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今日、B2自動アップデートとAVGの不具合で思うこと
  • (2010-06-13 06:01:16)
B2はときどき自動アップデートする。今回自動アップデートがエラー終了を繰り返すので何事かと思いきや、最近入れたAVGとぶつかっていた。

AVGを一時的に無効にしてアップデートは無事完了できたが、AVGのどの機能とぶつかっているか、firewallかなんたらプロテクションなのか、検証はしなかった。

デフォルトの設定なら必ずエラー終了を起こすことは再現できた。今回のアップデートだけの問題か、それとも今後も継続されるか不明。

思い返してみれば最近セキュリティソフトをAVGに乗り換えたばかりで、落ち着くまで今後もいくつかのソフトで多少の不具合がでるかもしれない。

業務を止めるモノは他にもいろいろある。

毎日毎日大量に来るスパム。プリンターは壊れ安いし、不具合に陥るソフトも多いし、オフィスの何かの機械が壊れたり、法令による消防点検があったり、トイレの水が流れなかったり・・・と何かとビジネスは中断する。

あまりに忙しくて、不具合やトラブル対応だけで、なんか自分は「凄く仕事している」気になってしまう。不具合を解決した時は一種の達成感や満足感さえ味わう。かなり悲しい。






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セミナーの思惑、いろいろ
  • (2010-06-13 05:30:39)
ビジネス関連のメルマガを購読しているとときどきセミナーの案内が来る。

私が購読中のメルマガの場合、最近はUstreamやCMSかな。

誰でも撮れて流せるUstreamセミナー、お一人ウン万円。講師はプロのカメラマンで内容は撮影のテクニックが中心らしい。

誰でも撮れて流せるからUstreamで、テクニックはとりあえず必要なさそうだが需要があるのだろうか。

ビジネスマンの関心はテクニックでなくビジネスへの応用方法だろうがその部分は形にならないノウハウ。セミナーとしては扱いにくいだろう。成功したビジネス事例もあまり聞かない。

私も昔は昔の会社で有料・無料問わずよく開催していた。有料の場合は案外カネになる。ビジネスマンは会社の負担で参加するので参加しやすいし、開催側はサービスや製品自体に責任を負わないので「手離れがよい」。セミナーは気楽で、案外カネになる商売だった。

最近もらったCMSセミナーの紹介はある日系企業のCMS販売プロモーションセミナー。無料だから見込み客の名簿化が目的のセミナーであることは明白。

しかし、今時世界のCMSはオープンソースが主流だろうに、あえて有料にできる凄いCMSはどんなCMSかと気になる・・と思いきや、製品紹介を見ると、最大のウリは画面上での編集機能。それならオープンソースのconcrete5がある。そんなのは今時、フツー。

これで最低ライセンスが100万円以上。気は確かか。彼らは世界の大企業だが、もはや世界市場でビジネスをやる気力も意志もないらしい。田舎のじいちゃん・おばちゃん相手に小銭を稼ぐ気だろう。






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起こるべくして起こるTwitterの「なりすまし」問題
  • (2010-06-02 06:57:37)

商標権を主張する弁護士さんからのメール



先日、私が投稿した記事のある単語に対して弁護士さんからクレームのメールが来た。長い文面の趣旨は「商標登録された商品名が普通名詞かのように使用されている。使用にあたり登録商標の帰属表示」を促す内容。

しかもいつまでに実施するか返信せよ、という内容だった。意外だった。

一般の記事でもソニーやパナソニックに商標表示?



私の商標権に対する理解は他社の登録商標名あるはいそれに類似した商標名を用いた製品名やサービスの販売やそれに類似するビジネスによって、商標権者に対して商業的損失が発生する場合が問題ではなかろうか。

誰でもソニーやパナソニックの社名やWindowsなどの商品名を記事に書く際、文章中のワードの横に登録商標マークを入れて、コメント欄に社名を明記するようなことはないと思う。

自分の記事は商品に販売などとは関係なく健康に関する情報ページ。そもそも普通名詞と思われていたその成分名は大手食品メーカーのテレビCMで有名になったもので、そのCM自体に商標表示はなかった。記憶違いか、と念のため先ほどYouTubeで確認するとやはりない。CM自体も有効成分名としか扱われていない。

これではデジカメ(三洋電機)やボランティア(角川書店)のように事実上一般名詞化していると判断されても仕方ないように思う。

商標権を厳密にプロテクトしたいという趣旨なら、まずは最初のテレビCMで明記すべきだったのではなかろうか、という気持ちもあったが、しかし、商標権者が嫌がるのなら従わざるをえない。私は問題のワードを記事から削除した。

