Win10の感想
- (2020-06-14 06:54:01)
使用頻度が高くなったWin10
購入した動画編集ソフトが64bit版で、またWin10付属のアプリを使うために、会社ではWin10を使うことが多くなった。
慣れてくるとWin7-Win10の差はあまり意識しなくなる。
普通に使えている。
昔は多少詳しく知りたかったが
Win10はボクには高層建築物のように複雑で知らないことが多い。
たとえば、XPの頃はOSを「隅々まで知りたい」という気持ちがあった。
実際、ある程度知っていたので、やりたいことがすぐにできるし、軽快だった。
XPの設計思想はセキュリティはあなり考慮されていない、効率的に動作することがメインだった。だから合理的だったしシンプルだった。
セキュリティとはシンプルなことを複雑にし、簡単なこと難解にすること。
セキュリティ重視設計
しかし、セキュリティ重視の設計となると、合理性とは逆の動作が求められる、つまり、複雑で煩雑になる。
Win7になって厳しくなったが、Win10はさらに強化され、そして、今でも強化が進行中だ。
仕方ないことではある。
合理性と非合理性の微妙な妥協点が今のWin10だろう。
多機能化しているWin10
Win10はセキュリティの強化だけでなく、広範囲な新機能も盛り込まれて、複雑怪奇なモンスターのように見える。
不要な機能が多すぎる。「隅々まで知りたい」という意欲もない。
Win10との関わり方は高層建築物のように自分が働く階の働く事務所のことだけ知っていればよい。
屋上に行きたいとか、地下室を見たいとか、上下水道の配管がどうの、空調のダクトがどうの、そんなことは知る必要もないし、知りたくもない。
知らないことだらけだし、知りたいという気持ちもない。それに愛着もない。
偶然一時的に働いている事務所みたいな感じで、転職すればすぐにお別れという感じの付き合い方。
常に監視されている
ネットワークモニターで観察すると、ボクのWin10は常時シンガポールのどこかのサーバにリンクを張っていることがわかる。
何のデータを流し続けているのかわからない。
が、紐につながれたペットのような状態だ。キーロガーのように、その気になれば、ユーザーのすべての入力内容も取得できるだろう。
何のアプリを使い、何も読み、何を書き・・もすべて把握できる時代だ。しかも監視者はAIだ、漏れなく解析されてしまう。
今後、自動車は「コネクティッド・カー」になるそうだが、PCはすでに「コネクティッド端末」化していた。
AIに管理され監視される未来はすでに来ている。
中国共産党の人民監視体制よりはマシだろうが、息苦しい。
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