字数制限のTwitterは文章トレーニングになる


ショートメッセージからスタートしたインターネット世代


昔の高校生は、ポケベルなるもので使いこなしていた。厳しい字数制限があり、彼らはその過程で文章や手紙にありがちな儀礼(「あいさつ」や「結び」)を省くことを学んだと思われる。

さらに本文もワンワードや絵文字(絵文字はポケベルでなくケータイからか?)を多用し、短い字数で、情報や感情をコミュニケーションする能力を学んだと思われる。

つまり、技術的な要因で字数制限がある世界から彼らはスタートした。欧米の若者たちもショートメッセージサービス(SMS)からスタートしている。


「短文化」文化


現在、ポケベルは滅んでしまったが、「短文化」した文化(専門用語では何というか不明ながら、「短文字」文化、「短字数」文化、「単文」文化あたりか)は、その後の若者に綿々と受け継がれ現在に至っていると感じる。

インターネット時代の情報過多という環境もあり、あえて字数制限を設けたTwitterの流行は、「短文化」に拍車をかける。


単文一行でなければ読んでもらえない現実


現在、文章の読み手は「短文化」でないと読んでくれないし、理解されずに次ぎの情報・記事に去っていくので、書き手も「短文化」は意識せずにはいれない。

たとえば、Yahooトピックス(Yahooトップページのニュース欄)は、15字程度でタイトルが張られる。本数は8本。

これが今時のもっとも注目されやすいニュースの提供の仕方と思わざるを得ない。


「商品キャッチフレーズ」化する記事タイトル


つまり、記事でさえもが、少なくともタイトルは、「商品キャッチフレーズ」化したと判断する。


古い時代の人間のトレーニング方法


残念ながら自分はポケベル時代を体験せず、いきなり字数制限のないメールから参入しただけに主題の前後の導入部分から始まる古典的・儀式的な手紙作成術を心得ている方だと思う。

ビジネス文書の場合は、本文も丁寧で不足のない十分な情報の掲載につとめている。

しかし、それでは現在の「商品キャッチフレーズ」化した文化の中では時代遅れである。こういう人間にはTwitterが効果的かもしれない。

Twitterは140字という制限がある。

しかし!オススメは70字以内で書くこと。

これくらい厳しいと「いかに自分が無駄なコトバを使っているか認識できる」というメリットがある。

たとえば、

【一日目の文章】
「昨日はプロバイダーのメールサーバが障害を起こし24時間以上ダウンしました。メールサーバのダウンは数時間は体験がありますがはじめてのことです。メールが使えず昨日は1日、仕事が中途半端でした。今日は2日分、スタッフ総出で根詰めます。」

「昨日はプロバイダーのサーバ障害でメールが24時間以上ダウン。数時間は体験ありますがはじめて。メールが使えず昨日は1日、仕事が中途半端でした。今日は2日分、スタッフ総出で根詰めます。」





  • (2011-08-05 06:23:00)







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