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Quick.Cms.Liteを試す
  • (2009-12-17 06:02:22)
東欧はしばらくスマートソフトの要注意地帯

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CMSのデータはMySQLやSQLiteなどのデータベースで管理するものが主流だが、小さなコンテンツには、いかんせん大げさすぎる。プレインテキストで管理できるCMSとしてQuick.Cms.Liteを試す。

ポーランドの製品だそうで、東欧から生まれるスマートなソフトウェアは今時の時代の流れのようだ。

Quick.Cmsにはフリーの「Quick.Cms.Lite」のほか、「Quick.Cms」「Quick.Cms.Ext」がある。コンセプトは同じながら機能に差がある。

さて、フリーバージョンで、しかもうれしいことに日本語化されたバージョン(OpenSolution日本ユーザー会)がすでに存在していた。今回は日本語バージョンを試させてもらった。

ダウンロード->解凍->自社WEBサイトにアップロード

これでデモページが動き出す。10分程度の作業。文字通り「QUICK」。

ユーザーが作成するコンテンツは次のテキストファイルに格納される設計となっている:

・コンテンツ本体(本文)の収納ファイル

 /db/pages_ext.php

・ページ構造を記述するファイル

 /db/pages.php

ページの構造や階層、順位を示す記号として「$」が使用されている。

【利点】

・数十ページ程度のWEBページなら、とにかくスピーディに階層的WEBページが作成可能。大機能化しているIBMホームページビルダーで、超簡単なWEBページを制作する人も多いが、超簡単ホームページなら、ホームページビルダーよりこちらの方が楽ではなかろうか。

・htmlを知らなくてもオンラインで管理画面からサイト全体の構造の変更やページの生成・整理が可能なこと。親ページや子ページのひも付け・関連づけなどもグラフィカルに設定できるので初心者におすすめのCMS。

・ブログのような時系列コンテンツでなく整理された階層型コンテンツに向いている。

・ページごとにメタタグの「keywords」「description」を変更できる(CMSとしては珍しい?)のでSEO的に気合いを入れたいユーザーにはグッドなオプション。

・複数言語で展開が前提の設計なので、多数の言語で展開したいサイトのプラットフォームとして有利。

【不便な点】

・ユーザー作成のコンテンツが、コンテンツファイルとページ構造ファイルに分離されている点は、柔軟な階層化のために技術的に理解できるが、せっかくのシンプルさが犠牲になっており惜しいようにも思う。

分けるのならSQLiteなどで効率化した方がいいかも。しかし、そもそもノンデータベースがウリにもなっているので悩ましいろこと。好みが分けれよう。

・やはり、現状デザイン・バリエーションに乏しいテンプレートが難点になるだろうか。レイアウトやデザインを変更したいユーザーの最初のハードルを高くしているように感じる。






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