商標権の根底、「なりすまし」の問題



商標権の問題の基本的な考え方はすでにブランドを確立した商品になりすまして、有名ブランドに便乗する「なりすまし」の問題と思う。

仮に有名ブランドの所有者でも、悪意のない、また顧客を奪われるなどビジネス競合の影響のない中立的な記事に対していちいち商標表示を行えと言って回るような会社さんはディズニー社のような例もあるが多くない。また、実際のところ人の口に戸は立てられないもの、実質的な規制手段もない。

あの会社さんは何らかの新しい権利ビジネスを始められたのか、おそらく生活苦に陥った弁護士に乗せられているかもしれない。

Twitterの「なりすまし」問題



ところで、ビジネスに潜在的な影響が大きい「なりすまし」はすでにインターネットではクローズアップされてきている。ドメイン名は悩ましい問題。しかし、もっと手を焼くのが、Twitter。

かるーくどんなアカウントでも取得できるので、有名人や企業名・ブランド名が次々とそのままのアカウント名や類似名での登録が続いている。明示的に明示されたパロディでやっている分はまだ許容できる。

しかし、悪意がある、あるいは直接顧客の争奪を意図した「なりすまし」では顧客の争奪だけでなく、ブランドの失墜という最悪の事態も招きかねない。ブランドにとって大きなリスクである。

Twitter の「なりすまし」

絶望的に非力な対策、でも効果的



記事では4つの対策が提案されている。現実的にこの程度しかできないが、はっきり言って絶望的に非力な対策である。

しかし、この程度でも小さな悪事を働く者はわずか一手間のハードルで意外と悪事を断念するものである。Twitterだけでなくよいメジャーなインターネットサービスは「わずか一手間ハードル」を設ける施策を検討した方がよいだろう。






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htmlページ制作方法は迷走中
  • (2010-05-29 05:26:47)

CMS:帯に短かし、たすきに長し



手書きのhtmlページの制作効率が悪くてさまざまなCMSをトライしているが、どれも「帯に短かし、たすきに長し」状態でぴったりこない。コンテンツを流し込むフレームワーク。「行きつ戻りつ」迷走状態。

ブログはパーツ用ツール



時代はもはや「CMSの時代」と感じたのは数年前。体系的に整備されたWebサイトは家屋やビルディング同様、しょせん似たり寄ったりになる。

建売や賃貸住宅のようにすでにできてるフレームの中にコンテンツを流し込むという考え方はもっともなこと。しかし、よい物件(CMS)を探し出せない。

ブログ系のプラットフォームに関しては完成度が高く使えるツール。だが、新着情報やニュースのような五月雨式情報メディアにはよいがWebサイト全体の構築には不向き。

プロツールは敷居が高い



理想のサイトは自分でゼロ作るものとサイト制作者の御用達Dreamweaverを試用したが、自分には重くて複雑だった。ほとんど機能評価することもなしに1時間もせず断念。

一般人が使用するには複雑過ぎる気もするが、プロが納得する機能を搭載しなければ、あの種のソフトはお金を出して買ってもらえないので、より高機能になるのは仕方ない。

結局、平文・手書き



現在はなんと手書きに戻ってしまった。板前で言えば、フードプロセッサーなどハイテク機器をいろいろ試して、結局使いこなしきれずに「包丁一本」に戻ったような感じがしないでもない。

プロのテンプレート



現在ではプロが制作したhtmlテンプレートが豊富に出回っているし、わずかな金額で購入することもできる。

これらはcssに明るくなくともそれなりに完成度の高いデザインとレイアウトに仕上がっているので、あとはオリジナルな画像やイラストをデザイナーさんに制作してもらえば、案外見栄えも悪くない。

100ページ程度のWebサイトならこちらが断然速い。

手書きの欠点、体系のひずみ



平文htmlページの編集の欠点はコンテンツを継ぎ足していく課程で、全体の体系にひずみが発生しやすいこと。

Webサイト構築時、全体のコンテンツ体系やメニューは当然のことながら本の執筆のように細心の注意を持ってを設計するものの、制作過程で新しいテーマを加えたり・削除したりという要求は当然発生する。すると全ページの体系に影響が及ぶ。

ワードの置換程度なら複数ファイルの一括編集ソフトで比較的楽に更新・コントロールできるが、トップページや多くのページをメニューボタンを新設したり・削除したりという作業が発生する場合はデザインやレイアウトまで影響される。これではプロが制作したテンプレートが壊れるので痛みが大きい。

ビルディングの設計同様、建設事務所がいったん図面を引いたら建設途中の仕様変更はしない、くらいの覚悟があればいいのだが。

生産性&柔軟性&デザイン性



原則、html平文の手書き編集ながら、コンテンツ体系をある程度柔軟に変更可能な方式として現在試しているやり方。

・[CMSimple]:各セクションごとにCMSimpleで生コンテンツ制作。これでダイナミックな階層型セクションコンテンツが制作される。CMSimpleの問題点はHタグの内容をページセパレータかつページタイトルに使用すること(これは利点でもあるが私には苦しい)。そこでこれを静的平文に落とし込む。

