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  • (2020-07-09 08:39:00)

The reason for going public, in addition to raising capital for the company was to give us some funds ourselves.

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The reason for going public, in addition to raising capital for the company was to give us some funds ourselves. We had put this tremendous money-gathering machine in motion, and it was running at a fantastic rate.


IPO(株式公開)の本音


さらりと書かれているが、ベンチャー企業がIPO(株式公開)を目指す本音の部分。

IPOの目的は会社の資金調達とばかり思われがちだが、実際にやったことがない人が考えがちなこと。


投資者にとってIPO(株式公開)は目標点だが・・・


ベンチャーキャピタルや投資機関にとって、IPOは完全な到達点・目標であり、その時点で活動は概ねクローズし、プロジェクトからEXITする。

しかし、起業家本人にとっては一つの通過点、IPOが不要な起業家も少なくない。

なぜなら、株式公開には会計に関する大量で厳格なペーパーワークが求められるし、本業以外の無関係な部分で規制も制限も増える。

株主が増えれば企業の活動方針に関して、横槍を入れてくる人々も増える、最悪、合法的に乗っ取られるリスクさえ発生する。

このようなリスクや面倒があってもなおIPOを目指す人々の本音は、感覚として今まで理解していなかったので、この発言は私には新鮮だった。

IPOが会社の資金調達と、創業者の利益確保の二つの意味があって、どちらの比率が高いかは、創業者ごとに異なるだろうが、いずれにしてもIPOで舞い込む利益は、まさにマジックだろう。


IPOでとりあえず今までの投資を回収


IPOが成功すれば、創業者は巨額の利益を確保でき、お金の心配から解放され、自分が投資した分の回収が可能となる。

さらに、自分自身、投資家階級に上がることができる。

仮に社会が「資本家」と「労働者」という階層からできているとしたら、資本家の階層に入れたことを意味する。

レイ・クロックは、彼自身もこの段階まで、IPOのこういう意味を理解していなかったかもしれない。結果として、IPOの真意をIPOを行うことで実際に体験したとボクは空想している。


現代資本主義の集金マシン


レイは現代資本主義の「money-gathering machine」(集金マシン)を目撃した。

このマジックを教えてくれたのは、おそらく創業時からの同僚ハリー・ソンボーン。

しかし、わずかこの数年後、そのハリーは、レイとの対立から、その恩恵を充分に受けることなく会社を去ることになる。

人生の皮肉を目撃することになる。

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