文章の掟:人のサガ、さりげない自慢話は時間食い虫
- (2010-12-30 19:13:44)
相対的な自慢話
「今まで10社以上のホスティングサーバーのプロバイダーを利用してきたが、こんな何もできないプロバイダーは初めてだ」
NTT系列某プロバイダーのあまえりにもガチガチお役所的な仕事のやり方に腹が立ってこんなことをシステム関連のブログに書きかけた。
そのプロバイダーがクソでアホで傲慢で、時代遅れかという主張を展開するにあたり、根拠の一つとして相対的に「経験豊かな自分」を登場させている・・・実に情けない。
人は自分を飾りたがる
自分のことだからわずかなスキルや経験を最大限に引き延ばして美化して表現しなければならないので、自然、力が入る。
しかし、実際多くの場合、大したことないものをあれこれ装飾したところで、くたびれたババアの厚化粧同様、見苦しいだけの文章になる。
すると、理性なんかももたげてきて、読者が抱く印象などを考慮する。「ちょっと書きすぎか?」なんて反省し出すと、もういけません。行きつつ戻りつつ・・・時間はない!というのだ。
自己を語りたがる者
自分のことを書いてはいけない。
自己を語りたがる者は未熟者と心得よ。
語らなくとも文章はその人そのもの。
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