電話移転、無意味なWEB申請
- (2010-09-13 05:59:51)
フォーム最適化という考え方
引越に伴いNTT回線の移設依頼をWEBから申し込んだ。WEBフォームには細部に渡って書き込むところがある。
彼らのフォームでは住所などの記述に半角英数字を認めず、それを入れるとエラーとなる。何度もダメ出しを受けながら前進。
メールアドレスの入れ方も@マークの前後で分けさせるなどNTTさんの都合優先が感じられるフォームだった。メールアドレスは辞書登録しているユーザーも多いだろう。
ユーザビリティやエントリーフォーム・オプティマイゼーション(フォーム最適化)という考え方は薄い。
電話で復唱させられ全項目
数時間後、NTTから電話が来た。
「お名前をフルネームでお願いします」と言われて唖然とした。フルネームは「漢字」だけでなく「カナカナ」で書き送ったはず。だから、折り返しの電話をくれているとばかり思っていた。
言われるままにフルネームを復唱。
「では現在ご住所を省略せずにお願いします」
「それはWEBに書き込んだし、引っ越し先も回線工事希望日も書いたはずですが、手元にないのですか?」
素朴な質問がわく。何のためにWEBで申し込んだのかわからない。
結局、住所も引越先も引越日も引っ越したい内容もすべて最初から復唱させられた。電話帳掲載の希望有無も104番号案内の公開希望の有無もWEBで申し込んでいたが、再度電話で質問された。
もしや本人確認のため電話での復唱が必要ということなら、そもそもWEB申請は何のために?
オペレーターさんには「規則だからお願いします」と言われるだけである。オペレーターは自分の仕事をしているだけだ。
116での長電話を避けたいためのWEB申請がダブル申請となっている。お役所文化は健在のようだ。
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