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「e転居」郵便物の転送サービス、複雑すぎる
  • (2010-09-13 06:48:58)

引越申請


NTTのWEB申請でひっくり返ったので、郵便物の転居届けは郵便局に出向くかとよほど案じたが、やはり郵便局に出向く時間が惜しくてWEBで申請してみた。

NTTの電話回線は請求書の送り先登録番号にかければ本人かその家族といった人間がでるので、本人確認がしやいす。

しかし、郵便物の転送届けは第三者の悪意による届け出で犯罪にも利用される可能性があるので、本人確認が難しいと感じている。

日本郵便のインターネット転居届け「e転居」はケータイとPC用メールアドレス(ケータイのメルアドは不可)の2種類のアクセス媒体を求められる。

PCでWEB申請を行うと途中メールが送られてくるので、そこのURLをクリックして申請を継続する。これが1回目の本人確認。

WEB申請が完了するとPC画面にリアルタイムに受付コードが大きく表示される。ここからはケータイでの操作。

画面に案内されている番号に電話するとIVR(音声自動応答)が、受付コードを入力するように案内するので、先ほどの受付コードをプッシュする。

プッシュするタイミングが微妙にわからなくて突然切られるトラブルがあったが2回目に成功。

ここでのミソは固定電話での操作が許されないこと。

おそらく発信者通知拒否をしているユーザーを想定した措置と思われる。これも本人確認に役立つのでケータイ番号の提供と申請者本人の紐付けが2回目の本人確認。CTIによる認証ははじめて。


感想



・操作の複雑さ:
一般的な人には操作が複雑過ぎる。現状ではスムーズにオペレーションできる人はむしろ少ないような。何%くらいの人が、転居届けを「e転居」でやっているのか気になる。10%程度か?

・セキュリティ:
メルアドは捨てアド、ケータイはレンタルケータイなら、どうなんだろう。当然世の中、完全なセキュリティなんてものは存在しないがやや不安。固定電話で本人情報を特定した方がセキュリティはまだ上がるような気もする。

やや手間はかかるがオペレーターにコールバックしてもらい、本人と移転内容の確認をするくらいのワンアクションを噛ませれば犯罪率は半減するように感じる。

ひょっとして後日、配達員が何か配達する際、「転居されるそうですが、本当ですか?」なんて聞いて回るシステムであればかなり強固なセキュリティになる。しかし、コストが・・・

・総合:
一方で、オペレーターを一切介在しないでシステムを構築しよう心意気にはやる気が感じられる。





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