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引越に伴うヤマトB2の移行作業
  • (2017-10-19 17:22:00)
(追記)ここにある問題以外に、引越の翌月、請求書が3通になるトラブルも発覚した。その後は2ヶ月にわたり、請求書は2通に分かれていた(Webと紙ベースの請求書)。
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ヤマト運輸の「送り状発行ソフトB2」(ソフト版)を利用している。

事務所移転に関して、ヤマト運輸の担当ドライバーさんには2週間前、新旧住所、切り替え日時を伝え、新しい営業所さんが、スムーズに引き継げるよう「必要な手続きをお願いします」と書面にて伝えた。

ヤマト運輸内で、どのような手続きがあるか不明だが、それは彼らの仕事、これだけ伝えれば充分だろうと考えていたが、はまっている。


営業所コードが昔のまま


B2にて伝票を打ち出すと集荷した営業店コードが記載される。これはヤマト運輸内で、どこの営業店の売上かを把握するためのものと思われる。

新営業所の担当ドライバーに伝えるも、何をどうして良いのか知らないという。B2のサポートセンターに問い合わせると「顧客IDを新しい営業所に伝えよ」と指示された。

顧客IDと営業所コードを紐付けする作業は各営業所備え付けのPCにて行われてと。これを2回ほど伝えたが、ドライバーは理解できない。

それどころか、センター長なる人から「ヤマト・ビジネス・メンバーズ」のサポートに電話して移転手続きを行って欲しいと依頼された。

電話すると、ここは「B2クラウド版」のセンター、「ソフト版B2」は対応不可と言われた。彼らのための手続きをやっているのに、たらい回しだ。

面倒なので、このままでもいいか?集荷はしてくれるので、当社には何ら問題はない。


B2「請求書コード」欄が昔の電話番号のまま


B2ソフトには「請求書コード」なる欄が存在する。これは名称からして、ヤマト運輸が毎月、各顧客に課金するため顧客識別コードと思われる。

ここは旧事務所の電話番号が付けられている。私がアサインした記憶がないので、ここもヤマト運輸内で適当に振られたコードと思われる。

ここも変更しないと当社に対して正しい課金ができない可能性があるが、自分で変更することはできないので、彼らまかせで放置している。


一週間かけてセンター移行


一週間かけて、ようやくドライバーさんが顧客IDとセンターコードの紐付け作業をやってくれた。今朝、荷物を届けてくれたついでに「昨夜やりましたから、おそらく今日から大丈夫」と言われた。

内心、ありがたいと思うと同時に、この程度の操作に一週間もかけなくても、とも感じた。


新しい問題、コレクトが利用不可に


上記のドライバーさんの言葉通り、本日、B2を起動すると発店センターコードは変更され、請求先コードも予想通りに変更されていたが、問題があった。

『宅急便コレクト』『コンパクト コレクト』サービスが利用不可になっていた。

利用契約が解除されている感じ。B2画面では「このサービスは別途契約が必要です」とある。B2へのコレクト分の荷物の登録ができない。

今度はこれか。


コレクト再利用のための手続きがバカ過ぎる


サポートに電話すると、コレクトはヤマトフィナンシャルに電話せよ、と言われ、電話すると変更手続きは可能だが「システム反映まで3~4日かかる」と。

顧客コードを入れなおすだけの操作に、なぜ3日も4日もかかるか聞きたいが、電話対応している若い女性に訴えても、何の進展も解決もしないだろうとあきらめた。

本当は今すぐにでも反映できるしょう、という気持ち。


顧客のビジネスが止まっても関係ないヤマトフィナンシャル


3日・4日、コレクトでの配送ができないことになった。当社にはビジネスへの影響もある。顧客への迷惑をどのように最小限にするか対策を練る。

平行して、ヤマト運輸の営業に連絡し「一日でも変更を早めさせるようプレッシャーを掛けて欲しい」と依頼した。「グループ会社ではありますが、別会社なので・・・」と腰が引けた返事だった。

もしも、当社がAmazonだったら、この問題、彼らは雷に打たれたように対応してくれるだろうが、中小企業への対応はこの程度だ。


(追記)
結果的に、この書き換えは当日中に実施された。営業さんが動いてくれたか、それとも日頃から当日変更なのに「3~4日かかる」ととりあえず脅しておくスタイルなのか。


根本問題


コレクトが利用不可になった問題は根本的に、同じ顧客なのにセンターコードの変更で契約内容がリセットされる部分だろう。

事務所が移転して、契約内容リセットか、どんな事情があるのかわからない。


動脈硬化ヤマトフィナンシャル


今日の対応で、一年前のヤマトフィナンシャルさんとのミーティングを思い出した。ヤマトフィナンシャルのクレジット決済サービスの利用を検討した。

テストIDでテストすると、突っ込みどころ満載、かゆいところにまったく手が届かない素人っぽいシステムだった。

たとえば、入力文字コードの柔軟性のなさは運用上問題を感じた。システムが誤動作しないためあえて制限をかけているそうだ。マジですか?

最大の不満は画面遷移だった。あまりにもウンコだったため「普通に考えてもこの画面はムダでしょう、ナシにできないですか?」という指摘に対してエンジニアは同調していた。

少なくとも現場のエンジニアレベルなら、決済完了までに"ワンクリックでも少なくする"ことの意味は理解されていると感じた。

ネット企業が、この部分にどれだけの投資をしているか、Amazonにいたっては10年以上に及ぶ訴訟さえやってクリック数を下げる投資をした。

なのに、クリックボタンどころか、ムダにあえてページ数まで増やすの?どうでもよいムダなページはただただ自分たちの保身・プロテクトのためだけだろう。

彼らの言い分は「既存顧客が5万社以上あるので」いまさら何も動かせないと説明していた。


レトロリーグ


Amazonは数週間おきに管理画面の内容を変更、しかも、かなりの部分、顧客への事前アナウンスなしで行っている。

改良は常に行われるし、それを前提にシステムを構築することが、IT分野では今時の世界的な潮流と思う。

しかし、確かに変化しないことがよいとする会社さんも多い。ヤマトフィナンシャルさんはそういう企業同士が理解し合える日本の古き良き時代の企業さんと理解すればわかりやすい。


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