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ロリポップ内引越、メールサーバではまる
  • (2017-03-26 16:40:39)
ドメインの統廃合中。その一環でロリポップ内でサーバを引っ越した。Webサーバなどは問題ないが、メールサーバはやっかいだったという記録


メールサーバの引越は大変


WebサーバやFTPサーバはデータの載せ替えだけでよいので、一瞬サービスが止まることはあるが、問題はない。

しかし、メールサーバにはサーバ内に保管されているスタッフ全員分のメールデータがある。これはそのままダウンロード/アップロードといった機能がない。

各自が事前にローカルのメールクライアントにデータを落としてもらうこと、と移設中の数十分程度のメールは諦めてもらうという運用でなんとかなる。

しかし、各自のメールアカウントのパスワードや転送設定や受信拒否などの各種設定は手作業で一件一件メモしてやるしかなかった。

メールサーバを実質的に全部管理できるなら、そのまま環境コピーしてしまえばいいのかもしれないが、プロバイダのメールサーバを使用している分、プロバイダが提供する管理画面以外のことは何もできない。


一括ダウンロード・アップロードなどはない


もし千人の社員がいる会社だったら?個別のメールアカウントの引越なんて考えただけで気が遠くなる。そのレベルなら、環境・設定まですべてまるごとコピーして引っ越すしかない。

当然、レンタルサーバ屋さんのメールサーバを利用していればそんなことはできない。許可されたインタフェース(管理画面)からの操作しかない。

ロリポップの場合、メールアカウントのリスト・設定内容の一括ダウンロードなどないし、新しいサーバで、一括メールアドレス作成機能も当然ない。メールサーバの引越ってとっても面倒と今回実感した。


具体的な引越方法



●引越元
(1) メールアカウントのリストアップ・・・50件程度
(2) 各メールアカウントのパスワード調査とリストアップ
(3) 各メールアカウントの転送設定の調査とリストアップ
(4) 各メールアカウントの受信拒否などの詳細設定はあきらめる

●引越先
(1) メールアカウントの新規作成(手作業で50件も作成していると、軽く数時間要する)
(2) 各メールアカウントのパスワード設定 → これがはまった。以前のパスワードが規制のため使えなかった
(3) 各メールアカウントの転送設定


これらは計画では引越作業の前に「事前に終わらせておくつもり」だった。

ここに問題が。ロリポップ内の引越では実際に独自ドメインの設定は先に引越元のサーバにて先に解除していなければ、引越先ではメールアカウントを作成できない事実に始めて気づいた。

つまり、独自ドメインを解除し、引越先で新規に同じメールアカウントを作成するまでにタイムラグがそれなりに発生することを意味する。

通常、smtpで送られてくるメールは受信先のアカウントが存在しなければ、再送する仕組みになっているので、多少のタイムラグがあっても問題ないと思われるが、今回の作業では少なくともあるアカウントで2件のメールが紛失した。

なくしたくないメールアカウントに対してはまったく別のメールアカウントに転送設定を行っていたが、結局独自ドメインを解除した瞬間に、これらも無効となったのであまり意味がなかった。


反省:新サーバでのパスワード強化


計画では各メールアカウントのパスワードもそのまま引っ越しすれば、各自のメールクライアントではなんの設定変更もないはずだった。

なんと、引っ越し先ではパスワードが強烈に強化されていた。その内容は・・・

下記項目のすべてを使用して12文字以上32文字以下で作成せよというもの。でなかればメールアドレス新規作成はできない

(1)英字大文字
(2)英字小文字
(3)数字
(4)「-」or「_」

わーこれは厳しい。覚えられないパスワード増産。

私の場合、三菱銀行のパスワード内には「@」を使っているので、覚えやすいように「@」を入れてみたがこれは不許可文字のようだ。数年後はさらに厳しくなるのかね。

老人たちはパスワードの段階で脱落しそう。


反省:POP・SMTPサーバが違う


自分でメールソフトの設定変更をする分は気づかなかったが、スタッフははまっていた。

古いメールサーバは以前チカッパというサービスのサーバからのもので、ロリポップとは違ったPOP・SMTPサーバが当てられていた。

ロリポップに統合された後は以前のサーバ名でもロリポップ内で転送されているようで、そのまま動作したが、新しいサーバはロリポップの記述方式でないと動作しない。

つまり、一部の人にはPOP・SMTPサーバの書き換えが発生する。これがハードルとなった事は事前予測できなかった。


反省:メールサーバは基本引っ越さない


メールサーバの引越で13時から18時まで5時間も要した。しかも、このあと、各メールクライアント・ソフトのパスワード変更作業がある、自分でできるものもあれば、スタッフ各自にやってもらうものもある。