・[波乗野郎]:波乗野郎でCMSimpleのコンテンツを静的平文に落とし込む。波乗野郎はダイナミックに生成されるサイトマップや検索ページ、あるいは一部の画像を収集できず取りこぼすことがある。取りこぼした物は手作業で充当。

・[ファイル名変換]:波乗野郎で付けられる数字ファイル名を意味のあるファイル名に変更。「意味のあるファイル名」は自分で考え、手書きでExcel上にてリスト化し、VBAでファイル名変換マクロ(FileCopy)組んでを流す。

Private Sub CommandButton1_Click()

Dim souc As String

Dim dest As String

Dim i As Integer

i = 1

With Worksheets("ファイル名リスト")

Do While .Cells(i, 1) <> ""

souc = "D:\" & .Cells(i, 1)

dest = "D:\" & .Cells(i, 2)

FileCopy souc, dest

i = i + 1

Loop

End With

End Sub

・[MultiReplace]:一括編集ソフトで波乗野郎にて生成した全コンテンツの中のすべてのファイル名を「意味あるファイル名」に一括クロス変換。

・[テンプレート]:CMSimple自体、プロのデザイナーのテンプレートを使用できるが、日本人には違和感のデザインが多いこと、また他のセクションとのデザイン的な統一感が欲しいときなどはCMSimpleにて制作したメニューとコンテンツ部分のみを切り出してターゲットテンプレートに流し込む。

あるセクション内でコンテンツ体系の変更が生じた際は上記課程をはじめからやり直す。

難点はメンテナンス性がイマイチ。

しかしながら、手間がかかるように見えるものの結果的に現時点ではこの方式がもっとも生産性が高く、柔軟性があり、かつデザイン性も両立しているやり方に見える。






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IPやクッキー以外で個人を特定する時代?
  • (2010-05-23 11:55:30)

IPアドレスとクッキー:個人識別の手法



サイト訪問者が同じ人かどうかを識別する手法としてIPアドレスやクッキー(cookie)が利用されている、と私は考えていた。

欧米人は頻繁にクッキーを削除、もしくはブラウザーの終了時に自動的に削除する対策を講じている人が30%いるという調査結果をどこかの記事で読んだ。

ネット上の行動追跡は可能な時代



ログイン以外で個人特定ができればサービス向上に役立てることができることは事実。しかし、余計なお世話である。

銀行のATMでたまたま自分の誕生日にお金を引き出すと「お誕生日おめでとうございます!」などといったチープなメッセージがでればどうだろう?うれしい人はいないどころか不愉快に違いない(こういう銀行が昔存在していた。日本の銀行の先行きが心配されたものである)。

住所や電話番号、クレジットカード番後など個人情報の収集はもちろん、ネット内での消費行動や訪問サイト、政治的傾向などのデータ収集も可能だろう。アメリカ人なら好きそうなことだから実際にそういうプロジェクトも進行しているかもしれない。

クッキー&IPアドレスなしでレコメンデーション



今日、簡単な実験をしてみた。ブラウザーからクッキーを削除しルータを操作してIPアドレスを変更した。これで個人特定はできないと予想した。

そして、amazon.co.jpを訪問するとログインしていないのにパーソナライズ化された「おすすめの商品」が表示されていた。クッキーとIPアドレスを削除しているので、どうやって私の訪問を「私」と認知できるのかとても不思議だった。

amazonの強力なレコメンデーションエンジンにも驚くが、今日は個人特定の技術の進歩に驚かされた。

IPとクッキー以外で個人を特定できる時代



もはやIPやクッキー以外で個人を特定する時代に突入していることを知る。

「クッキー以外で個人特定 ブラウザー」で検索すると『Webブラウザの「指紋」でユーザー特定、行動追跡に利用も』というニュースが山のように様々なサイトで掲載されていた。最近のニュースだ。

それによると個人特定はクッキーではなく、下記のソフトウェアの「設定情報」と「バージョン情報」が利用されている模様。個人識別率は94%。これだけ高ければほぼ「同じ人だろう」という推測の上でレコメンデーションをしてきてもおかしくない。

・OS

・ブラウザ

・プラグインの設定

amazon.co.jpがこの技術で個人特定を行っているかどうか判断しがたい。たとえば、個人端末からWebサーバーまでのルーティング情報なんかも個人特定に利用できるかもしれない。どういう技術で個人特定がされているにせよ、IPやクッキー以外の何らなのワザで高い確率で個人特定を成功させているように思われる。

IPとクッキー、今となっては古典的個人識別子



IPアドレスとクッキー、もはや古典的個人識別子となっていたことを知る。






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