- (2013-03-20 07:05:09)
数ヶ月に1回程度発行したいプレスリリース(2013/03/20)
重要な情報は人から入ってくる
知っている企業や製品・サービス関連なら目がとまることがあるが、知らない企業の知らない製品やサービスに対して本文に目を通すマスコミ関係者はいない。ボクがマスコミの人間なら、追っているテーマはリリースからではなく人から入ってくると予想する。
プレスリリースはゴミ情報のベルトコンベア
まるで価値のない情報を速射砲のように発信し続ける企業ばかりの昨今、プレスリリースは巨大なゴミの山、止めどもなく流れるゴミのベルトコンベア。しかも企業の意図的な情報が盛り込まれた情報。知らない会社のプレスリリースを丹念に読んでニュースソースにしようなんていう記者が存在するはずもないという気がするが、どうだろうか。
プレスリリースの利用価値はニュースサイトからのリンク
一方、企業側からすれば、Googleに対する「活動ビーコン」として利用価値は残されている。ニュースサイトからのリンクをもらえることが唯一のメリットと感じている。リンクには「rel="nofollow"」属性が付けられてGoolgeは評価対象にしないと言う人がいるがホント?
(1)多くのニュースサイトはrel=nofollowを付加していない
(2)ネガティブフラッグが付けられていても評価対象になっている
根拠はないが、経験的にrel=nofollowがあってもGoogleの評価対象になっている考えている。
ただしリンクに大きなSEO的効果は期待できない
信頼性の高いサイトからの良質なバックリンク(被リンク)が多いことがそのサイトの社会的評価という仮説のもと、Googleはそれを絶対視してきたわけだが、それは以前の話。リンクを売買する商売が生まれて評価項目としてバックリンクは加重比率は軽減され、リンクの評価優先順位は下がった。
今まで最強のSEOブースターだったバックリンク信仰はパンダアップデートで瓦解しそして今後のアップデートでもこの傾向は続く。
リンクをもらっても大きなSEO的な効果は期待できない。
でも、続けた方がよいプレスリリース
かといってバックリンク自体の価値がゼロになることはない。評価項目の平均的な評価項目に下がっただけ。評価対象が非常に多くなってきているので、各評価項目のバランスも気にする時代に来ている。
逆に一部に突出した評価や歪なバランスはどこかおかしい。たとえば、カネでバックリンクを購入する行為はだいたい突然かつ急激にバックリンクが増加するわけで、しかもバックリンクのリンク元はリンクファームだったりする。
あるいは個人のブログでも、バックリンクを数多く排出しており限りなくリンクファームに近い様相を呈しているもの。
ネット内やSNSではほとんど話題に上がらないのにバックリンクだけが増える現象はどうみてもおかしい。一部に突出した評価や歪なバランスは健全なサイトとは言い難いケースがほとんどだろう。
健全なサイトは多くの評価項目でバランスよく立ち上がっていくことを考えるとニュースサイトから、たまにもらうバックリンクは健全な企業活動に見える。
プレスリリース配信代行会社さんを時々変える
当社の場合、数社のニュースサイトに取り上げられれば充分。リリース自体に力がないのにマスコミ4,000媒体に配信とかやっているプレスリリース配信代行会社さんを使うメリットはあまり感じない。実質的にプレスリリース・スパムにもなりかねない。というわけで安価な配信会社さんを利用している。そして時々変更するようにしている。おもしろいことは掲載されるニュースサイトが、違うこと。事情は不明だが、配信会社さんごとに得意とする媒体があるのだろうか。