ムダにメールアドレスが多くなるとこういう問題が発生する。「システムをシンプルに」が私の標語だが、今回も証明された。

今回は50件程度のアカウント数で何とかできたが、数百件・数千件になったらどうする?


(1) メールサーバはいったん設置したら引越さないことを前提に設置計画を立てる

(2) メールアカウントが多くなるなら、メールサーバだけは自社運用など自社でコントロールできるようにしておかないと柔軟性が乏しい









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Access:クエリを他のAccessにエクスポート
  • (2017-03-25 09:59:18)
accessのテーブルはインポート・エクスポートできる。これが本当に便利で助かっている。ところで、クエリはできるのか?


excelにエクスポート


あるクエリを選択して、メニューから「エクスポート」。エクスポート先のファイルをexcelに指定する。

移行先のaccessでインポートを試みると、テーブルにしかインポートできなかった。いったん、excelに落としてしまうとクエリへ直接インポートすることは不可能なようだ。

(当たり前か、クエリとしてダイナミックに生成されるデータをexcelに変換した時点で静的なテキストになってしまうから?)


accessへのエクスポート


今度はエクスポート先のファイルをaccessにしてみた。

なんとそのまますんなりクエリからクエリにコピーされていた。ハッピー。

長年accessを使っているけど、知らなかった。

フォームからフォームもできるのかな?








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フリーソフト:複数excelファイルの検索
  • (2017-03-23 11:58:04)
複数のテキストファイルの横断的検索は「Devas」に依存しているが、このソフトはExcelの中身は検索できない。

excel内も検索したいことがある。しかも、(開かずに)。本日Vectorで表示される数種類のソフトを試す。

全部、微妙だった。インターフェイスが使いにくかった。検索ボタンを押すまでに入力する条件などがわかりにくい・入れにくいなど。インタフェースの作りが日本的だったな・・・

AiperEditex


forest.watch.impressで紹介されていた「AiperEditex」はシンプルできれい。

http://www.aiper.info/download.html





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PC3台の入れ替え
  • (2017-03-20 17:58:27)
HP Elite 8000 → EL1352 (win7 32bit)入れ替え行う


OS入れ替え履歴


この記録を書く前に、以前行った会社PCのOS入れ替えの記録を調べた。

(2011/03/11)英語版 XP Pro -> 日本語 XP Home。3日かかりでOSの入れ替えを行った

(2014/04/14)XPからWin7への移行。一週間程度の前準備と3日程度の実作業だった。ただし朝から夜遅くまで。移行時間は「10日間、60時間〜80時間」程度だったと思う。



作業内容


PC3台の入れ替え計画。1台をemachines EL1352(妙に安い作りだが、安定しているし軽快な動作がよい)に。残り2台はバックアップHDDからクリーンなOSに。この際、HDDをSSDに変更するものもある。

3台ともEL1352にしたかったが、結果的に:

・HP elite8000 2014年〜。win+eキーが効かない、uwscの挙動が変以外、とくに不調はない → EL1352

・HP elite8000 2014年〜。win+eキーが効かないトラブル、いろいろなソフトを入れすぎた → EL1352化に失敗しHPのまま変更断念 → 9月に再トライ

・HP elite8000 2014年〜。全体的に不調。筐体はいままで2回交換。今でも常にHDDがグルグルしている → HDDをSSDに、HPのまま



今回「1ヶ月、80時間」


今回はWin7からWin7なので、すぐに終わると思ったが、1ヶ月かかった。毎日2時間程度と少しづつだった。「1ヶ月、80時間」と思う。時間数なら前回と同じだが、PC入れ替えは経験積みだし、ハードルも低いのに、なぜか時間がかかった。

