(2021/05/09) 西八王子駅 - めじろ台駅 - 山田駅
- (2021-05-09 17:28:40)
( 廣園寺につきあたる数分前の風景。京王線が丘陵の中を走る姿は田舎の夏を感じさせる風景 )
西八王子駅
初めて降りる駅。静かな町並み。
商業施設らしきものはあまりない住宅街。
線路沿いに西に歩き始める。
比較的、碁盤目状の道路で、交差点では南北の景色が一瞬拡がる。
南は台地状に見えることから、このへんの地形は、線路北側に拡がる浅川(南浅川)に向かって河岸段丘になっているようだ。
10分くらい西に向かって歩き、左折して台地を登る。
さらに西南方面に歩くと、小高い丘陵をさらに登っていく感じで、「万葉公園」に突き当たる。
ここがこの一帯の丘陵の頂上部分で、そして、この辺は一つの稜線になっている感じ。
万葉公園の木陰のベンチでひと休憩して、そこから南に10分ほど歩くと京王線[めじろ台駅]に着く。
めじろ台
この辺は完全に新興住宅街の風情。めじろ台駅を中心に、碁盤目状の道路が走る。
道路幅は比較的広く、東京の新興住宅街の中でも、後発の開発エリアかもしれない。
都心から遠いだけに、住宅もやや大きめに感じるし、嗜好を凝らした住宅も散見される。
過去半世紀、ここには多くの夢を求めて移住してきた若い家族であふれていたことだろう。
子供達の歓声が響く豊かな町並みだっただろうと空想した。
今は静かな町並みである。
山田
今日のプランは、ここからさらに南下し、JR横浜線[八王子みなみ野駅]まで歩く予定だったが、とにかく太陽が強く、暑さで断園した。
気温29度くらいだったとか。ズボンが汗で張り付く。
めじろ台駅から、すでに少し南下していたが、北東に進路を変更して[山田駅]へ向かう。
開発地帯が終わると曲がりくねった道となり、昔ながらの風景に出会う。
( 大きな寺に突き当たる = 廣園寺(こうおんじ)。東京でこんな風景に出会うとやや新鮮。 )
( 梵鐘の下で休憩中。暑さが厳しい日 )
( 今日で一番幸せな時間 )
門は開放されている。立ち入りが許されるのか不明だが、涼を求めて境内に入る。梵鐘の下で休む。
門の横に「創建六百年」のような説明があった。さずがに歴史があるお寺は風格がある。
そして、無数の杉の大木が作り出す静かな空間が心地よい。
ここから山田駅までは、10分程度だった。