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★(178) 成功の鍵は、普通のことを立派にやる・・The secret of success is to do the common thing uncommonly well.
  • (2020-03-15 06:28:41)

偉大な人らしい


ロックフェラー・ジュニアのコトバ。

お父さんがスタンダード・オイル社の創業者。

2世は、莫大な資産をもとに事業を金融業や不動産業その他に拡大させた中興の祖的な存在と理解している。いや、詳しくは知らないのだ。

ストラキ中の労働者を射殺させるなど強圧的な態度を見せる一方、自然保護や文化保護に熱意を示し、私費を投じて米国の国立公園設立を促進したとwikiに書かれている。

しかし、このコトバには共感する。


ボクらに新規事業を起業できる余地はない


世界の起業家は、新しい発明や最先端技術で、これまでにない製品・サービスを世の中に送り出す。普通の人間にそんなことができる余地はない。

平均的な我らが起業するとしたら、それまでにあるもの、手の届くモノで勝負するしかない。

だから、凄いビジネスは、ハナからできないと思う・・とボクは感じていた。

その間違いを打ち砕いてくれた事件は、ユナイテッド航空の飛行機の中でだされたコーヒーだった。

もう何年前だろう、この事件の数年後、スターバックスは銀座に初上陸した。


スターバックス先生


当時、日本人の間では米国人を「味盲」と呼ぶバカにいて、ホント、ひどい偏見だと呆れていた。

が、一方で、アメリカ人の飲むコーヒーはまずそうなイメージがボクの中にもあった。

ユナイテッドの飛行機で出された紙コップには「STARBUCKS」と書かれてあった。そして、一口、口にして驚いた。

(なんだ、このおいしさは!)

「STARBUCKS」ロゴをしげしげと眺め、ボクは「スターブックス」と読んだ。

ニューヨークに着くと、街はSTARBUCKSであふれていた。

スターバックス社は、その後、コーヒーというありふれた飲み物で世界的なビジネスを打ち立てていった。

今ではスターバックスのコーヒーはうまいとは思わない、しかし、スターバックスの店内に入ると、居心地の良さは今でも同じだ。

「to do the common thing uncommonly well」を読んだときに脳裏をかすめたものはスターバックスだった。

起業したいと思う人にとって、誰にも負けないくらい「異様に立派」(uncommonly well)にやれる「それ」(the common thing)が決まったとき、起業の可能性は高まる。


The secret of success is to make the proper thing good especially.




The secret of success is to do the common thing uncommonly well.

- 成功の鍵は、普通のことを普通じゃないくらい立派にやるんだよ





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