毎日2時間程度と少なかったこと敗因か。こういうことは集中的にやった方が効率的。一方で、時間をかけて、記憶をリフレッシュしながら多くの経験を繰り返すメリットもある。

「記憶の熟成・体験の熟成」。時間はかかるが、これにはこのメリットがあるかも。



時間がかかった理由


今回のPC交換における数々のもたつきの原因はこの3年間、完全にPCのことから離れていたため。進歩が早い分野で状況や環境が刻々と変化しているのに完全に無関心で過ごしてきたことが遠因か。

また場数が足りず経験不足は否めない。数年前の"常識"がそのまま使えるつもりで「こうなるはず」という無意識の常識にとらわれて意識に遅れが生じていた。そこで思うことは

(1) 少しでよいのでたまに触れる

(2) 「こうなるはず」という無意識はNG。状況は刻々と変化している

(3) 「実際にやってみるまで何が起こるのかわからない」「どんな状況に遭遇するのか不明」という状況が多かった




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★★★2017/01/22
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PC3台の入れ替え計画 → emachines EL1352(妙に安い作りだが、安定しているし軽快な動作がよい)

(1)モデルマシンをセットアップ
(2)モデルマシン・テスト
(3)3台へロールアウト

●トラブル
・RS232ポート必要(ISDNアダプター用) → RS232-USB変換ケーブルで対応
・EL1352にはモデムカードを挿せるPCIスロットがなかった



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★★★2017/01/30
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・HDDセットアップ
・SSDにDISKCOPY



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★★★2017/02/01 Wed
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・ソフト HDD クローン できない



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★★★2017/02/02 Thu
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・今回のEL1352のセットアップはオリジナルHDDからDISKCOPYがうまくいかず、はまっている。もう2日・5回くらいDISKCOPYをやっているが原因がわからない。

私はてっきりMicrosoft社がOSの不法コピーに手を焼き、違うハードへのDISKCOPYを出来ないようプログラムを組み込んだのではないかと疑ったが、ネットを検索してもそのような情報はでてこない。根拠なし憶測だったか。

本来ならさくっと終わるセットアップに時間・労力をかけさせられていることで最初は不快だったが、これは毎回のことだし、PCに限らず人生ではよくあるパターン。

時間的な制約は緩いのだから、この状況を楽しんで、かつ、こういう場合でも優先順位が高い本業に影響を与えずに、順位が低いこういう仕事もそれなりにこなす方法や態度を学ぶよいチャンスと考え直した。



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★★★2017/02/11
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・USBメモリからブート(EaseUS Disk Copyなどで使用)できないUSBメモリがある。

ノーブランドのものがダメだったので「こんなこともあるのか」と悟る。BIOS(American Megatrends)が対応していないわけでない、imationのUSBなら起動するので。

このノーブランドUSBで、ためしにHPのPCでやってみると動作した。こちらのBIOSはPhoenix Technologies社製。

HPで動いても、やはり、変なUSBメモリは買っちゃ行けないな、と今度はSilicon Power社のメモリでやってみると、ありゃ、これもだめだった。


※起動時、起動メディア選択は
HP → F12
EL1352 → F10?

USBメモリーは「GENERIC FLASH」でない。「USB Flash Memory」

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★★★2017/02/19
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●ヤマト運輸 帳票印刷ソフトB2

ヤマト運輸 帳票印刷ソフトB2の移行方法には2通りある。

(1) 既存の設定・出荷データ(デフォルトでは過去1年間分)をすべて引き継く移行 → B2画面の「再ダウンロード」(ただし、既存のB2は再ダウンロードのタイミングで使用不可となる)

(2) 新規にインストール。出荷データは引き継げないが、設定は移設可能 → B2画面の「ユーザID追加設定」(再ダウンロードしても既存のB2は使用可能)

新規にインストールがよい。出荷済みのデータがなくなるが、その他のデータはデータベースのバックアップで戻る。



●秀丸と秀丸メール

(1)レジストリの保存
・秀丸の設定はレジストリに記録されている
→ HKEY_CURRENT_USER\Software\Hidemaruo\Hidemaru
・秀丸メールの設定も同様
→ HKEY_CURRENT_USER\Software\Hidemaruo\TuruKame

