★(187) 熟考をやめて行動せよ・・Take time to deliberate, but when the time for action comes, stop thinking and go in.
- (2020-03-15 06:28:50)
ボクらは行動できない動物
ナポレオンのコトバ。または1830年頃の米国大統領だったAndrew Jacksonのコトバ。
英語の名言には、「成功」「失敗」「行動」に関するものが、ものすごく多い。
このブログでも今後繰り返し「行動せよ!」名言を取り上げることになる。
それだけでボクらは、「行動できない動物」ということ。
共感しても、実際に行動できない、これがボクら。
あまりにもバカバカしい実際
ところで、何か行動を起こす際は、まずは熟考して計画を立てる、ところが多くの場合は、いや、多くの場合というより、ほぼすべての場合、現実はあまりにも計画通りに行かないものだ。
たとえば、ボクは今まで3社を起業した。
起業前は「事業計画書」なるものを作成する。
ムダな事業計画書
これがね、考えても考えてもムダなんだな。絶対に事業計画書通りに行かない。
それどころか、ハナから頓挫するのだ。
「挫折」といったレベルではない、何かある程度食い下がって失敗するイメージではない。起業は、実際に始めた途端、あっけないほど軽く「頓挫」するのだ。
起業家は、おおむねバカ
起業は9割が失敗、と言われるがよくわかる。だから、とりあえず起業し、早く頓挫して、そこからが起業の始まりくらいと考えていればちょうどいい。
(だから、最初の起業はおカネをかけていけない、再起するために)
であれば、起業するまでの準備期間、プラン制作はなんだ?ということになる。
ムダとは言わないが、まあ、だいたいムダ。
バカのために追加された「熟考せよ」
ナポレオンが言いたいことは、絶対に「Take time to deliberate」(熟考せよ)ではなく、「stop thinking and go in」(飛び込め!)の方だと思う。
ただ、「stop thinking and go in」とだけ言ったら、本当に何も考えず準備もせず飛び込んで、再起できないくらいの傷を負うバカもいるだろうから、「Take time to deliberate」を付け加えたんじゃないか。
失敗してはじめて具体的なプランができる
失敗したら、現実がわかる、思い知らされる。だから失敗して、現実的で、具体的で、実現性のあるプラン作りが始められる。
Take time to deliberate, but when the time for action comes, stop thinking and go in.
- 熟考せよ、しかし、行動するときが来たら、思考は止めて飛び込め