- (2012-11-14 10:14:11)
どこからかメルマガが来て何気なしちらっとみたら気になる内容。
「モバイルサイトの表示スピードに不満を持ったユーザーのうち26.8%のユーザーはその『企業自体』から買わなくなる」(2012 Compuware Corporation)
なんか違和感があって原文を探してみるとそれらしき記事が slideshare にあった。この記事からの引用だろうか。
Mobile Site Performance Impacts Business Results
If dissatisfied with website performance ? 49.3% of tablet & 40.3% of smartphone users are unlikely to visit the site again ? 33.1% of tablet & 26.8% of smartphone users are less likely to purchase from that company(http://www.slideshare.net/compuware/complexity-at-the-edge-how-to-maximize-the-mobile-opportunity-in-china)
(「モバイルサイトのパフォーマンスがビジネスに与えるインパクト」
サイトのパフォーマンスに不満があるとスマホユーザーの40%が、そのサイトを再度訪れたくない、27%がその会社から何か買いたくない)
「Site Performance」は「操作性」や「わかりやすさ」などもあり「表示スピード」とは限らないと思うが、表示スピードは重要な要素だろう。
40%が再度訪れたくないとしている割にはわずか27%が買いたくないというのもどう解釈してよいのか、解釈は分かれそう。
メルマガの結論は「Webサイト事業者様が、急速に表示スピードに注意を向け始めて」いるというもの。
「Webサイトの表示スピードを、6秒短縮するだけで、売上が74%も向上するという事実」とも書かれていた。
何かの間違いだろう。
(極端な事例を出してこれがデフォルトみたいな誘導い見える)
価格競争で泥沼に陥っている企業に、今度は表示スピードの泥沼競争をしようと呼びかける内容だった。
ブランドを確立しない商材の宿命はいつも厳しい。
実に厳しい。