「M&A」提案メールがよく来る
  • (2021-04-23 05:53:16)

M&Aしませんか?


「日本最大級のM&Aプラットフォーム ○○ を運営しております、登録しませんか?」といった内容のメールがよく来る。

繰り返し来るので、うっとしい。


NHKは、M&Aを促進したいようだ


M&Aが流行っているのか?

数年前、たまたまNHKで、サラリーマンが企業を買うという番組を見た。

『所さん!大変ですよ』だったか、検索してみると下記の番組だったと思う。

所さん!大変ですよ 「サラリーマンが突然 夢の社長に!?」(2018年05月24日)


おお、もう3年も前の話か、恐ろしい。

(去年くらいに感じる、このスピード感)

NHKの番組制作の人たちは、会社経営などやったことないだろうから仕方ないが、副業でも会社経営ができそうな軽いノリの編集内容に、視聴者が誤解しそうだな~と危うさを感じだ。

そもそも基盤がしっかりして収益が期待できる会社が、そういうM&Aサイトで一般に公開されるとは思えない、おいしい会社の売買は、内密・個別に進む。

我ら一般庶民の前にでてくる案件は、おおむね、それなりの事情があるものである。

(しかし、そこは、あくまで視聴者の判断)

NHKさんは、たぶん、事業承継・M&Aを国内で促進させたいという意図を持ってこれを放送したと思う。日本の支配者からそういう依頼を受けているのではないか。

悪いことではない。

NHKさんは、事業承継・M&Aに関するネタをニュースなどでも、小さく、しかし、継続的かつ断片的に入れている印象だ。

そのせいかどうかわからないが、世間では、この数年で事業承継・M&Aのメールが増えた。


「貴社に関心あるクライアントがあります」


先日来たメールにはこうあった:

「この度、弊社サービスをご利用いただいているクライアントから、貴サイトの展開している事業へ関心があるとのご相談を受け、是非、譲渡に向けたご案内をさせていただけないかとご連絡差し上げました」

「譲渡に向けた案内?」だなんて、吹き出してしまった。

これは、あれにそっくり。

駅前マンションの郵便受けに、執拗に投函される「マンション売りませんか?あなたのマンションに興味を示しているお客様がおられます。相談無料! ○○不動産」のチラシとウリ二つな勧誘手法ではないか。

小さな企業を運営していると、「世間からはバカにされるもんだ」と時々感じるが、そんなメールの一つ。


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