セキュリティ・ソフトは微妙
- (2018-06-06 17:18:01)
セキュリティソフトでも防げない攻撃
犯罪目的で侵入したり悪さをするソフトを仕掛ける人々なら、世界中で出回っているセキュリティソフトはたいていテストした上で、それらのソフトをすり抜けるものを仕掛けてくるだろう。
だから、セキュリティソフトを入れたところで、ムダのようにも時々思う。
高度な攻撃者は一般人など狙わない
しかし、そういう高度な攻撃をする人々は限定的だし高度な攻撃であればあるほど、ターゲットはさらに限定的になるはず。
なぜなら、攻撃は手の内を世界の人々に明かすことになるわけで、そんな高度な攻撃を、どうでもよい不特定多数の一般人に向けるわけがない。
スキルが低い無数の攻撃者
一方で攻撃者の大多数はそれほどのスキルがなく、闇マーケットでカネを出して仕入れた攻撃用キットなどで攻撃してくる。
手の内が知られた時代遅れの攻撃キットでも、セキュリティソフトを入れていないデバイスなら、案外やられてしまうリスクがある。
これが恐ろしい。限られた高度な攻撃者と違って、おもしろ半分、遊び感覚で攻撃してくる人々のボリュームは高度攻撃者の比ではないだろうから。
飽きずに次から次へと新しいチャレンジャーがでてきて、何重にも攻撃の波がやってくれば、いつかはまぐれで、開いた穴に入り込む玉もあるかもしれない。
入れざるを得ない事情
だから、セキュリティソフトは高度攻撃には無駄であるにも関わらず、こういうスキルの低い大多数の攻撃者から守るために、やはりセキュリティソフトは入れざるを得ない。
常時インターネットにさらしても簡単には感染しない
ところで、私の自宅にあるPCの一台は常時インターネットに接続していながら、セキュリティソフトを入れていない。
もう何年も経過しているが、ウイルスなどに感染したことはない。
感染しているかどうかの判断は実は難しいことだが、セキュリティソフトを入れて、スキャンしてみて感染が発見されなければ、一応、少なくともすでに世の中に知られているウイルスなどには感染していないと見ている。
(しかし、実際はバックドアなど仕掛けられているかもしれないので、時々、OSから入れ直すことも多い)
感染しない理由はネットに直接接続しているわけでなくルータが間にあるからではと考えている。
我が家のルータのログを見ると、ポート番号を変化させながら短時間に繰り返しアクセスする通信記録がたまに残されている。
侵入可能なポートをスキャンしている何らかの攻撃ではないかと思ったりするが、判断のしようがない。
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