[10年目のWordPress] ・・ここまでやってWordPressの感想
- (2022-04-10 09:30:53)
WordPressの完成度の高さ
少し利用してみて、機能の多彩さに驚いた、完成度は高い。
そして、後方互換性、下位互換性という思想が優れていると感じた。
WordPressの思想に感心している
2003年にリリースされたこのCMSは20年の長い年月進化しつづけていると同時に、進化しても互換性が非常によく維持されていることに驚く。
この20年、人類史に残るIT革命時代の劇的な変化を吸収しつつ互換性を比較的よく維持して生き残っている、なんという耐久力、一貫性・・継続性と開発に対する驚くべき衰えなき執念を感じる。
まったく敬意に値する製品である。
またビジネスモデルにも驚かされる。
無償なのにビジネスモデルが成立している?
ユーザーには一貫して無償で提供されている。
そのことが世界中でユーザーを獲得する原動力になっていると思われるが、一方で開発者側にとってなんらかの収益性がなければ継続は不可能なはず。
それができていることに驚く。
オープンソース開発プロジェクトの成功事例
どういうビジネスモデルで開発団体が運営されているのかよくわからないが、収益化ができているのだろう。
オープンソース開発プロジェクトの成功事例として歴史に残るのではないか。
ボクの感想
使って感じたメリット:
(1) 汎用性、情報量
(2) 最初の設計思想の凄さ・・四部構成(本体・データベース・テーマ・プラグイン)に責任範囲を切り分けることで、広範囲にボランティア開発者を集めている、またそれら個別の開発製品の切れ目がない統合化が見事である
スティーブ・ジョブズの「iPhoneプロジェクト」と似た成功と構想の巨大さを感じさせる。
好きでない点:
(1) データベースの設計であまりにも広範囲に「投稿ID」を付与する設計、やり過ぎ感