あしたも生えてくる、明日葉(あしたば)
  • (2007-05-06 18:38:51)

ネーミングがステキ。摘んでも摘んでも、明日にはまた葉が生えてくるということから命名された植物。これを聞いたとき肝臓を連想した。

神の国から火を盗んことでゼウスの怒りをかったプロメテウスは岩に縛られ、昼間大鷲(ワシ)に肝臓を食べられるが、一夜すると元に戻るというギリシャ神話は本来プロメテウスの苦痛を語るための場面だが、しかし現在では肝臓の再生能力の高さを示す例として世界中で語り継がれる肝臓伝説となっている。実際のところ半部くらい失ってもヒトの肝臓は数ヶ月で再生らしい。

ところで明日葉に限らず再生能力が強い植物には一般的に何かしらの「スゴイ成分」が含まれている例は多いよう。

明日葉にはヒトの神経細胞を増加させるNGFが含まれるという宝酒造のニュースリリースに。細胞分裂で細胞を新生させるものはすべてアンチエイジングのキーワード。直接的には脳細胞が破壊され脳が萎縮する難病アルツハイマー型痴呆症への応用として研究されているよう。

明日葉を思う存分、食べられる八丈島の方々が羨ましい・・・

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