ヤマト運輸B2クラウドへの強制移行
半年前から「送り状発行システムB2」(ソフトウェア版)の起動時に「2018年10月31日 B2終了」という画面が表示されるようになった。


終了期限10月31日に、本当に実施されるか?


「送り状発行システムB2」の単体ソフトウェア版をなくし「B2クラウド」へ統合するというもの。

この画面には、「今すぐ移行する」ボタンか「閉じる」ボタンがあり、どちらかを押さない限り抜け出せない。

「単体ソフト版B2 はなくす!」宣言されたからには、我ら下々のB2ユーザーには、選択の余地はない。

当社もしぶしぶ引越テストなどしている。

しかし、ずばり、B2クラウドに、移行するだけのメリットもモチベーションもはないというのが、本音である。

このように既存のB2ユーザーをクラウドへ強要中のヤマト運輸さんだが、まあ、10月31日の終了は無理だろう。ユーザーは、なかなか保守的である。


混乱のため延期ではなかろうか?


本当に10月31日でもって、アナウンス通り、きちんと単体ソフト版B2を動作しないようにしたら、日本中で混乱が発生するだろう。

大きな会社さんは別として、個人事業主や当社のような小規模企業には、IT担当者はいない。わずかな移行作業もハードルは高い。

そこで思うのだが、今回も、技術的に移行できないユーザーや、やる意志がないユーザーなどから、いろいろな不満がでて、「延期します」というアナウンスを準備していると予想している。

今までのヤマト運輸のやり方は、優柔不断で、アナウンスとやることが違う事例は、それなりに見てきた。


ユーザーメリットはあるか?


なぜヤマトさんは、単体ソフト版を廃棄したいのか、おそらくサポートコストの削減と思うが、本当のところはわからない。

クラウド版は、ブラウザーベースのインタフェースになる場合が多い。B2クラウドもブラウザベースである。

PCを所有しないユーザーでも使えるし、専用ソフトのインストールも不要だし、ユーザーの裾野を広げるメリットは大きいだろう。

しかし、ある程度のヘビーユーザーだと、ちょっと使いにくい。

他のプログラムで自動化して使うことになると思うが、その部分の開発は各ユーザーで負担することになる。ヤマトさんにとっては痛くもかかゆくもない話。

しかし、ユーザー側のメリットは?

既存の、ほぼすべてのB2ユーザーには実質的メリットはないと思う。

中にはメリットのある人もいるのかな? 少なくとも当社にはメリットは全然ない。

それどころか、顧客の個人情報をクラウド、つまりインターネットに露出したサーバに置くわけだから、情報漏洩が心配だ。


個人情報の漏洩リスク


個人情報が漏洩し、責任問題が発生した際は、ヤマト運輸さんには、ぜひ逃げないで欲しいと願うばかりだ。

ヤマト運輸・法務部の先生方が、万全の抜け道を契約書内に準備しているだろうし、氏名・住所・電話番号・メールアドレス程度は、漏れても問題ないという考え方かもしれない。

本音はわからない。クラウド推進派は、その程度が怖いならクラウドなんかやれないという気持ちは、たしかにあるだろう。


・・・とそんなわけで、単体ソフト版を使いたいユーザーには、何のメリットもないクラウド版への強制移行、不満はあるが、下々の我々は従うしかない。慎ましく準備しつつ見守っている。


気づいたこと


※移行準備中で気づいたこと

・ブラウザは、IEを使用のこと
 はじめFireFoxでやっていたが、ハングアップする、細かい設定ができないなどのトラブルが散見される。

・夜中から午前7時まで使えない
 クラウドやインターネットの便利さは24時間・365日使えることだが、夜中は使えないそうだ。



  • (2018-10-29 13:16:17)
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