ただし、regeditを起動しなくとも「秀丸」に保存・復元機能あり
(このメニュは単純にregeditを起動して取得しているだけのようだ)
トップ画面 → 「その他」 → 「設定内容の保存/復元」

(2)秀丸メールのアカウント情報とメールデータ
秀丸はレジストリの戻しで終了するが、秀丸メールは
さらに「アカウント情報とメールデータの戻し」がある。
デフォルトでは下記のフォルダがそれ。丸ごとコピーして新PCに貼り付ける
→ C:\TuruKameData


●furi_com支払い(込票印刷 furi_comシリーズ)
(1) インストール(「furi_comMTSetup.exe」)
(2) コンフィグファイルのオーバーライト(「Efuri.cfg」)
(3) バックアップ済みレジストリのインストール(「EanFC.reg」)


●Becky!
インストール+レジストリ+フォルダのオーバーライト(「RimArts.reg」)


●まいとーくFAX
インストール+レジストリ+フォルダのオーバーライト(「Intercom.reg」)


●CTI 発信写録15
(1) 付属ユーティリティソフトでデータベースのバックアップ作成
  たとえば、「C:\ProgramData\NSS\HSDoko15\Data\20170221 092540」
(2) インストール
(3) バックアップのリロード


●面倒なUAC問題
すぐ無効にする。今回、PC引越完了後、MS Accessの「データベースの最適化」で、オリジナルのフォルダにコピーできずに、
ユーザー\AppData\Local\VirtualStore\下に「db1」などができる現象が発生したが、UAC無効化で直る。UACと関係あるかな?

C:\Users\ユーザー\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\○○

UAC無効化 → コントロール パネル\ユーザー アカウント\ユーザーアカウント制御設定の変更


●モデム問題
今まで使用していたカードはこれ → I・O DATA V.90/K56flex対応PCIモデム IFML-PCI2(PCI用のカード)

EL1352のスロットはPCI Exp(PCIとは互換性なし)が下記の通り。
PCI Express x1
PCI Express x16


●IE11がなかなかインストされない
通常、win updateすれば自動インストされるが、なかなか。仕方ないので、個別ダウンロード:
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/17621/internet-explorer-downloads


●クローンドライブ制作で失敗
(1) SSDへのクローンドライブ制作で失敗。
HDD → SSDはどうやらEaseUSのDisk Copyでは失敗しがちで、Todo Backupで行った。どちらもブートUSBメモリを制作して行った。その結果、HDD → SSDはTodo、HDD → HDDはDISKCopyがよいようだ。

(2) マスターHDDのセットアップで失敗。
古いVB6やOffice2003をインストールしようとしている。VB6のインスト画面では「互換性がない」と言った趣旨のメッセージがでる(それでもインスト出来るが)。2014年もでていたが、さらにひどくなったようだ。おそらくWindows Updateがよくない。Updateする前に、これらの古いアプリはインストのこと


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jugemブログからの引越
  • (2017-03-19 05:45:12)
ブログ全体を自由に編集・引越・操作したいなら、基本的に外部のサービスは利用しない方向にしたい。

一括編集できない


数ある無料ブログの中で、jugemは広告が少なく柔軟性があり、自分向きだったが、全記事を一括編集できない部分がとっても不便。

引っ越せない


それにドメインを他のサーバーに引っ越す際に、まったく同じURLを維持して持って行けない点も不便(コンテンツ資産の完全な保全ができない)。

他社の無料ブログを使う限り、いずれはどうにもできない状況になる。

自由度を維持するためには他社の縛りを避けて、自分でブログは維持した方がよいと最近つくづく思う。

jugemからの引越


ありがたいことに全記事のエクスポート機能は準備されているので、「[ JUGEM-XML ]形式で書き出し」する。

引っ越し先によっては「[ MovableType ]形式」が良いかもしれないが、おそらく意図的に準備されていない(インポートならMovableType形式はOK、微妙です)。


画像は一括エクスポートできない


jugemでブログを書くときは画像は別の自分のサイトのフォルダで展開しておいた方が後々楽。









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