一斉同報メールで学んだこと(7) メール配信数制限の回避方法
- (2011-12-10 07:11:11)
専用サーバで制限のない配信?
頭が痛い問題。メール配信数制限はスパム業者の野放しにしないため処置。組織的なスパム業者には実質的な効果はないにしても、見よう見まねの模倣犯程度のスパム業者には一定の抑止効果が期待できる。
よって歓迎すべきところながら、正常なビジネスにも影響が。これを回避するための方法を考える。
「共用サーバ」は断念し「専用サーバ」にする?
レンタルサーバなら、1台まるまる好きなように運用可能な「専用サーバ」に移行するのも手。
しかし、大方Unixベース、sshで操作?自分には厳しい。月額コストも共用サーバよりよほど割高。また、専用サーバとはいえすべてが自由でないはず。これは次回自分で試したい。
最高の自由度なら自社運営サーバ
とりあえず、一番簡単な選択はこれだろう。
自社運営サーバの構築。
固定IPは安い時代、サーバソフトは概ね無料。
無料のチープなソフトでいいかという問題はあるが、LinuxにしろApacheにしろ最高のサーバソフトはフリーソフトでありプロバイダも概ね無料ソフトで構築しているので問題なかろう。
インストールそれ自体は非常に簡単。設定方法に関しても、インターネットにはいくらでも指南記事や体験談が転がっている。
しかし、目先初期コストの発生はないにしても、セキュリティを考えると自営サーバは問題も大きい。
24時間365日のノーダウンと悪意ある業者のスパム配信の踏み台にされないよう監視体制やメンテナンスの負担は大きい。
XAMPPでクリティカル性が少ない運用なら?
テスト用か重要でないドメイン名で運用し、ときどきダウンしても問題ないレベルの運用ならかなり現実的。
たとえば、一斉同報が必要なときだけ電源を入れて運用することも可能では?
しかも、Windowsベースならなおよし。そこでXAMPP。
XAMPPはアウトボックス型サーバソフト。
クリック一発でインストールが完了するらしい。無料のメールサーバソフトもバンドルされているとのこと。
専用サーバと自社運営サーバ(XAPP)は近いうちに、どこかでテストしたい。
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