ハンバーガーボタンを捨てる
- (2018-10-13 17:40:50)
ハンバーガーボタンの流行
いつの日からか、Googleさんが、ハンバーガーボタンをサービスページに全体的に取り入れたものだから、過去数年、スマホにはハンバーガーボタンを付けることが主流となっている。
自分も今年6月くらいから、管理しているサイトのページに付けてみた。数ヶ月経過して、今ひとつ無意味に思うようになった。
ばかばかしい体験
とくにショックだったことは、iPhoneで見たとき、私のハンバーガーは開きっぱなしだったことを昨日偶然知ったこと。
これは、自分のJavascriptのコーディングのミスであって、ハンバーガーの問題ではないが、この時点で「つまらんボタンを捨てよう!」と気持ちが切り替わった。
iPhoneは、Apple製品にしてはよくできているが好きではない。
しかし、日本には相当数のAppleユーザーがいるので、避けるわけにもいかず、6年くらい前にwebページ確認のためにiPodを購入した。
使わないので4年くらい前から行方不明だったが、最近、偶然出てきたので、久しぶりに自分が制作したwebページを見てみたら、なんと、ハンバーガーが開きっぱなしだった。
ハンバーガーボタンはダメだ
古い iOS なので、今時の iPhoneなら違った挙動になっているかもしれないが、どちらにしても「ハンバーガーボタンは、もうやめよう」と思った。
なぜハンバーガーはダメなのか?
(1) わざわざワンクリック(ワンタップ)して、中身を確認しなければならないムダ、常時表示されているメニューの方がよい
(2) スペースを取りすぎる
(3) Googleの方針はいつ変化するか不明、そのうちGoogleも捨てると思う、そうなるとハンバーガー自体、古くさいイメージになる
あるべき姿
Webページ制作の基本的なスタンスとして、柔軟で、オリジナリティがあり、汎用性を保つデザインは、流行り廃りに同調しないこと。
★自分がよいと思うデザインで
★あくまでもシンプルに作る
これに限ると思う。
Javacsriptなどは、入れない方がよい。
きわどい CSSも使わない方がよい。
きわどいデザインは、デザイナーさんに画像で制作してもおう。
制作のプロは、最先端技術や流行り・廃りを取り入れて、ページデザインをきわどく、こねくり回す方が、仕事になるだろう。カネも稼げる。
が、私の仕事はページ制作ではないので、一度制作したら手をかけずに長期間、放置できることが重要、シンプルで汎用性が一番重要。
webページの構成
ページは下記三要素で構成される:
(1) タイトル
(2) 本文
(3) イメージ(写真・画像・動画)
ページの目的により、各要素の重要性の配分比率は違ってくる。たとえば、写真一枚で圧倒的なイメージを伝えられるなら本文などは吹き飛ぶ。
逆にイメージを必要としない、テキストデータだけでよい記事も多い。
大多数のページに共通して言えることは「タイトルが一番重要」ということ。
本文は、多くの場合、読まれないし、イメージは場合によって重要であるが、タイトルを補完する装飾でしかない場合も多いから。
webページ全体のデザインの重要性は、フォント・デザインと同じく本質ではない。印象の違い程度の差である。
その販売物に、競合との本質的差がなければ、見た目の印象程度でも、選択の分かれ目になるが、そんな製品は、そもそも売っても仕方ない。
ダメ男に高額な衣装を着せても、どこかでボロがでる。関わらない方がよい、本質的に重要な部分に投資すべき。
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