ケータイ、ついに年貢の納め時 (4)
- (2023-05-13 09:15:54)
残る問題点
『ソフトバンクユーティリティ』でなんとか電話帳とメールデータは救済できた。
電話帳データは手間がかかるが、とりあえず「vcf」形式に落とせるのでこれで抽出できる。
しかし、メールは一般的なメール形式でのエクスポートが不可能。
このソフトが好きならこのままでかまわないが不満が残る。
ヤフオクの「携帯電話ユーティリティ」
ヤフオクの「携帯電話ユーティリティ」というカテゴリーを見るとなんか使えそうなソフトが複数見つかる。
携帯電話ユーティリティソフトには下記のような商品があった:
「携快電話」「携帯万能」「携帯マスター」
「携帯万能17」
そのうちの「携帯万能17」を落札してみた。
一週間ほどで来た、すぐにインストールした、シリアル番号を求められた。
落札商品にシリアル番号は含まれていなかった。
出品者に確認するとそれが必要だとは知らなかったとのこと。
その人もシリアル番号はもっていない、万事休すである。
シリアル番号が付いている別の商品を別途落札することにした。
時間だけがムダに流れる
また一週間程度の時間がかかることになる。
個人間取引は商品の入手時期は当方にコントロールがないので相手次第。
運がよければ早いが、運が悪ければ遅い、どうかすれば詐欺品をつかまされることもある。
ケータイが突然壊れたのはほぼ1ヶ月前、そこから携帯データ救済のためにちょこちょことしたツールやソフトや代替機などをAmazonで買ったり、ヤフオクで落札したりを繰り返している。
この一連の作業のために集めたツールやソフトなど10点くらいあるだろう。
「携帯万能17」2回目
今度はシリアルナンバーが付いていた、さっそくインストールしてみたが、携帯電話と接続で通信エラー。
ソフトからケータイ端末(105SH)を認識できないようだ。
PCの方では端末を認識している。
デバイスマネージャの「ポート(COMとLPT)」にはCOM11とCOM12で「105SH」と表示される。
「モデム」にも表示される
「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」にも「105SH」が表示されるので、PC側には問題ないように見える。
このソフトは2008年くらいの販売で、対応機器のリストをみると「vodafone」とでて「softbank」ではない。
「J-Phone」がvodafoneの傘下になり、それをsoftbankが買収して現在のsoftbank。
このソフトが販売された頃にはsoftbankのはずだが。
疲労感
この作業を失敗で終えると疲労感を感じた。
仮に今日の作業が成功したとしてもメールデータを取り出せたところであまり意味がない。
なんとなくやりたかったという動機でやってきたが、そもそも目標の重要性が薄いのに失敗を繰り返している現状が疲れる。
「携帯万能」で失敗して気持ちを切り替え、いちおうここで終了とした。
ただ手間暇時間をかけずに(ここが難しいが)、あいた時間で他のユーティリティを試すことにした。
「携快電話ZERO」
ヤフオクで落札した「携快電話ZERO」が来た。
配送はネコポスだったが、ポストに入らず、配達員がドアを開けて手渡してくれた。
ダメモトながら期待半分でインストールすると、やはり通信エラー。
ソフトの動作は最初携帯電話の機種を特定しようとしてエラーしているようだ。
接続をはじめるとケータイ画面にはPINナンバーやパスワード入力を求められるので、最初の通信はできている。
たぶん、ソフトから見ると機種問い合わせコールに対する機種返信の文字列がソフトの機種リスト内に存在しないだけの話ではなかろうか?
機種を手動設定にして試すことにした。
手動設定の機種リストに私の「105SH」はなかった。
SoftBankの機種として提示されるものといえば「J-SH501」など。
これはたぶんSoftBankに買収される前の「J-Phone」の頃の機種。
いつの話だ、2000年代前半じゃないか、絶望的である。
終了済みのアップデート
ソフトをアップデートすれば、もう少し後の時代の機種にも対応しているのか?と考えるが、そのためにはユーザー登録(ソースネクスト社では「エントリー」と書かれていた)しなければならない。
中古ソフト、しかもアップデートを受けるにはユーザー登録が必須、ならば前所有者はエントリー済みだろうと予測される。
絶望的だが、とりあえずやってみたらエントリーできた、今回は運がいいと思ったが、アップデート自体エラーとなる。
アップデータデータの提供が終了していると思われる。
そこを終了するなら「携快電話ZERO」のエントリー自体も終了しておいてよ~と思わないこともない。
むだなエントリーで結局運は良くなかった
「105SH」に近い機種でクリア
再度リストをよく見ればsoftbankには2種類のカテゴリーがあった。
最初のカテゴリーはvodafone系だったが、プルダウンリストに下にもう一つのsoftbankがあり、そこに「911SH」があった。
これは比較的近いだろうと試した、するとOK!
通信できてメールデータもすべてダウンロードでき「.vmg」形式でエクスポート可能だった。
これをスマホ内のメールに取り込むことにしよう、これで約1ヶ月の長い作業がよくやく終わることになる。
・・なんのための作業だったか?意味あったのか?という気持ちはあるが、本件終了。
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