「ゆうびん 再配達」ページがしびれる
- (2018-05-16 09:41:19)
かなりひどい入力画面
日本郵便の再配達依頼ページ。これがなかなかしびれる作りなので記録。
https://trackings.post.japanpost.jp/delivery/deli/
民間企業なら追跡番号と再配達希望日の最短2情報で完了すると思う。
しかし、日本郵便は 6個の質問を準備しており、一つとして省くことが許されない:
(1) 郵便番号 (追跡番号に入れてほしい)
(2) 追跡番号
(3) 不在票の投函日 (追跡番号に入れてほしい)
(4) 郵便物種類番号 (追跡番号に入れてほしい)
(5) 配達先
(6) 配達希望日
意味が薄いのにユーザーに負担をかける質問項目
この中で一番わかりにくいのが「(4) 郵便物種類番号」。
実際のページを見ると「追跡番号(お問い合わせ番号) Notice Number」と「お知らせ番号 Notice Number」というセクションに分かれていて、選択肢は30程度、自分の郵便物がどれなのか、さっぱりわからない。
不在票には配達員さんが郵便物種類番号 を手書きで記入してくれているが、私のものは「D3」(後で判明したが、不在票も数種類あってまちがった不在票が使われたようだ。「03」かもしれない。手書き文字なので解釈に幅あり)。
不在票には「D3」の解説がないので意味は不明。一方、ネットの方はこういう記号でなく「定形外」とか「書留」など。「D3」がなんなのか、照合もできない。
仕方ないので郵便物種類は「不明」という選択肢を選ぶと、事務所への転送などできなくなるなど制限がかかるようだ。
郵便物種類によって、配達方法に制限が発生するのだろう。そのために設定された項目と推測されるが、こういう情報はユーザーに入力させるべきでない・・
(なんでユーザーにやらせるのか、意味がわからない)
追跡番号に入れておけばユーザー負担を軽減するし間違えないので結果的にサービス側にもメリットあり。
意味がない質問はお互いムダでは?
ついでに「郵便番号」や「不在票が投函された日」がなぜ必要かの不明。何に使うの?
我ら下々の民が理解できない理由があるのなら、それはそれでかわないので、日本郵便さんの方で追跡番号に入れればよいのにと思う。いろいろ事情ありなんだろう。
(後日談、2020年頃) 久しぶりに再配達ページを利用したら、なんと、上記の問題が、かなり解決されており、腰を抜かした。宿便のように頭が硬直化したお役人のシステムとバカにしていたが、まだ生きている人もいたようだ。日本にはまだ希望が残されていた。ところで、住所の「半角・全角規制」、これもついでに緩和してほしい。どっちでもいいだろう、システムで変換すれば、と思う。制限の意味がわからない。
(後日談、2023年1月) 久しぶりに再配達ページを利用したら、なんと上記の問題はほぼ解決していた。日本郵便もついに覚醒しはじめたのだろうか?とにかく歓迎したい。
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