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(SSDで高速化) 素人には手間だが、効果は抜群
  • (2012-12-30 07:10:58)
20年くらい前から、駆動型ハードディスクはすべて半導体メモリーで置換されると言われていた。予想より20年くらい遅いが、ようやく半導体系ディスクの一般普及がはじまっている(2012/12/27 小平探検隊)

[補足2012/01/10]
タイトルに「効果は抜群」と書いたが、6台くらいのPCにSSDを入れてみた結果、起動は速くなるが、通常の速度が「抜群」に速くなるかどうかは意見が分かれるか。それほど体感できないなら苦労してSSDを入れる必要はない。すごくよいメリットは音がしないこと。

実際に速くなるSSD


CPUを交換しても体感速度はおおむねそう変化がない。メモリも不足していたら極端に遅くなるが、不足していないPCに継ぎ足しても何ら変化がない。

しかし、現状一般的なPCのボトルネックはCPUやメモリではなくHDDにある場合が多いのでSSDなら交換すればたいてい速く感じる。しかも「凄く速く感じる」

欠点もいっぱい


SSDは交換時劇的な体験をさせてくれるが、時間とともに遅くなるらしい。SSDの本体であるフラッシュメモリーはまとまったサイズのデータを一気に削除する仕様らしく(それが「フラッシュ」の由来か)。

少しのデータを削除するときも、周辺まで削除するので削除しすぎた分を書き込むというプロセスが別途入る。SSDの容量の半分くらい使うとこのプロセスが頻繁に発生するようになり遅くなる。

しかし、交換直後に「速くなる」体験が重要である。システムは第一印象が大切だから、最初に感動してもらえさえすればよい。そして、ボクも感動したクチだった。今では所有するすべてのPCをSSDに交換中だ。

寿命もあるそうで


しかし、SSDは一定回数の読み書きを行うと素子が劣化して使えなくなるそうだ。ある日突然、爆発するのか、それとも次第に不良セクタが増加していくのか、たいていの使い方では10年くらいかかるそうで、そこまで使用することはないだろう。

AMDのボードにIntel SSDを入れるのはリスク高い?


一昨日からIntel SDD 330を入れようと、かなりはまっている。

・MiniTool Partition Wizard Home EditionなどでHDDをイメージをそのままコピーしてSDDに交換したが、OS立ち上がらず。HDDの容量がSSDより大きいが、それが問題だろうか。

・このソフトでWin7PCのHDDパーティション構成をみた
  → PQSERVICE 18GB(リカバリ用?)
  → SYSTEM RESERVED 100MB(ブートローダーのようなもの?)
  → Cドライブ
  → Dドライブ

  (1)SYSTEM とCドライブをDISK COPY → 立ち上がらない(今から思えば、SATAポートを入れ替えるだけでなく、SSDをActiveにして、ドライブレターを「C:」にしていれば立ち上がったかも。HDDはケーブルを抜いておかないとダメか最悪SSDのデータを壊す可能があるかも?)
  (2)丸々コピー。SSD120GB、HDD320GBで途中と途切れるが問題ないと予想していたが → 立ち上がらない
  (3)あきらめてIntel Data Migration Softwareを使用(このPCでは動作したが、別のHPのPCでは動作しなかった)
  ※HPのPC(Dc5700)ではIntel Data Migration SoftwareとAlaign Toolが動作せず。ソフトを起動するとリブートしてそのままブラックアウトする。Alaign Toolもかけるとおかしくなる。

・Intel社が提供しているIntel Data Migration Software(tih_s_japanese_build_14135.exe)でやるがSSDドライブを認識できない。BIOSやOSでは認識できているのになぜ?HDDの容量がSSDより大きいが、それが問題だろうか。

・HDDの大きめのパーティションを削除してやるとMigration Software が動いた。偶然かもしれないが再現テストはしない。なお、Intel Data Migration SoftwareはAcronis社製のディスクユーティリティ

・Intel SSD Toolboxを起動すると「SDDと通信できない」なんたらというエラーで強制終了する。IDEドライバーの代わりにAHCIドライバーをいれないとダメなのかと繰り返しているうちにできるようになった。原因不明。

AHCIドライバーが入ったのかも不明、少なくともBIOSの変更項目にAHCIは出てこない。ADMのチップセットにIntelのSSDを入れるのは問題やバグがあるような意見も。

・Intel SSD ToolboxはSSDのファームを自動更新してくれることと、Win7から実装されたTrimコマンドを実施してくれるらしい(Intel SSD Optimizer)。Trimコマンドとは不要なファイルを暇なときに完全消去するコマンドらしい。

HDDではデータ削除は実際の磁気データの削除ではなくアドレスの削除なのでデータ自体は残る。フラッシュメモリーではこの消去が相当にボトルネックになるらしく暇なときに掃除しようというコンセプト。

Win7はOSがやってくれるのだろか。Intel SSD ToolboxはTrimコマンドが実装されていないXPも含めて明示的に最適化してくれる。

・Intelのマニュアルによると、XPの場合、最後にAcronis Align Toolを流してアライメント調整せよとか書かれている。SSDとHDDのデータのスタートアドレスが数ビットズレているらしい。この原因は不明だが、ズレているためにセクターをまたいで読み書きするケースが発生するらしくムダに時間をロスするとのこと。原理はよくわからないがソフトがやってくれるのでやりたい。

XPもSSDにしたいが、AHCIドライバの入れ方がわからない


世の中には凄い人たちがいっぱいいて、すでにこの情報はネット内にあふれている。先達さんたちの情報を頼りに、

・「IDE→AHCI変更ツール」というツールを開発してくれている方がおられる。感謝してダウンロード。

・PCのチップセット用のAHCIドライバーをインストール。これがよくわからないが、自分のPCのチップセット対応のXP対応版で、かつ最新版をダウンロードすればよいらしい(?)
インテルなら → http://downloadcenter.intel.com/Default.aspx?lang=jpn

何台かやったが、BIOSにAHCI項目が出てくるPCはなく、たぶん、まだ成功していないようだ。しかし、AHCIモードにあえてしなくても良さそうだが。

小さなサイズのデータの読み書きで大きな速度差が出るという記事を読んだが(たとえば、CrystalDiskMarkでテストすると4kbのランダムリード/ライトで差が出る)、4kbのデータで速かったり遅かったりしても、小さすぎて時間差は感じないだろう。そういう小さいデータを無数に処理するアプリを使用しているなら別だが、自分の環境では大差ない気がする。

SSDは導入環境がまた時期尚早?


時期尚早なのか、PCの対応体制がまだ整っていない印象。そもそもSSDといっても、やっていることはメモリーへのネイティブな読み書きではなく、HDDを前提とした読み書きのエミュレーションだろう。

OSレベルでネイティブにSSDに対応するまでにはWindows10あたり?HDDやチップセットのドライバも標準でサポートされていないと、チップセットへのドライバーインストールなんて時間が足りない。

機会いじりが楽しい人にはそれが楽しいといえば楽しいのだが・・・

インテルのダウンロードセンターを活用


今回こんなサイトがあることを初めて知った。活用したいような、時間食い虫のような・・・

http://downloadcenter.intel.com/Default.aspx?lang=jpn

SSDよりRAM DISK


SDDで「爆速」なんて書いている人もいるが、大げさだ。SSDも速いが、RAM DISKの方が10倍くらい高速だ。ただし、RAM DISKはデータが消えるので、今後しばらく、最速のPCを追求するなら、

RAM DISK + SSDの安全かつ高度な運用がベスト。

?廃棄も大変SSD
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?SSDインストールで悪夢
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