< | >

オープンソースのビジネス
  • (2009-01-17 17:57:17)
私にはLinuxはハードルが高いが、事情によりLinuxのテストサーバーを社内で設置することになった。

インターネット関連のサーバー機能はプロバイダーやレンタルサーバーベンダーのサービスに依存した方がどれだけ負担がなく経済効果が高いか比較するまでもないが、試せないソフトがあって渋々Linux DVDを購入してきた。

パラパラとページをめくるとインターネット関連サーバーソフトの充実ぶりには驚かされる。ディストリビューションはCentOS。明日CentOSをインストールする。

Linuxは人類の英知。これだけの製品開発をもし企業が予算を組んでやるとしたら?・・・大企業でも厳しい。世界中の数万人?(数十万人?)の開発者による継続的な開発、数千万人のユーザーによる検証。バグ出しの規模だけ考えても凄すぎるの一言。

しかし、これだけの製品が限りなく無料で入手できることに驚く。オープンソースはビジネスとして考えるときソフトウェア開発者にとってどうなんだろうか?

自分が生み出した製品も限りなくタダで配布される。製品は消耗されず劣化せず永遠。オープンソースに限らずソフトウェアビジネスとは本当に厳しいものだ。

世界最大の検索サービス会社グーグルはとっても技術オリエンティッドな会社なのに、彼らはソフトウェアビジネスには見向きもせず完全に「広告会社」に徹している。そして、わずか数年で世界最大の広告会社へと急成長した。

世界最大にして最強のソフトウェア開発会社Microsoft社は去年Yahoo買収で派手な攻防戦を演じた。Microsoft社は「ソフトウェア開発」vs「広告ビジネス」いうビジネスモデルの優劣について思うところがあったのかもしれない。








<< 「おてがる通販」とACCESS< | >90年代ブームとなったLinuxのハードルは高かった >>
search
layout
admin

[▲page top]