★(184) ピザ2枚で足りるチーム・・If you can’t feed a team with two pizzas, it’s too large.
- (2020-03-15 06:28:47)
真のインターネット勝者、Amazon
Amazonの創業者ジェフ・ベゾス氏も自宅のガレージから創業した。
AppleやGoogleのようなシリコンバレーの典型的なIT企業。
ガレージ創業という話だけだと苦労して立ち上げたイメージだが、伝記を読むと金融会社(D.E.ショー)で相当成功しており、起業資金も豊富だったようだ。
ジェフは、創業当時、「ドアの板をデスク代わりに使っていた」とインタビューなどで何度も話しているが、それは美談つくるためのマーケティング。
今のジェフ・ベゾフ氏は、合衆国政府を提訴するくらい威風堂々としているが、創業当時は、このような小手先マーケを使うのか、と微笑ましいくらいだ。
当たり前の話
今時のITベンチャーで、少数先鋭チーム以外の立ち上げ方ってないと思う。
100年前の産業革命では、次の公式で成り立っていた:
「起業」 = 「アイデア+資本+設備+労働者」
しかし、現代のインターネット革命ではこうなった:
「小規模な起業」 = 「アイデア+少人数チーム」
または
「大規模な起業」 = 「アイデア+少人数チーム+資本」
このように、スモールビジネスなら「資本」が不要なのだ。
以前は絶対に欠かせなかった銀行も労働者も不要となった・・・銀行はつぶれるわけだ。
資本の出所も劇的に変化
資本の出所と使い方も劇的に変化した。
今までは銀行からの融資が多かったが、今時のベンチャーは、ベンチャーキャピタルからの投資が主流。
また、その資本の使い道は、昔は「設備投資をするためのオカネ」だったが、今は「世界展開を行うためのマーケティング費用」といった側面が大きい。
スモールがいいのだ!
同じITベンチャーのある創業者のコトバも好き:
There's nothing wrong with staying small. You can do big things with a small team.
具体的に何人?
2枚分のピザって、何人分だろう?
普通に考えて、2人~6人だろう。
ニッチ分野で深くオンリーワンを確立できれば、この人数で全世界マーケットを制覇できる時代、これはシリコンバレーの様々なベンチャー達が実証済み。
If you can’t feed a team with two pizzas, it’s too large.
- ピザ2枚で足りる程度のサイズのチームでなければ、デカすぎ