★(96) 取引では、どいつがバカか探せ・・Always look for the fool in the deal. If you don’t find one, it’s you.
- (2020-03-15 06:27:19)
今日の記事では「取引」「交渉」を同じ意味で使用している。気分で使い分け。
交渉をこう見るのか!?
「あ、米国人は、取引をこんな風に見てるのか!」と私には新鮮だった。
正しくないかもしれないが、ボクはこう解釈した。
取引とは、損するヤツと得するヤツがいる、損するヤツがバカ。取引では誰がバカか確認できななければ、自分が食われているんだよ。
日本人的な発想では、取引や交渉は、双方が得するwin-win型をよしとする。
実際の取引もそういうものが多いし、米国でも同じだろう。しかし、一方で、win-winでない取引も相当多い。
ロックフェラーセンター買収では、バカが際立つ
三菱地所は、1990年にロックフェラーセンタービルを買収した。このときの交渉を取材したドキュメンタリーがNHKで放送されたことがある。タイトルは忘れたが。
交渉に参加した米国側の不動産会社の人と思うが、インタビューで「日本の交渉相手は、まるで赤子のようにウブだった」と笑みを浮かべながら話していた。
我らニッポン人の幼さよ、国際感覚の乏しさよ・・苦々しい記憶として、今でもボクの脳裏に生きている。
Always look for the fool in the deal. If you don’t find one, it’s you.
- 交渉では、どいつがバカか探せ、バカが見いだせないようなら、お前がそれだ