国立J's GARDENのその後
  • (2011-07-13 17:13:43)

2010/03/23

国立市駅から大学通りを南に下ると和風店舗「おはしカフェガスト」がある。以前は「J's GARDEN」という名称でこのレストランには何度か足を運んでいた。

日本のファミレスことファミリーレストランの大手、すかいらーくグループの「レストランすかいらーく国立1号店」がここにオープン以来(1970)、ここはすかいらーくの数ある店舗の中でも特別なお店だったように思う。

牛丼の吉野屋の「築地 吉野屋1号店」は今でも吉野屋にとって特別なお店らしいとのこと。同様にすかいらーく国立店も雰囲気が違っていた。

J's GARDENの閉店

ファミリーレストランが全盛を誇り、そして陳腐になっていく課程で、自然とファミレスから足が遠のいた客は多かった。しかし、J's GARDENはなんとなくおしゃれで居心地のよいお店で私が行ったときはいつもお客さんであふれかえっていた。

J's GARDENは去年閉店した(2009)。このお店の営業業績の問題か、すらいからーくグループの経営上の方針か・・閉店した理由はわからない。ランチのピーク時にはお客さんでにぎわっていただけに残念だった。

マスコミをにぎわせたお家騒動

創業者のお家騒動はマスコミの絶好のネタで新聞や雑誌にいろいろ掲載されていた。日本の外食産業の歴史を刻んだ企業だけに惜しいが、お家騒動も企業の成長・安定・衰退の過程の中で避けがたい現象だろう。

外食産業の記念碑的レストラン

一橋大学の学生さん達は企業の経営や運営に関心がある人が多いと思うが、大学のすぐ近くに外食産業の記念碑的レストランが生きたまま残っていることは幸運なこと。ここに来て飯を食い、コーヒーを飲みワインを飲み外食産業の本質について考えてみるのも生きた勉強だろう。

国立店の雰囲気

昨日久しぶりにJ's GARDENの跡地に来てみたら、和風店舗「おはしカフェガスト」というお店になっていた。内装は変化しているものの店内の基本的なレイアウトは変化がないように思う。

相変わらずここはおしゃれな雰囲気が漂う。「おはしカフェガスト」は「ガスト」とは別物らしい。国立「おはしカフェガスト」では私のような一人客はむしろ少なく国立マダムたちがグループでたむろんでいる光景があちらこちらに見える。

ハイソな街で教育熱心な街だけに集まるお母さん達もハイソなママさんの風情。しかし駐車場を見る限りベビーシート付きのママチャリばかりなのでそこは庶民派のようだ。

変化し続ける外食産業と体型

日替わりランチを注文。ご飯の少なさが印象的だった。高齢者や女性を想定した分量かつメニュー。しかし働き盛りの男性でも現代日本人は日常的にカロリーオーバー気味でむしろ好感が持てる。

レストランサイドもオーバーカロリーはわかっているものの「サービス不足」と思われることを恐れてか、減量に踏み切れないお店が多いように思う。食のトレンドも顧客の体型も変化が続いている。

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