小ビジネス日誌

• (2007-05-10 06:53:57)

定説のないガンの原因だが、有力な説に「ウイルス説」がある。ある種のウイルスに感染すると正常な細胞のDNAの一部が書き換えられ細胞がガン化するというもの。

人体には免疫システムは備わっており通常はそう簡単に感染もしないし感染してもナチュラルキラー細胞(NK細胞)やT細胞などのようなガン抑制細胞の働きで活性化が抑制される。そもそもウイルスに感染することを減らすことが直接的にガン発症のリスクを減らすことになるという考え方がある。

その一つが「鼻呼吸」。

「鼻呼吸」では鼻毛や鼻内部の粘膜がある程度の異物をブロックし細菌やウイルスを除去してくれるが、「口呼吸」では大気中に浮遊する細菌やウイルスはそのまま取込まれ、喉の奥の扁桃腺を直撃したり肺に吸い込まれる。それらは体内に取り込まれやすく取り込まれると白血球などによって無力化されるが、もし残れば体内にさまざまなリスクを抱えることになる。

自分や家族が「口呼吸」していないか、簡単に見分ける方法がテレビを見ているときの顔。ボーッと口が半開きになる人は口呼吸の可能性が高い。

「口呼吸」がガン発症と関連があるかどうかよくわからないが、簡単な生活習慣でガンやその他の病気のリスクが軽減できる可能性があるならやって悪いことはない。