NTT「@ビリング」の怪
- (2022-04-23 10:55:00)
「@ビリング」にロックアウトされて
NTT料金の明細は以前すべて郵送だった。
しかし、webで明細書が確認できる「@ビリング」というサービスができ、私も加入した。
10年くらい前だったかな。
ところがいつの日かパスワードを数回間違えてロックされてしまった。
ロックされたまま
それ以来ログインできなくなり、そのまま放置している。
もう2年か3年・・
ロック解除はおそらしく手間そうに見えるのでやっていない。
NTTさんは完全にルーチン化された役所仕事しかしないお役人様体質に近い。
一字一句間違えてはならない、半角全角の指定さえあって気が遠くなる。
画面を見ただけで絶望感
NTTのネット手続きは結局、書類だし、ムダに個人情報をとるので、バカバカしくなり途中で投げ出したくなる。
これはみずほ銀行のネットバンキング並で、ネット画面を見るだけで絶望感に襲われる。
ここをぐっと我慢して「ここで怒るようでは人間として未熟である、旧ソ連よりマシなはずだ」と自分に言い聞かせて進めることにしているが、まだ未熟である。
ページの構成はジャングル
NTTさんのWebサービスで感じることはユーザーをどのように誘導したいというポリシーが弱すぎる。
あらゆるページに無駄なページへのリンクが無ポリシーで張られており、進んでも進んでも無駄なページに行き、そして戻ってくる。
迷路かジャングルのような導線である。
かのダメダメだった日本郵便のWebでさえ、この数年で、少しよくなってきているが、NTTはまだ時間がかかるようだ、明確なポリシーも持った強いリーダーがいないのだろう。
支払い方法変更
今回、なんとクレジットカードを変更するという作業が発生してしまった。
「@ビリング」の中でできるのではと感じた・・と思うが、解除の手間を考えれば、やる気はない・・とかなんとか苦しんでいるとき、はたと「Webビリング」というサービスがあることを知る。
「Webビリング」って何?
そういえば・・以前、クレジットカード支払に変更したとき、私は「@ビリング」からではなく、別の何かから手続きをやった気がしたような・・とかすかな記憶が蘇ってきた。
調べた、そして驚いた。
似た名称で別のサービス「Webビリング」というものがある。
あれ?同じ電話番号に対して2つの明細表示サービスがあるみたいだ。
「Webビリング」と「@ビリング」と違うの?と思った。
似たサービスを別会社が平行して提供する怪
検索するとこういうことらしい:
「@ビリング」はNTT東日本
のWEB明細サービス → 料金明細の表示
https://www.billing.ntt-east.co.jp/
「Webビリング」はNTTファイナンス
のWEB明細サービス → 料金明細の表示と各種手続き
https://www.ntt-finance.co.jp/billing/index.html
のWEB明細サービス → 料金明細の表示
https://www.billing.ntt-east.co.jp/
「Webビリング」はNTTファイナンス
のWEB明細サービス → 料金明細の表示と各種手続き
https://www.ntt-finance.co.jp/billing/index.html
はっきりいって「@ビリング」は不要では?
な~んにもできない「@ビリング」
ここまで調べてわかったことだが、「@ビリング」は本当に料金明細を表示するだけで、それ以外は何もできないようだ。
たとえば、電話回線の新規申込みとか、支払に使用しているクレジットカードの変更とか。
な~んにもできないのである。
(使用料金の表示だけしかできないサービス・・ロックするほど厳しいセキュリティ必要?必要があるとは思えないが・・)
だから、ロックされても影響は大きくない。
料金はクレジットや銀行から自動引き落としだし、結果としてそれらの明細で月々の金額はわかる。
不要というより有害では?
いやいや、どんなワナが隠されているか、天下のNTT様が、ムダに2つのサービスを展開するはずがない、理由があるはずであるが、調べてみたがわからなかった。
下記のような記載:
毎月のご利用料金等のお客さまへの請求はNTTファイナンス
ご請求金額はNTTファイナンス提供の「Webビリング」よりご確認ください
ご請求金額はNTTファイナンス提供の「Webビリング」よりご確認ください
・・やはり「@ビリング」は不要なようだ、少なくとも自分の場合。
もしかしたら何らかの事情で「@ビリング」しかサービスに加入できない人もいるのかもしれない。
しかし、仮に似たようなサービスで似た名称のサービスをムダに複数立ち上げていれば、ユーザーを迷わせるだけでムダというより有害である。
大企業さんのネットサービスはヤバい会社多い
みずほい銀行と同じくらいヤバいネットサービスに感動した2時間であった。
中の人が無能というわけでなく、組織的にデッドロックしているのではないだろうか。
これが日本の今の現実か。
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