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案外壊れやすいのかSSD、全滅リスクを体験
  • (2013-01-07 06:51:06)
なんだかんだでこの年末年始はSSD遊びではまった。最後はSSDに故障まで体験できて、SSD三昧のお正月休暇は終了(2013/01/06 小平探検隊)

もうすぐ壊れるかも?の判定が難しいSSD


今まで壊れていくHDDを何度か見てきた。HDDの故障はわかりやすい。が、SSDは経験がないぶん、よくわからない。しかも突然全滅する可能性が高そう。

HDDの場合、故障にはいろいろなパターンがあるが、ディスクがガリガリと音を出すなど物理的にわかりやすいものが多い。

あるいは少しずつ不良セクターが増えたり、BIOSがエラー警告を発したりと、比較的、予兆が出てから次第に悪くなるものが多いようだ。

そのため予兆の段階で、データ救済が可能な場合が多い。しかし、SSDはそうはいかないかも。

予兆なしで突然全滅するSSD


SSDはフラッシュメモリーとコントローラーの基盤から作られている。コントローラーが破損すれば当然データアクセスは不可能になる。即全滅である。

フラッシュメモリーの素子が一部破損したらどうなるのだろう?HDDディスクのように不良セクタとして回避してもらえるような話は聞かないので、全滅するのではなかろうか。

フラッシュメモリーに残ったデータは救済できるのか?


HDDはディスクの表面に残る磁気を読み取ることで、分解されたHDDでもある程度のデータ救済が技術的に可能とされているが、SSDが壊れたとき、フラッシュメモリーに残ったデータは救済できるのだろうか?

検索すれば、SSDやUSBメモリの復元・復旧業者の広告が出てくる、ある程度データ救済は可能かなんだろう。逆に可能なら、どうやって廃棄すればよいのか、HDD同様、廃棄にも気を遣う必要があることがわかる。

今回の障害:認識されなくなったSSD


最初の接続では元気に動作していた。事情によりフォーマットをかけてみた。クイックフォーマットにすればよかったのだが、MBRなどもすべて消してみたかったので、「完全フォーマット」でやってみた。

数時間かかった。途中、50%くらい進行したところを確認したが、あとは放置しておいて帰ってきたら完了してた。このあと、このSSDは認識されなくなった。

USB接続しても、SATA接続しても、BIOSレベルから認識されない。OSからも認識されない。他のSSDは大丈夫なので物理的に破損していると判断した。

SSDの場合、完全フォーマットは意味がないというより、全エリアに「0」を書き込んでしまう(ゼロフィル)のでメモリー素子の書き換え限界分から1回分消費し、かつTrimでその0をわざわざ消す必要があるのでパフォーマンスを逆に悪くすることになるとは後で知った。

(※翌日補足:しかし、Win7のフォーマットではSSDを検出するとOSが勝手にゼロフィルではなくTrimを実施するという意見もある。ただし、AHCIモードでないとやらないという記事もああり、よくわからない。?廃棄も大変SSD)

しかし、いずれにしてもフォーマットで壊れるはずはないと思うが、現実にどうにも復旧できないので故障と判断した。完全フォーマットが一つの景気になったか、電源のON/OFFでも逝ってしまいそうな感じはする。要はUSBメモリの壊れ方と似ている。

セキュリティ上リスクが高いSSD


大切なデータは入っていなかったが、もし入っていたらセキュリティ上の配慮から修理にも出せない。

見られてよいデータの場合でも、仮にSSD自体修理可能でもデータは戻ってこない可能性があることを思うと、これもSSDのリスクとして認識した。勉強させてもらうことになった。

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