめにedyを立ち上げ、消去しようとしたが、センターにアクセスするものの消去方法がわからない。ぐるぐる巡回してもわからず、ついに断念。

ICカードにはクレジットカード情報なども記録されているだろうから、本当は消したいところだが、ニッチもサッチもいかずに粉々に粉砕するくらいしかアイデアは浮かばない。粉砕すると、次回edyに加入するとき面倒そうで、デッドロックだ。






search
layout
admin

[▲page top]